涸沢はまだ残雪があります。天候が悪化しても対応できる装備で入山を!高山植物咲き始め
天気・気温
山と周辺の状況
■天候
6/23 朝から霧雨 ひんやりしています。
6/22 雨
6/17頃の天候状況
気温 朝3~10℃ 日中12~22℃
日の出 04:40頃
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に陽が当たるモルゲンロートが楽しめます。
※このところ天候が良かったり、悪かったりと不安定です。
■自然
横尾~本谷 融雪し雪はありません。花が目を楽しませてくれます。
涸沢カールの融雪は進み雪解けしたところもあります。
涸沢のヤブ立ちが始まり、雪解けが早く日当たりの良いところでシナノキンバが咲き始めました。
ナナカマド
ナナカマド
も咲き始め
テントサイトは探せば雪の上を避けることができる状況です
登山道の状況
■登山道
雨で融雪が進んでいます。
※7月前の現在、涸沢にはたっぷり残雪があります
上高地から見ると岳沢の融雪が進んでいるため、涸沢も無雪期同様と思われがちです。
涸沢には残雪があり、涸沢までも沢筋のルートでは雪の上を歩くコースです。万全の装備でお願いします。
・横尾~本谷 雪はありません
・本谷~涸沢 本谷橋を渡り、夏道沿いに上がって下さい。
青ガレ上部から所々雪が出てきます。踏み抜きなどにご注意ください。
Sガレ付近からはヒュッテまで雪上です。
天候により氷が出たり固くなったりします。
※本谷上部 涸沢直下が雪の急斜面となります。特に下りでは軽アイゼン推奨
・バリエーションコース パノラマ上(お花畑) ほぼ一面雪
・バリエーションコース パノラマ下コース(徳沢~屏風のコル~涸沢)
残雪があるため閉鎖しております。横尾経由でお越しください。
・涸沢から上最新情報を小屋などで得て下さい(ヘルメット推奨)
※山と渓谷オンライン「穂高岳山荘」の情報も参照下さい(山と渓谷オンライン付加情報)
登山装備
3000m級山岳の残雪に対応できる装備が基本です。
積雪のある登山に適した防水性の高い靴が必要
紫外線が強くサングラスは必須 日焼け止めクリームやリップも用意しましょう。
このところ天候が安定しないため、悪い条件にも対応できる装備でお越しください。
・涸沢までの装備
軽アイゼン(下りが心配な方は爪が多い方が良いです)、ストックが必要 ※技術力にもよりますが安心材料です
・涸沢より上の装備
アイゼン、ピッケルが必要
・テント泊は雪上での装備が必要
注意点
■入山には、最新情報を得てください。
登山届を出しましょう。
■山麓と涸沢の気温差に注意。
涸沢はまだまだ残雪があります
日中太陽が出ると気温が上がりますが、紫外線は強烈です。
お知らせ
■涸沢ヒュッテ
http://www.karasawa-hyutte.com/
・SNS
https://www.facebook.com/karasawahyutte/
現地電話 090-9002-2534(営業期間中)
東京事務所 03-3211-1023
■2023年の営業
2023年4月27日(木)~11月4日(土)宿泊まで
宿泊利用は完全予約制
・予約
宿泊希望日の前月同日朝8時よりヒュッテ直通電話(090-9002-2534)にて受付(19時まで)
(例 6月6日に宿泊希望の方→5月6日朝8時より予約可能)
予約開始時間、夕食準備時等電話の繋がりにくい場合があります。
テントサイトは予約不要
・ヒュッテ営業、宿泊、利用については詳細は以下を参照下さい
ヒュッテ利用の際には必ずご一読下さい
https://karasawa-hyutte.com/inn/
昨年の今頃の様子は?
昨夜降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須2023.05.24
本日大雨と霧。雨後は最新情報得て入山を。涸沢はまだ雪山装備が基本。サングラスも必須2023.06.02
涸沢はまだ雪山。装備油断のないようにお願いします(涸沢まででも軽アイゼンで)。サングラス必須2023.06.08
涸沢はまだ雪山。装備油断禁物(涸沢まででも軽アイゼンの用意を、サングラス必須)2023.06.14
涸沢はまだ残雪があります。天候が悪化しても対応できる装備で入山を!高山植物咲き始め2023.06.23
涸沢まででも軽アイゼンの携行を。天候悪化でも対応できる装備で。高山植物咲き始めました2023.06.28
涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子
涸沢ヒュッテ
- 現地連絡先:
- 090-9002-2534
- 電話番号:
- 03-3211-1023
- 連絡先住所:
- 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F