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急遽単独行き・三峰神社〜雲取山〜鴨沢

雲取山・白岩山・七ツ石山( 関東)

パーティ: 1人 (ゴン40 さん )

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行程・コース

天候

初日、2日目とも好天、風も稜線、林間ではあまり感じない、雲取山頂のみそれなりに風がありました

利用した登山口

三峯神社   鴨沢  

登山口へのアクセス

バス
その他: 西武秩父駅から三峰神社行きのバス。平日ですが、30分前に着いて並んで座れました。
座れずに立ちっ放しの乗客もいました。
帰りの鴨沢のバスはガラガラでした

この登山記録の行程

【1日目】
三峯神社(10:30)・・・妙法ヶ岳分岐(10:41)・・・分岐(11:03)・・・炭焼平(11:08)・・・霧藻ヶ峰(11:40)[休憩 9分]・・・お清平(11:58)・・・前白岩山(12:46)・・・白岩小屋跡(13:02)・・・白岩山(13:22)[休憩 7分]・・・大ダワ(14:09)・・・雲取山荘(14:25)[休憩 10分]・・・雲取山(14:58)[休憩 12分]・・・雲取山荘(15:30)

【2日目】
雲取山荘(06:10)・・・雲取山(06:29)[休憩 22分]・・・小雲取山(07:12)・・・五十人平野営場(07:38)・・・ブナ坂(08:01)[休憩 5分]・・・七ツ石山(08:18)[休憩 5分]・・・七ツ石小屋(08:45)[休憩 8分]・・・堂所(09:28)・・・小袖乗越(10:38)[休憩 5分]・・・鴨沢(11:00)

コース

総距離
約22.0km
累積標高差
上り約2,190m
下り約2,698m
コースタイム
標準10時間30
自己8時間27
倍率0.80

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

本来は11月の3連休で弟と2人で雲取山に行く予定でしたが、家族の発熱のため自分だけキャンセル。急遽単独行きになってしまったのは弟でした。
12月最初の土曜日出勤の振替に、翌週の金曜日に休みを取得して、11月に予定していた同じコースを取りました。
三峰神社行きのバスは満席でしたが、登山者は僕以外にはもう一人ぐらい。三峰ビジターセンターは無人で登山届のポストもなく、踵を返して登山口に向かいます。登山口の鳥居の横に登山届のポストがありました。
歩き始めて直ぐに5人ぐらいの東アジア国籍っぽい登山パーティーを追い越しました。(後で雲取山荘で再会しました)。ここからはほぼ単独行きで、時期的に登山道は落ち葉でいっぱいで見分けがつきづらい状態。危険を感じることは少ないですが、注意は必要でした。しばらく歩いていると、道や落ち葉に白いものが混じり始めました。最初は霜かな、と思っていましたが、うっすら雪でした。
三峰神社からの登山者は少ないですが道は明瞭でした。まず霧藻ヶ峰までしっかり登っていきます。登り一辺倒でも無く、落ち葉の平坦な道もところどころありました。(炭焼平など)
ようやく霧藻ヶ峰ですれ違う方に会えました、少し休憩。登山道の情報を入手して、先に進むと、一旦降りて、お清平から先はまた登ります。雪と落ち葉が斜面にあって、登りは大丈夫ですが、降りだったらちょっと嫌だな、という感じでした。今回、北側から南下するコースを取り、雪がうっすら残る北側の山道は基本的に登りで、2日目雲取山から降るのは南側なので雪が無く、正しいルート選択だと思いました。(一番無難なのは鴨沢からのピストンです)
白岩山へ向かう道はしっかり登り続けて、ようやくと思ったら前白岩の肩の表示があり、えっ、まだこれから前白岩山、白岩山があるのか、と驚きました。肩、と言いながら前白岩山までも結構歩き、さらには降りて廃墟になっている白岩小屋を経て、白岩山への登りに取り付きました。白岩小屋から白岩山までは短く感じました。
白岩山のテーブル、ベンチで少し休憩してから降ると、芋ノ木ドッケなる分岐があり、健脚向けコースがありましが、無理せずに巻き道を進みました。しばらく歩くと鞍部の大ダワに到着、ここも予定通り雲取山荘側の巻き道を進みました。熊笹の道を進んで登りきると、ようやく雲取山荘に到着できました。
まだ14時30分前でしたので、ザックを山荘に置かせてもらい、軽身で頂上を目指します。30分かからずに頂上に着くと先客はご夫婦の2人だけで、程なく頂上独占となり見晴らしは抜群で、頂上にあった山座固定の標識と眼の前の山々に夢中になりました。
外気温はもちろん氷点下で、山荘内もそれなりに寒かったです。相部屋は2人での使用でした。コタツに足を入れていないと凍えてしまうので、布団もコタツ横に並べて、足を突っ込んで眠りました。寝る前、夕食後に小屋の外から東京の夜景と頭上の星空を眺めることができきました。とはいえ、凍える寒さでした。
消灯20時30分、起床4時40分、朝食5時30分で手際よく進み、今まで縁のなかった山頂でのご来光を拝むことができました。風がそれなりにあり、待ち時間の10分でかなり冷え込み、2重にしていた手袋でも手がかじかみました。6時45分の日の出の後、山頂を後にして下山を開始し、程なく雲取山避難小屋がありました。避難小屋に泊まった方(2人)の話では、昨晩、小屋内はマイナス2〜3度だったそうです。下り始めはやや急坂ですが、その後は緩やかな開けた尾根を降りました。右手に富士山や南アルプスの山々が良く見える気持ちの良い稜線歩きでした。小雲取山での分岐、五十人平野営場を過ぎると、また森林の中を降って行きます。程なくブナ坂の分岐に出て、七ツ石山への登り返しが始まりました。七ツ石山の展望も富士山が近くに見えて良いです。七ツ石山から下り始めるといよいよ山林の中となり、少し歩くと水場を経て、七ツ石小屋に出てトイレ休憩できました。七ツ石小屋からの景色も気持ち良いです。
七ツ石小屋を過ぎるとひたすら山林の中を降りました。途中開けてもそこまで景色は見えないですが、マムシ岩、堂所など平将門の逃走に関する案内板が表示されて、景色の代わりに楽しめました。
長い下りの中で、土曜日でもあり、メインルートでもあるので、前日とは異なり多くの登山者とすれ違いました。ようやく車道に降りて、少し歩くと小袖乗越の駐車場があり、トイレ休憩できます。ここでストックを片付けてしまいましたが、鴨沢までの近道は車道ではなく再び山道なので片付けずに使えば良かったです。しばらく歩いて、鴨沢のバス停に11時に着き、バス停のポスターにあった徒歩1分のクラフトビールを飲んで、バスに乗り込み奥多摩湖の景色を楽しみつつもバスに揺られながら居眠りをし、奥多摩駅から徒歩で日帰り温泉施設のよもぎの湯に立ち寄り、疲れを癒してから帰途につきました。

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登った山

雲取山

雲取山

2,017m

七ツ石山

七ツ石山

1,757m

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