五竜岳 | 五竜山荘

台風による被害なし。地盤緩みがありヘルメット推奨。湿った南風が吹き夕立雷に注意。早出早着が安全

遠見尾根方面 朝6時(2023.08.25 五竜山荘)
遠見尾根方面 朝6時(2023.08.25 五竜山荘)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

天気・気温

08/17(木) 06:00 晴 微風 13℃

山と周辺の状況

■五竜山荘の水購入制限解除のお知らせ 8/8
水不足によりお水の販売制限をさせていただいておりましたが、8月9日より購入制限は解除させていただきます。ご協力ありがとうございました。

■天気と概況
8/17(木) 06:00現在 晴 13℃ 微風
台風一過でしょうか。少し雲が多く感じられますが、今のところ青空占有率は高く、微風にして穏やか。
強風に霧々巻々させられていた数日間からようやく抜け出し爽やかな稜線の朝です。
あまり朝の気温下がってはいません。
今日は予報からすると五竜付近の好天は長続きしない模様です。
北にのさばる台風に向かって湿った南風が流れ込みやすく、今日はお昼頃からの雨,発雷の予想値が高く設定されています。
早出早着が安全です

8/16(水) 06:00 風強く雨 12℃ 東の風10m超
強い風は続いております。建物にも強いがが体当たり状況。視界も全くありません。
今朝はそこに幾分雨粒も混ざり「荒れ模様」の稜線です。
台風本体から離れているとはいえ現在、距離的にはこの付近に一番近い場所を通過中と思われます。
あと数時間、午前中はこの風雨の状態が続くと見込まれます
気温もやや下がり気味。低体温症に十二分に注意して下さい。夕方には、風は落ち着きそうです。

8/15(火) 06:00 風強く小雨混じりに濃霧 14℃ 東よりの風、10m超
風が強まってまいりました。
雨粒はあまり感じませんが、重たい霧に包まれ…というか、降りそうで降らない雲の中に取り込まれている感の稜線風景です
この付近は、台風本体からは離れていながらも、麓は穏やかかもしれませんが、稜線となれば、外縁の雨風の影響はそれなりに受けてきてます。
今日から明日午前中くらいは稜線歩きは難しそうです

8/14日(月)06:00現在 湿度の高い濃霧時々小雨 15℃ 東よりの風、4~7m
台風7号接近中 明後日くらいまで長引きそうです


■自然

登山道の状況

■周辺登山道の様子 
周辺登山道に大きな支障の連絡はありません。
雨による地盤の緩み、落石に注意
稜線でも地盤が緩んでいる箇所があり、落石の危険が高まっているためヘルメットの装着をお勧めします。

■以下ヤマケイオンライン付加情報
・白馬村登山情報
https://www.vill.hakuba.nagano.jp/news/2698/

・長野県警察山岳遭難救助隊
https://twitter.com/NAGANO_P_M_R

登山装備

3000m級山岳の晩夏~初秋の山登山装備が必要です
晴れれば稜線までは暑さ対策装備、悪天時(風雨)の稜線では低体温対策装備を。

雷や天気急変の雨があり雨具など万全の雨対策でお願いします。
低体温省対策として暖かい衣類や着替えなども用意してください

雨による地盤ゆるみからの落石から頭を守るためにヘルメットの携行をお勧めします。

注意点

■この時期の注意
小屋には早めの到着を(午後天気が崩れたり、夕立が来たりします)

■遠見尾根 五竜テレキャビン情報(ヤマケイオンライン付加情報)
五竜テレキャビンは白馬五竜高山植物園(標高1515m エイブル白馬五竜アルプス平)の施設です
運行日は 6月24日(土)~10月22日(日)
※ 天候により営業時間などが変更になる場合があります。
利用前に以下のサイトで詳細と最新情報を得て下さい
https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/gondola/summary/

お知らせ

■五竜山荘
・ホームページ
https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/goryusanso.html
・SNS
https://www.facebook.com/goryusanso

■営業 2023年6月24日(土)〜10月21日(土)

■予約
宿泊、テントともに予約が必要。予約受付中
※テントも完全予約制(自炊をお願いいたします)
予約方法、ほか詳細は五竜山荘ホームページを参照ください

■五竜山荘は白馬山荘と同じ系列の小屋です
地域の情報やお知らせも掲示している以下のサイトも利用にあたり参照ください
https://www.hakuba-sanso.co.jp/

昨年の今頃の様子は?

2023年は6/24から営業(宿泊、テントとも要予約、予約受付中)。まだ雪上が多く雪山登山装備必要2023.06.08

遠見尾根は一部残雪ありアイゼン推奨(視界不良時ルート注意)。小屋周囲で高山植物咲き始めました2023.06.28

午後の雷雨に注意。万全の雨対策&登山装備必要(今朝の気温9℃→要防寒)。高山植物続々開花2023.06.29

五竜山荘周辺の過去の様子

  • 6/22から営業いたします。予約受付中。今年もよろしくお願いいたします
  • 2023年の営業を終了しました
  • 今朝の五竜岳。岩場には凍結や積雪があります。小屋営業は10/21迄。明日以降天気下り坂。小屋営業日としては最後の青空になりそうです
  • 五竜岳頂上への岩場道。
  • am7:00。遠見尾根方面。
  • 朝7時 遠見尾根方面
  • 氷花
  • 樹氷?でしょうか
  • 06:00  五竜岳への登り口。ここは、風が抜ける場所で雪が吹き飛ばされています
  • 風吹き付ける小屋前テント場
  • 07:00遠見尾根方面。
  • 06:30。西側、黒部峡谷方面。

五竜山荘

電話番号:
0261-72-2002
連絡先住所:
〒399-9301 長野県北安曇郡白馬村北城6307-ロ (株)白馬館

地図で見る
https://www.hakuba-sanso.co.jp/yamagoya/goryusanso.html

施設の詳細を見る

関連する山

富山県 / 飛騨山脈北部 後立山連峰

五竜岳 標高 2,814m

 後立山連峰の中央部にあり、雄大な山容をもち、鹿島槍ヶ岳とともにこの連峰の重鎮的存在である。この山の景観が優れているのは、東麓からの唯一の登路である遠見(とおみ)尾根からのものである(神城駅からテレキャビンを利用して所要6時間)。尾根の名称の起こりである、いくつものタワミ(遠見)の上下を繰り返す、きついアルバイトを打ち消して余りあるのが、五竜岳東面と鹿島槍ヶ岳北壁の豪壮な眺めである。五竜岳東面は、いくつものバリエーション・ルートをもっているが、その1つ、G2稜の上部に顕著な武田菱に似た岩が見られ、この山の名の由来となっている。この地を支配していた武田の紋所「武田の御菱(ごりよう)」からきたもので、菱(ひし)は岩の方言でもある。また「後立(ごりゆう)山」の音読みから「五竜」となったという説もある。  五竜岳北隣の白岳(しらたけ)は、初雪のころ真っ白な姿を見せるのでこう呼ばれたが、その南側には主稜と遠見尾根に挟まれた、白岳沢のカールが広がっている。五竜岳から鹿島槍ヶ岳にかけての主稜線は、八峰(はちみね)の稜線と呼ばれる鋸歯状の突起を連ね、東面足下のカクネ里や、黒部峡谷を距てた剱岳の眺めとともに、縦走の醍醐味が味わえる所でもある。

ユーザーの登山記録から

周辺の山岳最新情報