涸沢 | 涸沢ヒュッテ

10/4紅葉見ごろです。9/25初氷観測し明日以降は凍結や降雪の可能性も踏まえ稜線へは慎重な計画で

モルゲンロート(2023.10.31 涸沢ヒュッテ )
モルゲンロート(2023.10.31 涸沢ヒュッテ )
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天気・気温

10/04(水) 09:30 曇
松本市の天気予報
明日
晴のち雨
20℃
13℃
明後日
晴時々曇
22℃
11℃
日本気象協会提供 2024年6月1日 4:00発表
高山市の天気予報
明日
雨時々曇
19℃
11℃
明後日
晴時々曇
21℃
10℃
日本気象協会提供 2024年6月1日 4:00発表
※ご利用上の注意

山と周辺の状況

■天気
10/4 早朝雨(降雪にはなりませんでした)。09:30曇 視界不良。夕方は雨の予報 
明日の予報では気温が氷点下になり雪が降る予報です。

10/3 晴れ 池少し凍結

・10/3頃の天候状況
気温 朝3~8℃ 日中8~15℃
日の出 05:40頃
涸沢より日の出は見えませんが、奥穂高岳・涸沢岳に陽が当たるモルゲンロートが楽しめます。

・記録 2023年
9/26 初氷 涸沢

(以下山と溪谷オンライン付加)
2022年は10/6紅葉に雪。2500mより上部は雪で白くなりました

■自然 
10/4 視界不良です。紅葉は進んでいるとおもいます
10/3 紅葉は8~9割 見ごろとなっています。池に少しだけ氷が張りました。
10/2 紅葉は7割以上の色づきとなり、いよいよ見頃を迎えています。

■節水を心がけて下さい
給水制限は解除されています

登山道の状況

■登山道 
10/4 涸沢まででも凍結する可能性があります。
明日の天気予報では降雪の可能性もあります。
稜線に行く予定の方は計画の変更、またはそれなりの装備&技術(判断力)が必要です

10/3 主ルート支障なし。
・横尾~本谷 夏道です。10/3 
本谷に仮橋を架けました。吊り橋混雑時にご利用ください。

・本谷~涸沢 10/3 
涸沢に向かう方は横尾大橋は、14時までにお渡りください。

・バリエーションコース パノラマ上(お花畑) 10/3
コース沿いの紅葉がきれいです。

・バリエーションコース パノラマ下コース(徳沢~屏風のコル~涸沢) 10/3通行可
涸沢より上部の登山道と同程度の難易度があります。お気をつけて通行ください。
不安な方は、横尾経由でお越しください。

・涸沢から上については最新情報を小屋などで得て下さい(ヘルメット推奨)
浮石落石に注意 岩場でストックは使わないでください
※山と溪谷オンライン「穂高岳山荘」の情報も参照下さい(山と渓谷オンライン付加情報)

登山装備

3000m級山岳の秋の登山装備が基本です。

登山用の雨具や、登山に適した防水性の高い靴が必要
悪い条件にも対応できる装備でお越しください。荷物の防水や着替えも有効です
防寒防風対策必要。最低気温10℃前後です。見合う防寒を用意ください  薄手の手袋とかあるとよいです

なるべく必要な飲料水は持参下さい
日没早くなりライトは必携です

注意点

■小屋には16時迄に到着しましょう。
山では早出早着が基本です。安全な行動時間は16時迄
暗くなるのが早くなっています。天候の急変もある時期です。

■山麓と涸沢の気温差に注意。
日差しがない時や、悪天時、また汗をかいたあと冷めたい風にあたると低体温症となることがあります。

■水は貴重です。大切に使って下さい

お知らせ

■涸沢ヒュッテ
http://www.karasawa-hyutte.com/
・SNS
https://www.facebook.com/karasawahyutte/

現地電話 090-9002-2534(営業期間中)
東京事務所 03-3211-1023

■2023年の営業
2023年4月27日(木)~11月4日(土)宿泊まで
宿泊利用は完全予約制

・予約
宿泊希望日の前月同日朝8時よりヒュッテ直通電話(090-9002-2534)にて受付(19時まで)
(例 6月6日に宿泊希望の方→5月6日朝8時より予約可能)
予約開始時間、夕食準備時等電話の繋がりにくい場合があります。

テントサイトは予約不要

・ヒュッテ営業、宿泊、利用については詳細は以下を参照下さい
ヒュッテ利用の際には必ずご一読下さい
https://karasawa-hyutte.com/inn/

■涸沢では電子決済使えません
電波が安定しないためカードでの決済はできません

昨年の今頃の様子は?

昨夜降雪。涸沢は全面雪です。雪山登山装備が基本。サングラスや日焼け止め(肌と唇)も必須2023.05.24

本日大雨と霧。雨後は最新情報得て入山を。涸沢はまだ雪山装備が基本。サングラスも必須2023.06.02

涸沢はまだ雪山。装備油断のないようにお願いします(涸沢まででも軽アイゼンで)。サングラス必須2023.06.08

涸沢はまだ雪山。装備油断禁物(涸沢まででも軽アイゼンの用意を、サングラス必須)2023.06.14

涸沢はまだ残雪があります。天候が悪化しても対応できる装備で入山を!高山植物咲き始め2023.06.23

涸沢まででも軽アイゼンの携行を。天候悪化でも対応できる装備で。高山植物咲き始めました2023.06.28

涸沢ヒュッテ周辺の過去の様子

  • 涸沢
  • 本谷から涸沢を見上げて
  • ツバメオモト 横尾~本谷
  • 涸沢の様子
  • 涸沢カールを彩るテント
  • 涸沢の様子
  • 荷揚げ
  • 本谷橋 
  • 小屋明け準備中
  • ルート整備中 本谷橋の欄干を雪の下から掘り出しました。架橋されたのち、橋を渡る時にはアイゼンは外してください
  • 入山前の偵察に行きました。
  • 入山前の偵察に行きました。本谷を俯瞰

涸沢ヒュッテ

現地連絡先:
090-9002-2534
電話番号:
03-3211-1023
連絡先住所:
東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F

地図で見る
http://www.karasawa-hyutte.com/

施設の詳細を見る

関連する山

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

奥穂高岳 標高 3,190m

 奥穂高岳は穂高連峰の中央にそびえる盟主である。標高3190mは富士山の3776m、南アルプスの北岳の3192mに次ぐ日本第3位の高峰で、頂上に造られた2mを超す大ケルンの上に立つと第2位になろうかという高峰なのである。しかも堂々と大きい山容がいい。  山頂で綾線が分岐し、南西に延びる岩稜は馬ノ背からジャンダルムの奇峰を経て、間ノ岳、西穂高岳、焼岳へと延びる。  もう1つの岩稜は南東へ吊尾根となってたわみ、前穂高岳、明神岳となって上高地に雪崩落ちていく。  山稜は硬いひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の破片に覆われ、岩屑の堆積した山だ。南東側は涸沢のカールが削り取った断崖で、南面は岳沢が急角度に落ち込み、上高地や乗鞍岳が見える展望の優れた山頂である。  山頂から100mほど西へ向かってから右に折れる主稜線を、うっかり見落として直進すると急傾斜にセバ谷に落ち込んでしまう。毎年のように事故を起こす「だましの尾根」だ。主稜線を北に下ると白出乗越で、穂高岳山荘がある。  頂上から南西に延びる岩稜は、奇峰ジャンダルムに続いている。前衛峰、門番といった意味のフランス語だが、むしろ独立峰と呼びたい山で、悠々としてとりとめのない奥穂高岳をきりっと引き締めている。  初登頂は明治42年(1909)の鵜殿正雄パーティで、槍ヶ岳への初縦走の途中だった。彼は大正元年(1912)には岳沢から天狗沢に入り、天狗のコルからジャンダルムを経て奥穂高岳の初トレースをしている。穂高岳開拓のパイオニアとして銘記されるべき人である。  穂高連峰の開拓は信州の梓川側が早く、山小屋もほとんど信州人が占めているが、奥穂高岳だけは、白出乗越に飛騨の名ガイド、今田重太郎が小屋を建てて登山者の安全を期した。1度登山者の不始末で全焼したが再建し、現在では近代的な山荘になっている。  一般登山道は涸沢からザイテングラートの岩尾根を登って白出乗越に出、奥穂高岳へ向かう。涸沢から白出乗越まで2時間、それから奥穂高岳頂上まで1時間。  飛騨側からは、新穂高温泉から蒲田川右俣を白出沢出合まで2時間、白出沢を登って白出乗越まで7時間。静かな谷のいいコースで、下りに使えば白出乗越から5時間30分で新穂高温泉に着き、バス停前の無料温泉で山の汗が流せるので、山好きに好評である。  上高地から岳沢を経て前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳のコースは9時間で頂上に着く。少しきついが、登り甲斐のある道だ。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

涸沢岳 標高 3,110m

 穂高連峰の主な岩峰は、涸沢カールを中心に半円を描いている。テント場から見上げるとひときわ目をひくのが北の肩に鋭い三角錐の涸沢槍を従えた涸沢岳である。南に前穂高岳と奥穂高岳、北にクライマーのハイマート、北穂高岳と、すばらしい山々がそびえているが、姿のよさでは涸沢岳がまとまっている。  ひん岩(ひんがん、ひんは「王」偏に「分」の字)の筋肉質の岩峰で、北穂高岳側は険しい岩壁となり、縦走路としては一級の悪さだ。  南の鞍部は白出(しらだし)沢の突き上げる白出乗越。歴史の古い穂高岳山荘が、風力発電、太陽光発電など最新のシステムを駆使して建っている。山頂から西に張り出している西尾根は冬期コースとなり、北穂高岳・滝谷の眺めがすごい。  上高地から涸沢、ザイテングラート経由で所要8時間30分。涸沢の中腹には、近代登山史に残る涸沢の岩小屋がある。新穂高温泉からは白出沢経由で所要9時間30分。

長野県 岐阜県 / 飛騨山脈南部

北穂高岳 標高 3,106m

 北穂高岳は穂高連峰の最北端にそびえる。東は涸沢谷、西は蒲田川右俣からの支流、滝谷によって壮絶な岩壁になっている。主稜線は南北に起伏し、南は岩を踏んで涸沢岳へ、北は大キレットを隔てて南岳、中岳、大喰(おおばみ)岳、槍ヶ岳へと続いている。  この山のよさは、西面の滝谷に尽きる。日本でも超一流のロッククライミングのゲレンデである。かつて、名案内人といわれた上條嘉門次が「鳥も止まれねえ」と嘆かせた悪絶な岩壁で、初登攀は大正14年(1925)。早大の四谷龍胤(りようすけ)、小島六郎パーティとR.C.Cの藤木九三(くぞう)、ガイドの松井憲三パーティが、同じ8月13日に挑み、成功している。  滝谷は中間の合流地点からA沢~F沢が分かれ、B沢~D沢の間のルンゼや岩稜、岩壁が主な登攀対象になり、日本を代表する優れたクライマーたちを育ててきた。  北穂高岳は北峰と南峰に分かれている。北峰に三角点があり、直下に北穂高小屋があるので、普通、北穂高岳頂上とは北峰を指す。  登山道は涸沢カールから南稜の急登をがんばれば、3時間で山頂に立てる。上高地からは8時間30分の道のり。

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