神津島　天上山　天空ハイキング

日帰り

天上山（関東）

2018.02.10（土）

パーティ： 1人 (aoto さん )

aotoさん

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

その他
その他：行き：みなとみらい線　日本大通りから徒歩で横浜港大さん橋へ
　　　横浜港大さん橋から東海汽船　さりびあ丸で神津島　多幸湾三浦漁港へ
帰り：神津島空港から新中央航空 Dornier 228で調布飛行場へ

この登山記録の行程

沢尻キャンプ場(11:00)-神津港(11:20)-黒島登山口(11:45)-黒島山頂10合目(12:15)-千代池(12:20)-砂漠分岐(12:35)-裏砂漠(12:45)-裏砂漠展望地(12:50)-不動池分岐(13:00)-新東京百景展望地(13:05)-不動池(13:15)-天空の丘(13:20)-ババア池(13:30)-白鳥下山口(13:40)-天上山(13:50 14:00)-表砂漠(14:10)-砂漠分岐(14:15)-黒島展望山(14:25)-黒島山頂10合目(14:30)-黒島登山口(14:55)-神津港(15:20)

コース

総距離: 約12.1km

累積標高差: 上り約886m; 下り約898m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

　いつか行ってみたいと思っていた伊豆諸島の山。三連休を利用した計画を立てたが南岸低気圧が接近。最終決定はフェリー出向日の金曜日昼。土曜日は夕方まで天気がもつようなので東海汽船に電話予約（ネット予約は数日前に終了）し神津島　天上山へ行って来ました。
　乗船は自宅から行きやすい横浜港からにしました（金曜日、土曜日だけ寄港）。みなとみらい線　日本大通り駅から徒歩10分程度で大さん橋。コンビニは駅内だけですが、フェリー内にも飲み物、軽食、おつまみ、アイスクリームなどの自販機があります。
　神津島までは横浜港から約10時間半。途中、大島、利島、新島、式根島を経由します。大島は多くの観光客とサイクリングの方々で下船に約20分かかりました。その後の島々では数名から多くても40名程度。三連休を利用し本土で働いていて帰省と思われるような方もいらっしゃりました。
　今回の山行記録の写真はいつも行く山への移動方法と違うので移動中の写真も載せてみました。
　神津島に到着後キャンプ場の使用申請をする為に観光協会を探したが見つからず。確認したところ、神津島港ではなく、島の東側の多幸湾三浦漁港に入港。状況により二つの港を使い分けているとの事です。船内放送でたぶん言ったと思いますが、聞いてませんでした。
　予定していたキャンプ場は島の西側。事前に調べてた村営バスの時刻表を確認したところ10:20発の神津島港行があることが判明。急いでバス停まで行き、何とか間に合いました。村営バスは、どこまで乗っても1回200円です。
　神津島港の観光協会に利用申し込み書を提出し、沢尻キャンプ場へ向かいます。荷物も多く、早く天上山に向かいたかったのでバスの時刻表を確認したところ直ぐ（10：40発）有りました。多幸湾から乗ってきたバスで運転手さんもそのままでした。運転手さんの話では風が強い時にはキャンプ場そばの廃業したホテルの軒先にテントを張っているとのことを教えて頂きました。軒先で網の手入れをしていた方に挨拶をし、荷物を置いてサブバックに必要なものを移し替え来た道を戻ります。神津島港と沢尻キャンプ場間はバスで3分。徒歩20分です。
　港から黒島登山口までは一般道で25分でした。ガイドブック（神津島探勝ウォーキングMAP）と自分のペースの差をここまでで大体把握しておくとその後の予定もつけやすいと思います。
　登山道は整備されており、30ｍ前後おきに1合ずつ表示があるのでペースの目安になります。振り返ると神津島港とどこまでも続く海原が見渡せますのでモチベーションを保って10合目まで着けました。ここから先は山の景観を楽しみながら小さなアップダウンを繰り返します。数分歩くと景色が目まぐるしく変わり、森林限界を超えたアルプスのような景色、砂漠地帯、断崖絶壁から見下ろす島々など楽しい山行ができました。詳しくは写真を見て下さい。
　下山後港付近のお店で買い物をし、今晩の宿泊地へ。ホテル軒下一番奥にテントを設営し観光協会で200円引きのチケットを買っておいた神津島温泉センターで入浴。キャンプ場から徒歩10分です。温泉は鉄分の多そうな黄土色（又は、金色）でゆっくり暖まりました。露天風呂は水着着用との事です。
　キャンプ場に戻り、夕食を海岸で取ってると予報より少し遅めの19：00頃にパラパラ降ってきたのでテントに撤収。最初は廃業したホテルの軒先に1人で怖かったんですが、風雨が強くなってくると安心感の方が増しました。当日、キャンプ場付近に私の他はテントの方1名（キャンプ場から道路を跨いだ東屋の中にテント張ってました）と横浜ナンバーの車の方（トイレ脇の駐車場）だけでした。
　翌朝海は大荒れ。とりあえず神津島港まで行ってみましたがフェリーは欠航。前日の夕方に村内放送で連絡したとの事ですが温泉に入っていた時なのか聞いてませんでした（前日バスの運転手の方に明日フェリーは欠航する可能性高いと聞いていたので想定内でした）。
　ここでまたバスの運転手の方に会い、東海汽船の方にお願いし飛行場の連絡先を教えてもらい空きを確認しました。神津島空港より、調布飛行場の方が朝早く予約が取れるとの事です。三連休なので一日後でも休日中に帰れると考えた方が多いのか空きがあり乗れました。
　飛行機は新中央航空の19名乗りプロペラ機。ガス缶は持ち込み禁止なので係員に渡し、空港に置いていきます。ほとんど揺れは無く、予定より少し早く40分で調布に到着しました。
　島の方々の親切、天気にも恵まれた山行、船旅、飛行機からの眺めも堪能でき充実した3日間でした。天上山はNHK衛星放送版の花の百名山。花は5月頃が盛りとの事で今の時期は咲いてませんでしたが、景色を楽しむには十分でした。

フォトギャラリー：60枚

装備・携行品

参考になった（6）

SPECIAL

みんなのコメント

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すてぱん
2018.02.12 18:33

aotoさん、こんにちは。
大島の三原山や式根島の天上山には一度行ってみたいと思い調べていたので、ちょうどいいタイミングで参考にさせていただきます。
aoto
2018.02.13 21:23

すばるさん
　いつも見て頂いてありがとうございます。
　この時期はフェリーも空いていました。二等和室は満席でしたが（ほとんどの方は大島で下船）、あまり人気のない二等座席はガラガラで一列使い横になれました。ネット予約は席の指定は割引はありますができないとの事です。電話であれば割引は無いですが空いてれば希望を聞いてくれるようです（例えば、後ろの席に予約が入って無い席とか）。
　今回は少しガスっていて遠くは見えませんでしたが、一週間前は南アルプスまで見えたそうです。バスの運転手の方がその時乗った方が撮影した写真を見せて下さいました。
　大島なのか、神津島のどちらに行かれるのか分かりませんが天気に恵まれ、楽しめると良いですね。
鋸太郎
2018.03.04 14:24

こんにちは。
2/10発のフェリーで企画していましたが、生憎の欠航で諦めた口です。
（往路をキャンセルしたら復路の神新汽船もキャンセルできました）
この時期は季節風で欠航が多いとの事で、サラリーマンとしてはやきもきです。
無事に行けたaotoさんがうらやましいです。
参考にさせて頂きます。
aoto
2018.03.05 21:29

鋸太郎さん
　こんばんは。
　私も出港当日まで悩みました。3連休だったので予備日1日確保できたので行くことに決めました。戻ってから確認したんですが、月曜日は何とか出港出来たようです。神津島は2つの港があるので風向きで使い分けしているようです。飛行機は懐に痛いですが、少々の風は問題無いようです。但し、欠航が決まると直ぐ埋まるとの事です。また、ガス缶荷物としても預けられないので没収です。
　ひたすら歩くには少し物足りないかもしれませんが、素晴らしい景色と変化に富んだ山行は期待を裏切りませんでした。