行程・コース
天候
快晴、平穏
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
中部横断道の終点「六郷IC」を出て国道52号線を「富士川」沿いに南下します。「飯富」の交差点を右折して県道37号線を西へ向かい、郵便局のある「角瀬」(裏参道登山口)方向に左折して山に向かいます。「春木川」沿いに登って行き最後は山へ向い4曲がりすると表参道登山口の「羽衣」に着きます(トイレ有)。道路際の空き地に15台程度駐車可能です。途中の4曲がりにも駐車可能な空き地が有ります。「六郷IC」から約20km・40分です。快晴予報の土曜日の5時10分着で8台目でした。(先着車は「敬愼院」の前日泊と思われます)
この登山記録の行程
羽衣(05:35)・・・肝心坊・13丁目(06:25)・・・中適坊・23丁目(06:55)・・・晴雲坊・36丁目(07:40)・・・和光門(08:20)・・・随身門(08:30)・・・七面山山頂着(09:30)朝食・・・七面山山頂発(09:45)・・・随身門(10:25)・・・敬愼院境内発(10:40)・・・二の池(10:50)・・・奥之院(11:00)・・・明浄坊(11:25)・・・栃之木安住坊(12:05)・・・神通坊下(13:05)・・・角瀬(13:10)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
南アルプスに東南端に位置する「七面山」は、720年以上の歴史がある法華経の聖地です。
「七面山」よりも有名なのは隣にある日蓮宗総本山の「身延山」ですが、「身延山」よりも高く
標高は約2000mになります。その為に「七面山」はしっかり登れて静かな山行が出来ます。
裏参道の登山口の「角瀬」から川沿いを4km弱登ると、表参道の登山口「羽衣」に着きます。
「白糸の滝」を見てから登山(登詣)開始ですが、入口看板には「身延山」も描かれています。
表参道はメインのルートなので、浮石もほとんど無く、非常に整備されていて歩きやすいです。
土曜日ですが、早朝5時半頃から登り始めたので途中にある4件の坊は開店前の様でした。
足元が良く、道幅もそこそこあるので、雪の中をあまり疲れる事も無く「和光門」に着きました。
「和光門」から先は、修行の世界なので生臭物は禁止となります。(つまり精進物となります)
門を潜って登り詰めると、除雪されている「鐘楼」に着くので、お賽銭を入れて鐘を突きます。
そのまま「鐘楼」の前を左に行き、「随身門」を右手に見てさらに登って行くと、小広場に出て
やっと右の彼方に目指す「七面山」のピークが見えます。ここから本格登山の開始となります。
まだまだ雪深く、少ないトレースの中を、野生の鹿の群れを見ながら黙々と登って行きます。
途中からガラガラと落石の音がし始めますが、凄まじく崩壊が進む「ナナイタガレ」の音です。
登山道から外れて、20mくらい音のする方に行くと、「ナナイタガレ」の絶壁の上部に出ます。
危険な場所ですが、ここからの富士山は崩壊地と周囲の低山と雲海でまた格別な眺めです。
登山道に戻り、少し切り開かれた「七面山」の山頂に着きますが、展望はまったくありません。
来た道を戻り、彼岸の日に御来光が差し込む「随身門」を潜り階段を下りると「敬愼院」です。
荘厳な「敬愼院」は、1000人が宿泊可能な宿坊を併せ持つ、歴史のある法華経の聖地です。
下山は裏参道を下りますが、次の「奥之院」までは整備された林道の感じで快適に下ります。
「奥之院」の右手から裏に回ると、本格的な登山道となり、長く延々と続く下山が始まります。
裏参道も参拝道なので整備されていますが、表参道と違って人の気配はまったくありません。
途中に坊が2ヶ所ありますが、裏参道の利用者が少なく、管理者も高齢で開かないそうです。
鹿と猿以外に誰とも会うことも無く、高低差のある長い急勾配を延々と下って行くと鳥居です。
鳥居の先には裏参道最初の坊「神通坊」があり、お店のある参拝基地の「角瀬」に着きます。
「角瀬」にあるタクシー営業所から乗車し、1450円で表参道の登山口「羽衣」へ戻りました。
フォトギャラリー:57枚
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | GPS機器 | ライター |
オーバーグローブ |
みんなのコメント