行程・コース
天候
快晴、微風
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中央自動車道の「甲府昭和IC」から芦安第2駐車場まで約20km・40分です。晴れが予想される紅葉の時期なので、平日でも前日入りの車中泊の方も数台あり、翌朝の金曜日の4時30分過ぎには満車になりました。「白峰会館」には食事処・温泉があり、駐車場には24時間トイレがあります。
平日バス便:5時30分(芦安発)→6時30分(広河原着)、8時00分(広河原発)→8時30分(北沢峠着)
この登山記録の行程
「北沢峠こもれび山荘」前(08:40)・・・二合目(09:05)・・・四合目(09:35)・・・五合目(大滝頭)(09:50)・・・六合目(10:15)・・・小仙丈ヶ岳山頂(10:50)・・・仙丈小屋分岐(11:20)・・・仙丈ヶ岳山頂(11:45)・・・仙丈小屋着(12:05)昼食・・・仙丈小屋発(12:15)・・・馬の背ヒュッテ(12:50)・・・大平山荘(14:25)・・・「北沢峠こもれび山荘」前(14:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
平日ですが紅葉時期の好天予報の為、芦安5:30発のバス2台は満車で、立乗り発生です。
広河原で1時間30分も時間をつぶして、8:00発の北沢峠行のバスに乗り換えて到着です。
バス停前の今晩泊まる「北沢峠こもれび山荘」にチェックインして、一式前金で支払います。
その際、16時までに山小屋に到着する為には、甲斐駒ヶ岳は時間的に無理と言われて
自信はありましたが、仙丈ヶ岳に急遽変更しました。(帰りのバスに間に合わない人が多く
いるそうで、甲斐駒ヶ岳は仙丈ヶ岳の山行時間に2時間をプラスするよう言っていました)
林道を少し戻っていきなり暗い山に入ります。木漏れ日の中気持ち良く高度を上げていくと
20分ちょいで二合目に出て、北沢峠からの直登の道に合流して、左に山頂を目指します。
二合目を過ぎると、良く踏み固められた登山道になり、高木の混交林の中を登って行きます。
針葉樹の緑の中に各所で赤や黄色に変色した落葉樹が、朝日に照らされてともきれいです。
登山道にも落ち葉が見られ、今が紅葉の見頃です。振り返ると白い山頂の甲斐駒ヶ岳です。
登り始めて約1時間30分程度で、いきなり360度の展望が開けて、六合目に到着します。
ここからは遮る物の無い大展望の中を、目の前にある小仙丈ヶ岳に向けて登って行きます。
しかし、振り返ると甲斐駒ケ岳、左手の富士山・北岳、さらに周囲の紅葉と歩が進みません。
小仙丈ヶ岳の山頂までの勾配はきついですが、登りきれば、爽快な稜線歩きが始まります。
左手前方に雄大な小仙丈沢カールを見ながら、なだらかな勾配をゆっくりと登って行きます。
登りきって仙丈小屋の分岐に出たら、今度は右手全面に圧巻の藪沢カールを見下ろします。
ここからはカールを回りながら、前方に見える仙丈ヶ岳の山頂を目指す3000mの稜線です。
仙丈ケ岳山頂からはそのままカールを回り見ながら仙丈小屋に下りて行き、昼食休憩です。
仙丈小屋前にはベンチがあり、今度は下からカールと仙丈ヶ岳の山頂を見る事が出来ます。
下からの絶景を堪能したら、そのまま下って行き、ちょっと危険な藪沢沿いの道に入ります。
目前の景色は、甲斐駒ヶ岳のピークが計算されたように配置された、気持ちの良い道です。
藪沢は遅くまで雪渓が残ることもあり、トリカブトやナデシコなど、多くの花が咲いています。
藪沢を右手に渡り暗い針葉樹林帯に入りますが、落石の浮石が多く、とても歩きにくいです。
転倒しそうになりながら、ジグザグに下りて行くと、大平山荘と林道に出るので小休止です。
林道を歩いてもいいのですが、遠回りなので再度山に入り、最後の短い登りにあえぎます。
「北沢峠こもれび山荘」は寝床が1人づつカーテンで仕切れ、プライベートが確保できます。
朝食は前日の夜に弁当として配られ、味噌汁の提供の元、個人の時間で行動が出来ます。
若干、山小屋の温かみには欠けますが、合理的で、利用しやすい施設と言った感じでした。
フォトギャラリー:58枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | ライター |
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