山の斜面を染めるツツジを見に行こう! 強く・長く・大きく・美しく咲く花――
さまざまな種類があるツツジ。4月上旬から6月まで各地の山で見頃を迎える。人気が高いツツジの山のコースガイドを紹介する。
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檜洞丸 丹沢のシロヤシオ&トウゴクミツバツツジ(丹沢/1601m)
丹沢山塊はさまざまな場所でトウゴクミツバツツジやシロヤシオが咲く山域だ。その中でも、とくに美しいのが檜洞丸(ひのきぼらまる)の山頂付近の稜線一帯だ。
檜洞丸付近のシロヤシオツツジの様子(写真=take3さん)
シロヤシオ(写真=かえる隊長さん)
西丹沢ビジターセンターから檜洞丸までの登山道は、「つつじ新道」の名のとおりツツジが多く咲く。特に展望園地から檜洞丸までの稜線は、ツツジのトンネルの中を歩く群生地だ。
山頂付近の稜線にはトウゴクミツバツツジとシロヤシオの群生地が数多くあるので、さまざまな色・種類のツツジを楽しめる。
なお、花の開花は5月中旬ごろからで、最盛期は5月下旬~6月上旬となる。
行程・コース
最適日数:日帰り 6時間55分
総歩行距離:10,016m /上り標高: 1276m 下り標高: 1316m
行程:西丹沢ビジターセンター(08:00)・・・ツツジ新道入口(08:10)・・・ゴーラ沢出合(09:10)・・・展望園地(10:10)・・・石棚山稜分岐(11:20)・・・檜洞丸(11:40)・・・石棚山稜分岐(11:55)・・・同角山稜分岐(12:05)・・・県民の森分岐(13:05)・・・板小屋沢ノ頭(13:45)・・・箒沢公園橋(14:55)
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