登山道の一部に残雪あります(軽アイゼンあると安心)。先週の雨で融雪進み高山植物も順次開花中
天気・気温
山頂の天気の閲覧、登山計画の保存などができるようになります。
山と周辺の状況
■天候
7/5(水) 18:00現在 曇り 気温11.3℃ 東南東の風 平均風速5.2m/s
■周辺状況
先週の猛烈な雨により数日で1~2週間分一気に雪融けが進みました。
今年は雪解けがかなり早いと感じます。
花も雪融けの早かったところから順次咲き始めています。
室堂の気温は 5℃~15℃前後です。
7/10の日の出は04:40頃、日の入りは19:12頃です。
現在咲いている花
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
、
ミヤマキンバイ
ミヤマキンバイ
、
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
、コイワガガミ、
ミツバオウレン
ミツバオウレン
、コシジオウレン、ミネズオウ、キバナ
シャクナゲ
シャクナゲ
、
シナノキンバイ
シナノキンバイソウ
、タカネ
ウスユキソウ
ウスユキソウ
、キジムシロ、
クロユリ
クロユリ
、
チングルマ
チングルマ
などが咲いてます。
このほか
ツガザクラ
ツガザクラ
、アオノ
ツガザクラ
ツガザクラ
、ヤマガラシなどが咲き始めました
また標高2000m前後では
ニッコウキスゲ
ゼンテイカ
や、
コバイケイソウ
コバイケイソウ
なども咲いています。
登山道の状況
■登山道 7/5
稜線は雪が消えており夏道を歩くことができます。
室堂平の石畳の歩道もほぼ石畳の道となっています。
室堂から一の越、室堂山、大走り、剱御前小舎までの道などは山腹に半分くらい雪があり、ピッケル不要ですが雪渓歩き慣れていない方や不安のある方は軽アイゼン推奨です。
雷鳥沢のテント場から剱御前や奥大日に向かう際に渡る浄土沢に橋が架かっており、橋を利用して対岸へ行けます。
■以下 山と溪谷オンライン付加情報
登山道の情報があります。参考にして下さい
・富山県警察山岳警備隊
https://twitter.com/toyama_sangaku
登山装備
登山には3000m山岳の夏山登山装備が必要です。
ルートによっては軽アイゼン推奨
日中天気がいい日と朝晩の風が強い日で体感の寒暖差が20℃程違います。
稜線上は体があおられるほど風が強いこともあり、ウェアは、雨や風にしっかり耐えられるレベルが必要。
紫外線が強いのでサングラスと日焼け止めは通年必須。
観光の方も、梅雨時期で天気が変わりやすいので雨具の用意くらいは必要です。
注意点
■天気が安定せず時間ごとに目まぐるしく変わります。
山に入るときは事前に行動予定日の天気をご確認下さい。
■アルペンルート
2023年度の営業期間は、4月15日(土)~11月30日(木)
https://www.alpen-route.com/index.php
立山黒部・雪の大谷フェスティバル終了
黒部ダムの観光放水が6/26(月)よりスタートしています
お知らせ
■室堂山荘
電話 076-463-1228
室堂山荘HP、Twitter
http://www.murodou.co.jp/
https://twitter.com/murodousansou
■宿泊には予約が必要です
空室状況は立山室堂山荘ホームページに記載してありますのでご確認下さい。
既に7月下旬~8月中旬までは半分以上の日で満室となっております。
当山荘に限らず室堂の宿泊施設でお泊りを考えているお客様は早めの計画をお勧めします。
■見どころ
・重要文化財の室堂小屋解放
雨の日は閉じたままにしていますが、天気の良い日は中を閲覧できるようにしています。
・玉殿の岩屋は雪に閉ざされています。見ることができるのは早くても例年7月中旬以降です。
■奥黒部ヒュッテ(系列の小屋になります。黒部ダムの近くです。)
7/22より営業開始し9月末まで営業予定です。
昨年の今頃の様子は?
融雪進みルートにより装備が異なる時期です油断しないように。サングラスは観光でも必須です2023.05.11
融雪進むも登山にはアイゼンやピッケルの用意を。サングラスは観光でも必要。植生保護に留意2023.06.01
雪解けが進んでいますが、天候崩れればまだ冬に逆戻。登山装備は油断禁物(サングラス必須)です2023.06.07
稜線の雪は融雪しハクサンイチゲなど咲き始めましたが、山腹には残雪が多くアイゼン推奨です2023.06.14
登山は春山残雪装備で。稜線までは残雪多くアイゼン推奨。稜線は融雪し高山植物咲き始め2023.06.21
立山室堂山荘周辺の過去の様子
立山室堂山荘
- 現地連絡先:
- 076-463-1228
- 電話番号:
- 076-463-1228
- 連絡先住所:
- 〒930-1414 富山県中新川郡立山町室堂