涸沢はまだ雪山。装備油断禁物(涸沢まででも軽アイゼンの用意を、サングラス必須)
天気・気温
山と周辺の状況
■天候
6/14 12時半ころ 晴れ間あったり高曇りだったり、時々小雨 気温10℃くらいはあります。風はありません。
稜線は見えている所と見えないところがあります。
6/10前後の天候状況
気温 朝3~10℃ 日中10~20℃
日の出 04:40頃
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に陽が当たるモルゲンロートが楽しめます。
■自然
涸沢カールの融雪は進み雪解けしたところもありますが、テントサイトはほぼ雪の上です
涸沢のヤブ立ちが少し緑となり芽吹きはじめています。
登山道の状況
■登山道
以下は6/1の状況ですが、6/14現在もほとんど変化ありません
・横尾~本谷 雪はありません
・本谷~涸沢 本谷橋を渡り、夏道沿いに上がって下さい。Sガレ下部付近からは雪上です。
本谷橋を架かっています。Sガレ下部からは雪道となります。お気をつけてお越しください。
天候により氷が出たり固くなったりします。
※本谷上部 涸沢直下が雪の急斜面となります。特に下りでは軽アイゼン推奨
・涸沢は一面雪です。
稜線へのルートは夏道ではありません。トレースがまだ残っていますが、雪の状況も天候により変わりやすく、残っているトレースよりも現状を判断して安全なところを各自見極めて登る時期となります。
落石に注意、雪崩に注意が必要な時期です
・涸沢から上最新情報を小屋などで得て下さい
前爪のあるアイゼンとピッケルが必要です。ヘルメット推奨
登山装備
3000m級山岳の雪山装備が基本です。
積雪のある登山に適した防水性が高く、アイゼン装着可能な登山靴
雪山用のウエア(インナー、アウターともに)、手袋や帽子なども必要
保温性の良い衣類の上に、防風防雪となる冬用の上着(シェル)が必要
紫外線が強くサングラスは必須 日焼け止めクリームやリップも用意しましょう。
・涸沢までの装備
軽アイゼン(下りが心配な方は爪が多い方が良いです)、ストックが必要 ※技術力にもよりますが安心材料です
・涸沢より上の装備
前爪のあるアイゼン、ピッケルが必要
・テント泊は雪山での装備が必要
注意点
■入山には、最新情報を得てください。
登山届を出しましょう。
■山麓と涸沢の気温差に注意。
涸沢はまだ降雪のある時期です。
日中太陽が出ると気温が上がりますが、紫外線は強烈です。
お知らせ
■涸沢ヒュッテ
http://www.karasawa-hyutte.com/
・SNS
https://www.facebook.com/karasawahyutte/
現地電話 090-9002-2534(営業期間中)
東京事務所 03-3211-1023
■2023年の営業
2023年4月27日(木)~11月4日(土)宿泊まで
宿泊利用は完全予約制
・予約
ご宿泊希望日の前月同日朝8時よりヒュッテ直通電話(090-9002-2534)にて受付(19時まで)
(例 6月6日に宿泊希望の方→5月6日朝8時より予約可能)
※ただし4月27日(木)~5月25日(木)の宿泊予約のみ4月25日(火)の朝8時から予約開始。
予約開始時間、夕食準備時等電話の繋がりにくい場合があります。承知おきください。
テントサイトは予約不要
・ヒュッテ営業、宿泊、利用については詳細は以下を参照下さい
ヒュッテ利用の際には必ずご一読下さい
https://karasawa-hyutte.com/inn/
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涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子
涸沢ヒュッテ
- 現地連絡先:
- 090-9002-2534
- 電話番号:
- 03-3211-1023
- 連絡先住所:
- 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F