行程・コース
天候
1日目:曇りのち晴れ 2日目:濃霧
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
芦安駐車場からバス。広河原から北沢峠行きのバスは乗り継ぎがいい
この登山記録の行程
【1日目】
北沢峠(07:30)・・・双児山(09:05)[休憩 18分]・・・駒津峰(10:04)[休憩 15分]・・・甲斐駒ヶ岳(11:47)[休憩 24分]・・・駒津峰(13:34)[休憩 18分]・・・仙水峠(15:05)[休憩 10分]・・・仙水小屋(15:49)・・・長衛小屋(16:22)
【2日目】
長衛小屋(05:25)・・・北沢峠(05:36)・・・五合目(大滝ノ頭)(06:55)[休憩 5分]・・・小仙丈ヶ岳(07:48)[休憩 8分]・・・仙丈ヶ岳(08:52)[休憩 10分]・・・仙丈小屋(09:25)[休憩 5分]・・・馬の背ヒュッテ(10:02)[休憩 9分]・・・大平山荘(11:45)[休憩 3分]・・・北沢峠(12:01)・・・長衛小屋(12:13)[休憩・テント撤収 31分]・・・北沢峠(12:51)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
北沢峠から50分程樹林の中を登っていくと北側がわずかに開ける。そこからは時折前方の双児山なども見えるようになってくる。更に登ると辺りが大きく開け、すぐに双児山に到着しする。岩に腰掛けて早川尾根の向こうに鳳凰三山が見ることができる。10分程下るとまた登り返すが、すぐにハイマツ帯に入り眺めがよくなる、はずだった。この日は雲の流れが速くほぼ前方が霞んだ状態だった。石が転がる道を登っていくと駒津峰に到着する。山頂は広いが腰を掛けるのにちょうどいい岩は少しだけだ。しかし前方に駒ケ岳、右には鳳凰三山や北岳、後ろには仙丈ケ岳が時折雲の間から顔をのぞかせる。大きな岩のアップダウンの先の六方石からは花崗岩が崩れた砂地の歩きにくい坂が続く。六方石からちょうど1時間で駒ケ岳山頂に到着する。広い山頂には大勢の人が写真タイムだった。雲が晴れて富士山も見えた。元来た道を下る。地蔵岳のオベリスクや北岳・間ノ岳を見ながら下り、駒津峰からは仙水峠方面に下る。すぐに樹林帯に入るがほぼずっと石が転がる歩きにくい道だ。仙水峠から栗沢山に行く予定だったが、予定時間をオーバーし、バテていたので、このまま長衛小屋に下ることにした。大きな岩がゴロゴロしている谷を○印やケルンをたどって下る。両側の山は拳から頭大の石が山腹を覆っている。容赦ない日差しを受けながら20分程下ると樹林帯に入る。そこから緩い下りを10分程行くと仙水小屋に着く。道沿いに水場があり、備え付けのコップで冷たい水で一息つくことができる。ここからは北沢の源流に沿って下り、いくつか堰堤を越えると長衛小屋に到着する。
翌朝は重い荷物はテントに置いて、まずは北沢峠へ。今度は駒ケ岳と反対側に登っていく。一合目・二合目と表示が出ている。三合目は少し開けていたので少し休憩。四合目は岩があって腰掛けられる。五合目が大滝の頭だ。ここも休憩に適している。大滝の頭から20分程で樹林帯を抜ける。この辺りを覆っている雲さえなければ・・・小仙丈ケ岳の岩に腰掛けて休憩した後、いよいよ仙丈ケ岳へ向かう。ほぼ雲の中を歩き、途中で雷鳥の挨拶を受け、更に行くと、いつの間にか山頂に着いていた。狭い山頂の上空は青空だったが周囲は何も見えなかったので、すぐに下山開始。仙丈小屋方面に下るとすぐに北西側の展望が開けた。高遠方面がよく見えたが、反対側の薮沢カールは雲の中。仙丈小屋からも山頂は見えなかった。仙丈小屋からハイマツ帯を30分程下ると樹林帯に入る。10分で丹沢渓新道分岐、更に7分で馬の背ヒュッテに到着。裏手のテーブルにリュックを置いて水を補充。ヒュッテから6分下ると沢に出る。渡ると大滝の頭だが、このまま左岸を下る。途中右岸に滝が二つ。前方の甲斐駒ケ岳は雲に隠れたまま30分程左岸を下り、対岸に渡って林の中の展望にない道を1時間程下ると大平山荘が見えてくる。ここでも冷たい水でリフレッシュ。林道ではなく登山道を8分登ると再び林道に出る。林道を3分歩くと北沢峠に出る。
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