行程・コース
天候
1日目晴後曇,2日目晴後晴時々曇,3日目晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
扇沢に駐車.扇沢よりアルペンルートを利用.
この登山記録の行程
(着発時刻編集中)
1日目
室堂→雷鳥沢→剱御前小舎→剱沢→剣山荘(泊)
2日目
剣山荘→一服剱→前剱→平蔵のコル→剱岳→平蔵のコル→前剱→一服剱→剣山荘
3日目
剣山荘→剱御前小舎→別山→剱御前小舎→新室堂乗越→雷鳥沢→室堂
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は天気に恵まれ,ほぼ無風で登山道・岩も乾いており,鎖・梯子等の破損も無く,最高の状態だった.しかし,地形が急峻なため危険箇所多数,加えて浮き石が多いため,次の瞬間どうなるか,考えながら足を置く必要があった(そこが楽しいところでもあるが).
ほぼ全箇所において集中を切らすと危険で,体調と体力の管理が問われた.このため「よく寝る」,「準備体操をする」,「無理をしない」等,疎かになりがちな基本事項を確実に実行することが必要と思われた.また,長丁場で休憩できない地形も多いので,地形をよく頭に入れて休憩箇所を選定することが必要であった.
前剱から上部は有名な難所の連続なので,事前情報から注意して進めるが,実際に登ってみて事故になりそうだと思ったのは,前剱大岩の下のガレ場であった.特に下りが危険で,前剱まで戻って一安心して集中を切らすと,浮き石を踏んで転落しかねないと思われた.
この箇所での下りは,絶対に転ばないように積極的に後ろ向き(クライムダウン)になり,石の浮き具合を確かめながら下ったので,当初の予想より時間がかなりかかってしまった.しかしながら,今回はたっぷりと余裕を取った行程にしておいたので,安心して下ることができた.剱岳では机上では大げさだと思うほどの余裕をとるくらいでちょうど良いようだった.この点は室堂で山岳警備隊の方からも話を伺っており,助言をいただいたことに感謝したい.
危険箇所ばかり書いたが,紅葉に包まれた終始断崖絶壁の上と言うこともあり,終始素晴らしい眺望を楽しむことができた.鹿島槍ヶ岳が何故「槍」なのか,爺ヶ岳からはあまり納得がいかなかったが,剱岳から見てよく判った.
学ぶことも多く,景色も楽しめた実り多い登山だった.
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ |
燃料 | ライター | クッカー | カトラリー | ||
【その他】 ハーネス,カラビナ,スリング |
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