尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。
天気・気温
山と周辺の状況
ビジターセンターがオープンした5月上旬と比べると、尾瀬ヶ原はだいぶ様子が変わってきました。下ノ大堀川ビュースポットでは、
ミズバショウ
ミズバショウ
の白い仏炎苞はほぼ見られなくなりました。変わって湿原は草が生えてきて、緑色へと変わりつつあります。
また、湿原の周囲を囲むダケカンバやシラカバは芽吹きがどんどん進んでいて、葉が大きくなってきています。
現在、湿原では
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
が多く咲いています。また、
リュウキンカ
リュウキンカ
、ズミなども見られます。
林内では、
サンカヨウ
サンカヨウ
、
オオカメノキ
オオカメノキ
、クロモジなどの花が咲いています。
尾瀬ではまだ営業を開始していない施設や閉鎖している施設があります。
お出かけの際には、2023(令和5)年尾瀬シーズンについての確認をお願い致します。
https://oze-fnd.or.jp/archives/152252/
※クマに注意
5月27日(土)12:20頃、ヨッピ吊り橋付近にて、登山者とツキノワグマとの事故(軽傷)が発生しました。
クマに遭遇しないために、クマに出会ってしまったらの対処法を以下にまとめましたので、ご確認ください。
https://oze-fnd.or.jp/archives/154706/
登山道の状況
尾瀬ヶ原は、すでに残雪は消えています。鳩待峠~尾瀬ヶ原も、残雪はありません。
山ノ鼻周辺の木道の様子です。木道が壊れている箇所がありますのでお気をつけてお越しください。
長沢新道(富士見峠~竜宮十字路)は、まだ残雪があります。傾斜が緩やかですが歩行には十分ご注意ください。
アヤメ平から八木沢については、雪はすでに消えていました。
アヤメ平でも緑のじゅうたんにかわってきました。
注意点
★ツキノワグマに御注意ください。
尾瀬内でのツキノワグマ目撃情報が多数寄せられています。遅い時間に山小屋に到着される方、下山される方がクマに遭遇する事例が多いです。早朝・夕方はクマの活動時間であるため、遭遇する危険性が高くなります。
もともと尾瀬はツキノワグマの生息地です。尾瀬を散策する時には、クマの生息地を訪れるということを忘れず、安全に尾瀬を楽しんでいただくため、クマに遭遇しないための次の行動を心がけてください。
・行動時はクマ鈴など音が出る物を身につけて人間の存在をアピールする。
・食べ物を木道などに落としたり捨てたり放置したりしない。
・早朝や夕方はクマの活動時間であるため特に注意する。
・クマを見かけても騒がず、静かに速やかに立ち去る。
・クマを見かけても写真などを撮って刺激しない。
・子グマの近くには親グマが必ずいるので特に注意する。
お知らせ
■尾瀬Instagram投稿キャンペーン実施中!
キャンペーン期間中に尾瀬国立公園内で撮影した写真を「#尾瀬フォト2023」をつけて投稿してください。
とっておきの写真をお待ちしております!
https://oze-fnd.or.jp/archives/153304/
昨年の今頃の様子は?
尾瀬ヶ原では、ミズバショウは、ほぼ終了しました。湿原は少しずつ緑色になってきました。2023.06.07
梅雨に入り、森林の緑も一層、濃くなってきました。雨上がりの尾瀬ヶ原は植物がみず々しく新鮮です2023.06.15
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7/1より至仏山は登山解禁となりました。一方、研究見本園はツキノワグマ対策で一時閉鎖2023.07.07
ニッコウキスゲの花数が多くなってきました。多く見られるのは大堀橋の先あたりです。2023.07.14
山の鼻ビジターセンター周辺の過去の様子
山の鼻ビジターセンター
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