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雲取山2018(山小屋泊)

雲取山( 関東)

パーティ: 10人 (きんちょん さん 、ほか9名)

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行程・コース

天候

初日:晴れ時々曇り 2日目:快晴

利用した登山口

丹波   鴨沢  

登山口へのアクセス

バス
その他: 奥多摩駅から西東京バス→丹波山温泉バス停

この登山記録の行程

【1日目】
丹波山村役場前(10:02)・・・丹波(10:15)[休憩 5分]・・・サオラ峠(13:00)[休憩 20分]・・・三条ノ湯(15:47)

【2日目】
三条ノ湯(07:10)・・・三条ダルミ(10:00)[休憩 20分]・・・雲取山(11:00)[休憩 60分]・・・小雲取山(12:25)[休憩 5分]・・・雲取奥多摩小屋(12:55)[休憩 17分]・・・ブナ坂(13:42)[休憩 10分]・・・堂所(14:35)[休憩 10分]・・・小袖乗越(15:58)[休憩 10分]・・・鴨沢(16:35)

コース

総距離
約25.8km
累積標高差
上り約2,976m
下り約3,061m
コースタイム
標準10時間30
自己12時間33
倍率1.20

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

L-Breath主催のツアーに参加し、三条の湯1泊で雲取山に登った。2017年内に登りたかったのだが、週末はきっと混んでいるので、平日に休みを取って山小屋泊でと考えていたら休みが取れず断念。やっと実現でき、大満足。

山小屋泊参加者7名(女性5名、男性2名)、テント泊参加者3名(すべて女性!)、L-Breathのスタッフ3名、ガイド1名の計14名。

テント泊組は、当初は2日目、三条の湯に荷物を置いて雲取山山頂まで往復して丹波に下る予定であったが、人数が少なかったため、山小屋泊組と同じコースを、ずっと思いザックを担いで歩くことになったとのこと。

雪のない道が半分以上だったが、雪がある・ないが頻繁に繰り返される状態で、切り替わるたびにアイゼンを着脱するわけにもいかず、ガイドの方も判断が大変だったと思う。アイゼン着脱のいい練習になったが、すばやく納得できるように付けることはまだできない。ひとりで登ったらもっと頻繁に着脱すると思うので、もっと練習する必要がありそうだ。泥だらけのアイゼンの扱いにも工夫が要るかな?

三条の湯経由の道は、急斜面をトラバースする箇所が多く、斜面が崩れて砂が浮いているような箇所もあり、この時期ならではかもしれないが危険に感じる所が結構あった。荷物が重いテント泊組の方々は更に大変だったと思う。山頂から鴨沢までの下りは危険な箇所はなかったが、距離が長いのでテント泊組の方々は、また大変だったと思う。全コースで大変だっただろう。

前回の黒岳では、スタートからゴールまでアイゼン付けっぱなしで、状態の良い雪の上を歩いたが、今回は凍結している所を歩くことが多く、良い経験になった。軽アイゼンでも結構安心して上り下りできることがよくわかった。アイゼンっていいなー。凍った斜面をトラバースする場合のコツも教えていただいた。なるほどー、である。

前回の黒岳でもそうだったのだが、ヒップベルトのパッドがあたる腰骨のところが痛くなった。L-Breathの方(30kgのザックを担いでいた!)に聞いてみたところ、次のことを教えていただいた。
(1)重さが8kg程度を超えるあたりから痛くなることがある。
(2)自分はヒップベルトを締めず、ショルダーベルトだけで担ぐ(肩が痛くなるが)。
(3)パンツのベルトの段差が原因で痛くなることもある。
帰宅後に痛い所を見てみると、タイツのゴムの箇所がくっきりと赤くなっていた。(3)のようだ。ファイントラックのタイツのゴムは細め、厚めで腰にかかる圧力が高くなっていたようだ(今度機会があればファイントラックのスタッフに要望を伝えてみよう)。では今後どうしようか?ウェアの位置は変えられないので、ショルダーベルトだけで担ぐことも考える必要があるな。ウェアの選択基準にも加えよう。

2日目の天気予報は強風となっていたが、とても穏やかで、山頂でも手袋が要らないほどだった。2日目に脚が痛くならないか少し心配だったが、ゆっくり目のペースで歩いたおかげで痛くなることはなく、快適で楽しい2日間だった。

※下山日の翌々日の朝から喉が痛くなり体調が悪くなったので検査してもらったところインフルエンザでだった。思い当たるのは山小屋。大部屋に泊まったが、早々に布団にくるまって咳をしている人がいた。要注意だとは思っていたが、まさかインフルエンザだったとは。後味の悪い山小屋デビューとなった。まれなケースだったとは思うが、より安全を期すならテント泊の方が良さそうだな(いきなり雪山のテント泊は無理だが)。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ ナイフ ツエルト
健康保険証 医療品 ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
軽アイゼン トレッキングポール ライター バラクラバ オーバーグローブ ゴーグル

みんなのコメント

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  • kinchonさん、はじめまして。
    雲取の地図を広げ、登山道を指でなぞつて、写真を見ながら記録を読ませていただきました。雪がない所が半分以上あるとは、驚きました。アイゼンの脱着はだれでも少なければいいはずです。kinchonさんの荷物の重いテント泊参加者やアイゼン脱着の判断をするガイドへの思いやりがありますね。感心しました。
    私は、腰ベルトの太いザック(約12cm)を愛用しています。しかも、腰骨にあたる部分には、クッションが入っています。
    インフルエンザは、快方に向かわれていますか。お大事になさってください。次回の登山記録を楽しみにして待っています。

  • モーちゃんさん、はじめまして。
    登山記録を始めてから初めていただいたコメントです。ありがとうございます。
    インフルエンザで火曜日の朝から調子が悪くなりましたが、予防接種を受けていたので熱も夜中に38℃まで上がる程度で、木曜夜には平温になり、金曜朝には喉の痛みが残るだけとなりました。予防接種を受けていると、かかっても楽ですね。「予防接種を受けてもかかることがあるから、予防接種は不要」というのは間違っています。私は予防接種の効果がなくなった4月にもかかったことがあり、その違いがよくわかります。
    今年はもう少し高い山まで出かけてみたいと考えています。モーちゃんさんの登山記録も参考にさせていただきます。

登った山

雲取山

雲取山

2,017m

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