融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■天候
05/10(水) 16:00現在 快晴 気温2.5℃ 西南西の風 平均風速3.2m/s
■周辺状況
先週末までの降雨で周囲の雪は急速に溶けました。
8日朝は降雪し室堂平でもうっすら積もりましたが、昼頃より天気が回復しはじめすぐに溶けました。
今週は好天が続いており、本日も朝から快晴のお天気となりました。
日中は日差しも強く、実際の気温より暑く感じられます。
金曜まで比較的好天が続き、週末はまた崩れる予報となっています。
室堂の気温は-8℃~10℃前後です。
5/15の日の出は04:44頃、日の入りは18:51頃です。
登山道の状況
■登山道
一の越から雄山までの稜線は雪が消えました。
朝晩寒い日は凍ることもありますが、降雪直後でない限りは基本夏道でピッケルアイゼンも不要です。
稜線縦走の場合はまだ雪がついているところもありますのでアイゼンピッケルが必要になります。
室堂から一の越や、室堂山、剱御前小舎までの道などは山腹にはまだ雪が多く、ピッケルまでは必要に感じませんがアイゼン推奨です。
また、あまり踏み抜きもないので足跡があるルートを辿る場合はワカン、スノーシューは不要です。
みくりが池温泉から雷鳥荘までの道は一部夏道が出始めています。
4,5月は入山届の提出義務化期間です。室堂ターミナルにて提出してください。
●スキー、スノーボード、登山を行う方へ
この時期の状況をよく理解している経験者、またはガイドとの同行をお勧めします。
雪崩などのリスクについて、周辺では特別ロープを張るなどの指示はしておりません。
各自が現場での見極めになります。
●立山一帯では、登山者及びスキーヤーは 入山届の提出と雪崩ビーコンの 携帯が必要です。
詳細はこちら! http://toyamaken-sotaikyo.jp
http://chubu.env.go.jp/nagano/to_2015/post_11.html
登山装備
立山室堂は完全に雪山です。
スキー、スノーボード、登山の方は春山残雪期の装備が必要です。
日中天気がいい日と朝晩の風が強い日で寒暖差が激しいです。
稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、ウェアは、雨・風雪にしっかり耐えられるレベルが必要。
紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。
観光の方も、それなりの装備が必要です。
雪や寒さ、濡れに対処するため防寒具、雨具、手袋や暖かい帽子、防水の靴(長靴、トレッキングシューズ)などが必要です。
雪の照り返しから目を守るため、サングラスも絶対必要です。
駅ターミナルから室堂山荘は、雪の上を歩きます。
ターミナル前広場には看板がありますし、ルート上に竹ポールを刺してありますが、濃霧等天候によってはルートが不明瞭なこともあります。その際はお電話にてお問い合わせ下さい。徒歩でお迎えに上がります。
注意点
■天気が安定せず時間ごとに目まぐるしく変わります。
下界ではすっかり春ですが、北アルプスは天気が悪いと真冬に戻ります。
山に入るときは事前に行動予定日の天気をご確認下さい。
山に登る方はアイゼン、ピッケル必携です。
■アルペンルート
2023年度の営業期間は、4月15日(土)~11月30日(木)
https://www.alpen-route.com/index.php
お知らせ
■室堂山荘
電話 076-463-1228
室堂山荘HP、Twitter
http://www.murodou.co.jp/
https://twitter.com/murodousansou
■宿泊には予約が必要です
当山荘空室状況は立山室堂山荘ホームページに記載してありますのでご確認下さい。
昨年の今頃の様子は?
室堂は完全雪山。荒天時トレース消失もあり。登山者やスキーは 入山届提出+雪崩ビーコン携帯が必要2023.04.26
融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11
融雪進むも登山にはアイゼンやピッケルの用意を。サングラスは観光でも必要。植生保護に留意2023.06.01
立山室堂山荘周辺の過去の様子
立山室堂山荘
- 現地連絡先:
- 076-463-1228
- 電話番号:
- 076-463-1228
- 連絡先住所:
- 〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂