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雨龍沼から暑寒別岳へ

暑寒別岳( 北海道)

パーティ: 4人 (1357 さん 、ほか3名)

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行程・コース

天候

快晴後晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 南暑寒荘へ送ってもらい、小屋に泊まる。
3人は箸別避難小屋に泊まって、暑寒別山頂で11時にドッキングし、4人で避難小屋へ下山する計画とする。

この登山記録の行程

札幌(9:30)南暑寒荘(545m、12:00/4:30)白龍ノ滝(4:55)湿原入口(845m、5:40)分岐(6:40)展望台(895m、6:50)南暑寒岳(1,296m、8:15)最低鞍部(1,065m、9:00)暑寒別岳(1,492m、11:00~11:35)五合目(1,015m、12:45)箸別避難小屋(485m、14:35)岩尾温泉(15m)札幌()

コース

総距離
約20.7km
累積標高差
上り約1,233m
下り約1,301m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 雨龍沼湿原入口へ上がると、湿原の奥に南署寒岳と暑寒別岳が姿を現す。思ったより近く見え(空気が澄んでいる所為か?)、これなら予定通りの時間で歩けそうだと考える。
 エゾカンゾウは終わって大きな種子を付けているが、ギボウシが満開でウリュウコウホネも見頃で喜ぶ。先頭で木道を行くと朝露のためにズボンがずぶ濡れになり靴の中に水が溜る。
 展望台で2本目を立てて緩い笹薮の中の道を歩き、南暑寒岳を目指す。前年に笹の刈り払いがされて歩き易いが、陽射しを暑く感じて日影を恋しく思い、岳樺の下で3本目を立てて山頂に着く。
 暑寒別岳を目指す若者は先行し、他の2人は此処で引き返す。三角点から急降下して笹をかき分けて進み、最低鞍部では右手に広がる湿原にエゾキンバイを見付けて喜び、元気を出す。
 山頂への登りでは急斜面もあって強い陽射しと疲れで挫けそうになる。ミヤマナデシコやチシマキキョウに励まされて、約束の時間に山頂に着き、3人と合流することが出来た。若者は「10時まで前進して、駄目だったら引返す」と言っていたが、30分強遅れて暑寒別山頂を踏んだ様子だ。「登りは南暑寒岳だから」と励まして若者を送り出し、たっぷり休んでから山頂に別れを告げて下山に移る。
 2005年4月に暑寒荘から山スキーで登った(3人)ものの、山頂は風雪の悪天で足元さえ見えない状態で、箸別分岐から10m下って視界ゼロの中を地図と磁石だけで進んだのだが、山頂の山名柱にタッチ出来ず心が残っていた。
 山頂から北へ下って行くとケルンが在り、「ここまで来たんだけど、残り200mだったんだ。惜しかったなあ!」と感慨を催し、山友達のおかげで12年振りに念願を叶えて雨龍沼から山頂を踏めたことを嬉しく思う。
 エゾツツジやキキョウ、ウマバチソウ、チングルマ等の花を楽しみながら下って岳樺帯に入り、緩く長い道を黙々と歩いて下る。かなりの速度で歩いているのだが、五合目まで70分を要し、残りの500mを下るのに2時間近く掛かった。(1,000÷3時間=330m/時間、3.5㎞/時間)

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フォトギャラリー:10枚

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 行動食 テーピングテープ トレッキングポール ライター
【その他】 軽量化のために南暑寒荘の夜はシュラフカバーとエアマットで済ませるが、寒く無かった。飲料水は好天を見越してスポ飲500㏄、ミルクティー500㏄、水1,500㏄を持参したが、箸別避難小屋へ下山した時点で残りゼロとなった。

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登った山

暑寒別岳

暑寒別岳

1,492m

よく似たコース

暑寒別岳 北海道

湿原を抱く増毛山地の最高峰

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
7時間30分
難易度
★★★
コース定数
31
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