行程・コース
天候
初日:晴れ ,2日目:曇り(山頂は強風)
登山口へのアクセス
バス
その他:
(マイカー)→仙流荘→(南アルプス林道バス)→北沢峠→(徒歩)→長衛小屋キャンプ場
仙流荘駐車場は6:30の時点でまだ停めることはできたが,8割くらいは埋まっていた印象。
晴天予報の日曜日ということもあり,かなり混んでいた。しかし,定期便に乗り切れない場合は,定期便と定期便の間で臨時バスをどんどん出してくれるので,乗れないということはない。
この登山記録の行程
【1日目】
長衛小屋(07:30)・・・北沢峠・・・五合目(大滝ノ頭)・・・小仙丈ヶ岳(10:40)[休憩 15分]・・・仙丈ヶ岳(11:35)[休憩 45分]・・・小仙丈ヶ岳・・・五合目(大滝ノ頭)(14:20)・・・北沢峠・・・長衛小屋(15:45)
【2日目】
長衛小屋(04:53)・・・仙水小屋・・・仙水峠(05:55)[休憩 10分]・・・駒津峰(07:05)・・・甲斐駒ヶ岳(08:10)[休憩 32分]・・・駒津峰(09:38)・・・仙水峠・・・仙水小屋・・・長衛小屋(11:13)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は子どもは,小4の息子が1人。
初日は仙丈ケ岳,2日目に甲斐駒ケ岳に登った。
初日,快晴ということもあり放射冷却で,北沢峠は大変寒かった。テント場についてみると,昨晩から泊まっている人たちが,テントの「霜」を落としていたので,さらに驚いた。山頂は単純計算で6℃低いはずなので心配。
テント場から北沢峠方面に少し戻ると,左手に2合目への近道があるので,そこから登り始める。登山道は大変歩きやすく,すぐに体も温まり快適な登山になった。
小仙丈ケ岳では,周囲の山々をすべて見ることができた。正面に見える甲斐駒ケ岳~鋸岳はもちろん,今年登った北岳の大きさに改めて感動した。昨年登った鳳凰三山,雲から顔を出す富士山も見える。
順調に登り,11時40分に登頂。改めて素晴らしい景色に感動する。風は冷たい。9℃。
下りも同じルートをゆっくりたどる。15時45分テント場到着。
2日目。昨夜,小屋の天気予報で,低気圧が近づいていて午後から天気が崩れることが判明。天候を見て途中で引き返すことも考えつつ,5時前に出発。今日は,隊長,自分,小4息子の3人である。
昨夜は6時台には眠りについていたメンバーは,体調も良く,かなり速いペースで真っ暗な中をヘッドライトの明かりを頼りにグングン高度を上げた。樹林帯を抜けるとたくさんの岩がゴロゴロしている場所を歩き,仙水峠に着く。ここからは,昨年登ったオベリスクが特徴的であった。摩利支天が間近に見えて,登ってみたい気持ちになる。
駒津峰までは急な坂を登っていく。花崗岩でできた甲斐駒ケ岳の特徴が目の前に現れる。
雲行きが怪しくなってきたが,まだ雨は降らない様子。ザックをデポして,山頂を目指す人も多かったが,僕らはそれほどの荷物では無いので,そのまま背負っていく。
ここから岩場を下り,いよいよ直登コースと巻き道コースの分岐についた。大人2人で小4を挟むかたちで,迷わず直登コースを選択。結果的には,身軽な小4にはとても楽しいコースだったようだ。三歩さんのように「クライムオン!」と叫びながら,岩をグイグイ登っていくので頼もしかった。
しかし,特にこだわりがなければ,巻き道コースから行くほうが無難だと思う。
山頂ではかなりの寒さの中,ホットサンドを焼いて食べ,下山。
帰りは,巻き道コースを下ったが,花崗岩が風化した「真砂」が堆積していてとても滑りやすく,足が疲れた。
同じ道をたどり,11時13分到着。テント場は山頂に比べると,とても暖かい。
バスの時間13時10分まで,お昼を食べながらゆっくり過ごす。
けっきょくバスに乗り込む頃に小雨がぱらつき始めた。
幸運もあったが,隊長の計画・判断の的確さによって,今回も素晴らしい登山になった。とてもありがたい。
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