最低気温は低下し防寒必要ながら、晴れるとまだ暑い日あり寒暖差に注意。荷物の防水も必要です
天気・気温
山と周辺の状況
■水不足は当山荘も例外ではありません。
山荘の水源「天命水」の雪渓はなくなり、今後は雨水に頼ることになります。
計100t貯められる水槽を備えているので、当分困ることはありませんが、節水を心がけたいと思います。
晴れれば登山者は増える、しかし雨が降らなければ水不足に陥る…晴れてほしいような、降ってほしいような、複雑な思いです。
必要分の飲料水を持参頂くと助かります
(山荘でも販売しています。今のところ販売制限はありません)
■天候
9/6 10:20 曇 ガス 視程100mほどで北尾根は見えません 風は穏やか
9/3 07:00 晴 11.5℃ 最低気温10.5℃
■天気と自然
9/6 気温は一気に下がったという感じではありませんが、朝は10℃程度まで下がる日があります
風があると体感はとても寒く防寒は必須。すっかり秋となりました
お花も秋の花がまだ咲いています。ミヤマ
アキノキリンソウ
アキノキリンソウ
、
イワベンケイ
イワベンケイ
、リンドウなど
草紅葉進んでいます
9/3 9月に入り、少し空気が澄んで冷たくなったような気がします。
夜は夏の間あまり見えなかった街の明かりが、くっきりと見えるようになったりしています。
晴れると日中は夏の暑さの時もありますが、季節の移ろいを感じる今日この頃です
登山道の状況
・概況 9/6
午後になりますと夕立や雷のリスクが高くなります早出早着をお勧めします
天候により気温は著しく変わり、麓が暖かい日でも稜線は別世界の低温であったり、逆に3000mの稜線でさえも熱中症になり得る日もありますので、余裕をもった計画と装備の確認をお願いします。
■涸沢~稜線(山荘)~奥穂高岳など稜線の様子
・涸沢~稜線(山荘) 9/3
落石、浮石に注意してください。
・山荘~奥穂高岳 9/3
落石、浮石に注意してください。
・新穂高~白出沢~山荘 9/3
落石、浮石に注意してください。
白出沢上部は登山道が不明瞭であり非常に歩きづらくなっております。
重太郎橋はかかっていますが、大雨により通行不能となる可能性があります。
・山荘~北穂高岳 9/3
浮石、落石に注意
北穂~穂高岳山荘間は、上級コースとなります。悪天候時の通行はお勧めしません。
・奥穂高岳~前穂高岳~岳沢 9/3
残雪なし 浮石、落石に注意
上級コースとなります。悪天候時の通行はお勧めしません。
※前穂高岳~岳沢の重太郎新道では紀美子平周辺でクマの目撃情報が相次いでおります。
現在のところ、被害状況の報告はありませんがご注意ください。
特に前穂往復時に荷物をデポされる際は、飲食物をザック外に出さない等ご配慮をお願いいたします。
・奥穂高岳~西穂高岳 9/3
通行には高い技術と体力が必要となります。
上級コースとなります。悪天候時の通行はお勧めしません。
登山装備
3000m級山岳の初秋の登山装備が基本
日差しがないと寒く感じます。防寒対策必要
晴れるとまだ暑い日もあります。
※日差しない時には低体温症に注意、晴れれば紫外線対策必要
寒暖差が大きく対応できる装備、計画でお願いします。
登山用の靴や雨具、荷物の防水が必要。朝は10℃くらいまで下がり防寒必要
衣類も即乾性り高いもの推奨、着替えあるとよいです(汗で濡れても冷えることがあります。低体温症に注意)
飲料水はなるべく持参下さい
注意点
■安全登山に留意
・街では暑い日もありますが、標高3000mの山は気候が異なります。これを前提とした登山計画をしてください。
時期によって、雪崩や落石、強風や吹雪での行動不能、転滑落による致命傷のリスク等があります。
行動可否そのもの(状況によるリスク=危険度の違い)やルート選択を自己判断できない場合は、この山はあなたにとって危険すぎます。
登ってくることができても、翌朝には暴風雨等で出発できないケースもあります。
登山計画をもう一度見直し、エスケーププランを設定し、登山開始後でも少しでもまずいと思ったら、撤退判断をできるようにしましょう。
・遅い到着、特にはじめからそのような計画では危険です。
昼過ぎから15時ごろまでに到着できる計画にしてください。
そうすることで、何かトラブルがあっても、17時ごろまでに到着できます。
早い出発、早い到着により、トラブルを避けやすくなり、さらにトラブル時のリスク(夕方になり救難ヘリを呼べないなど)が下がります。
■山道をともに維持する「北アルプストレイルプログラム」
https://nationalpark-japanesealpstrail.jp/?fbclid=IwAR0dSqs3Q9h7jmLz0y1Ddz1vAO-dU8CYjvDc6hO92ejSxb1GrDQhL8sJEo0
お知らせ
■穂高岳山荘
2023年、穂高岳山荘は百周年
http://www.hotakadakesanso.com/
穂高岳山荘事務所 電話0578-82-2150
現地電話 090-7869-0045 (受付時間 07:00~20:00 山荘営業期間中のみ)
■2023年の営業
4月27日(木)~11月4日(土)の泊まで(11/5は売店のみ)
山荘宿泊の際は、必ずご予約をお願いいたします。
1名1畳のスペースを確保する形での予約制
■予約 受付中
宿泊日の1ヶ月前(前月同日)午前8:00」より受付
■予約 方法
WEB予約、電話予約があります
・電話 090-7869-0045 (受付時間:朝9時〜夜7時) ※番号間違いに注意下さい
・WEB予約
予約開始時はお電話が大変混み合います
※WEB予約のご利用をおすすめいたします
WEB予約なら当日の宿帳も自動印刷となり、便利です
詳しくはこちら
https://hotakadakesanso.sakura.ne.jp/reserve/htk0010.php?p=10&type=10
※【事務所より】空室は前日15時まで下記ページで即時反映されます。その後はお電話にてご確認ください
https://www.hotakadakesanso.com/reservation
■テント泊
2023年はテント泊の予約は不要です(先着順 約60張設営 可)
詳しくは以下を参照
https://www.hotakadakesanso.com/stay/tent
穂高岳山荘 | テント泊のお客様へ
■SNS
・穂高岳山荘Facebook
https://www.facebook.com/hotakadakesanso
・穂高岳山荘Twitter
https://twitter.com/3190
■電子決済について
クレジットカード(タッチ・挿入)、交通系IC、iD、QUICPayは利用可
試験的にPayPayでの決済も受け付けておりましたが、お客様の端末で決済完了画面となっても実際には決済がされないなど問題があるため、PayPayは導入を見送ります
※雷などで通信不能の場合はご利用頂けません
昨年の今頃の様子は?
GWのトレースは天気により消失。雪山登山装備(必ず前爪のあるアイゼンとピッケルが必要)基本2023.05.09
涸沢からでも雪の状況によりルート選びが必要。雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)基本2023.05.17
まだ降雪あり。雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)必要。雪崩、落石、クラックに注意2023.05.24
融雪進んでいますが、雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)必要。雪崩、落石、クラックに注意2023.06.01
融雪進みましたが、雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)必要。まだ最低気温0℃になる日もあります2023.06.09
融雪進みましたがまだ雪山です。雪山登山装備(前爪アイゼン+ピッケル)必要2023.06.13
穂高岳山荘周辺の過去の様子
穂高岳山荘
- 現地連絡先:
- 090-7869-0045
- 電話番号:
- 0578-82-2150
- 連絡先住所:
- 岐阜県飛騨市神岡町東町504