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日帰り

雲ノ平経由黒部源流ぐるっと周遊の旅

水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳（ 北アルプス・御嶽山）

パーティ： 2人 (m-hakusan さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日：曇りのち雨、２日目：曇り時々晴れ、３日目：晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他： 有峰林道通行可能時間は６時から２０時まで。
富山駅から折立行きのバスあり。ただし折り返し折立の最終は１４時なので下山時間には注意が必要です。

この登山記録の行程

１日目：折立（07：00）太郎平小屋（10：30）薬師沢小屋（13：15）急登最終（15：15）雲ノ平小屋（16：25）
２日目：雲ノ平小屋（06：00）祖父岳（07：45）ワリモ北分岐（08：55）水晶小屋（09：30）水晶岳（10：30）ワリモ北分岐（11：30）鷲羽岳（13：00）三俣山荘（14：15）三俣蓮華岳（15：25）黒部五郎小屋（16：50）
３日目：黒部五郎小屋（05：55）黒部五郎岳（08：10）北ノ俣岳（11：05）太郎平小屋（12：30）三角点（15：05）折立ヒュッテ（15：55）
※全て到着時間

コース

総距離
約45.4km
累積標高差
上り約3,842m
下り約3,842m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

コース状況：崩壊地などなく特に問題なし。急登を注意するのは皆さん同じですが水晶岳、黒部五郎岳の山頂付近は岩場となっています。スリップや落石には注意してください。特に黒部五郎岳から北ノ俣方面へ下山する場合しょっぱなから急な下りです。岩場と言うより砂交じり？滑ります。

その他注意事項：太郎平小屋を過ぎ薬師沢小屋へ至るまでいくつかの沢を渡ります。増水時は先へ進むのではなくＵターンに心掛けてください。また薬師沢小屋から雲ノ平へ向かうのは想像以上に急坂です。時間に余裕を持って行動しましょう。また雲ノ平から下山で薬師沢小屋へ向かう場合は岩にコケがついていますので滑ると思います。

水場について：雲ノ平山荘は有料、その先のテン場は無料です。水晶小屋で水の販売はしていますが岩苔乗越で水の補給ができない場合は三俣山荘まで水場がありません。有料を避けたい場合はテン場での水確保は必須です。
感想：黒部源流周回コースはロングコースです。自分に合った工程が必要です。水晶岳まで行ってしまうと引き返すのも先へ進むのも同じ体力が必要です。でも行った甲斐がある裏銀座、そこから見える表銀座、立山・剱岳、北釜尾根、槍ヶ岳などは最高だと思います。

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フォトギャラリー：106枚

有峰林道は６時から開通。長い車の列ができてます。

折立ヒュッテより本日スタート。

登り始めは巨木の中を通り抜ける。

１時間歩くと三角点の休憩場所に到着。晴れると立山・剣岳が望めるが本日は雲の中。

三角点を過ぎると周りに樹木はなくなります。

太郎平小屋に到着。昼食を摂り先に進みます。

太郎平小屋の水量は豊富でした。

まっすぐ直進すると黒部五郎岳へ、今回は右へ進み雲ノ平へと向かいます。

いくつもの沢を渡り・・・

木道を歩き続けると・・・

薬師沢小屋に到着です。

看板の前にはビールやその他飲み物が冷やされています。

一休みの後、本日の目的地雲ノ平山荘へと向かいます。

いきなりの急登は慎重に！

高天原と雲ノ平との分岐。急登の始まりです。

薬師沢小屋を振り返る。

さっそくですが急登です。

すっごい急です（汗）

多くの方が雲ノ平へ行きたいと思っておられます。十分な覚悟が必要です。

急登をのぼること２時間、ようやく傾斜に緩みが出てきました。

ここまで想定外の急登を登ってきたので足がガクガクです。

ところがしばらくすると景色が一変。

雲ノ平に到着！

小屋が見えて一安心。

本日のお宿『雲ノ平山荘』

小屋も新しく快適！しかも３連休の割には空いています。

小屋からは黒部五郎岳や・・・

三俣蓮華岳・笠ヶ岳なども見え・・・

双耳峰の水晶岳も見えています！

鷲羽岳は見えませんが手前に祖父岳、奥にちょこんとあるのがワリモ岳です。

２日目の天気も微妙↓本日はこの道を進んでいきます。

雷岩。この先テン場に水場あり。

水場の先に道があるのですが植生保護のためこの時点では通れませんでした。なので荷物をデポ、代表で汲みに行ってきます。

スイス庭園への分岐。時間がないので目もくれず先へ進む。

祖父岳への分岐。直進すると三俣への近道。

祖父岳山頂。残念ながら天気はこんな感じ。

道は歩きやすくガレた所も特になし。

水晶岳の尾根の谷（岩苔小谷）を覗きこむ。

ここも三俣への分岐点。ここを下り三俣方面へ向かうと水場有、となっていますがこの時期は水場をあてにしてはいけません。

ワリモ北分岐

北分岐から小屋までの道は意外と平坦。

THE裏銀座！

水晶小屋が頭を出す。

小屋の中はこんな感じ。

ガスもうすれてきて水晶岳が顔を出す。

それでは向かいます。

山頂付近は岩場です。

やってきました水晶岳！

山頂から見た北峰

三角点は北峰にあります。

北峰から南峰を見上げる。若干南峰の方が高い。

南峰からこれまでのルートを振り返る。

ワリモ北分岐へと戻り次なる頂『鷲羽岳』へ。黒部源流を下に見る。

手前にはワリモ岳。

ワリモ岳を下から見上げる。

山頂にはない『ワリモ岳山頂』を標記した標柱。

実際の山頂は特に何もない。ただし天気さえよければ表銀座の大天井岳などが見えるのでしょう。

鷲羽岳の山容は優しい。

意外とあっさりな鷲羽岳山頂。

時間も時間なので先へ急ぎます。

唯一顔を出した槍ヶ岳。手前は硫黄尾根。

尾根の右に伸びる道『伊藤新道』

そんなこんなで三俣山荘到着！小屋前は多くの登山客で賑わう。

振り返ると今日１番の鷲羽岳！

『三俣峠』巻道ルートで双六小屋へと続く。

丸山下のカール？

本日最後の三俣蓮華岳。雲ノ平から５座目。

ライチョウは疲れた体に癒しをもたらしてくれます。

黒部五郎小屋を目指します。

ハイマツの中を歩き三俣方面を振り返る。

遅くまで残雪ありとなっている。ルートに注意。

周りの木々が背丈以上になると・・・

本日のお宿『黒部五郎小屋』に到着！

小屋の近くにテン場あり。

夕食は天ぷ～ら！

小屋全景

最終日にようやく晴れました。

カールルートを選択し先に進みます。

カール直下まで困難な道はなし。

天気が良すぎてカメラが多少ハレーション（涙）

最後の急登を登る前に暖かいコーヒーを雪解け水で味わう！

思ったほど急ではない。

カタ付近まで上がってきた。

稜線まで来ると黒部五郎岳は目の前！

『黒部五郎岳』到着！

山頂は決して広くない。登山者もまばら。。。

今回の山行で初めて見えた薬師岳。奥には立山も！

山頂直下は急なので雪渓を通行する場合はアイゼンが必要。ま～横に登山道がありますので問題はありません。

気持ちのいい稜線歩き！山行は天気で一変する。

あ～気持ちがいい。

そんなこんなで赤木岳に到着！

北アルプスを眺めながら以前頂いた富士山サブレを食す！

気持ちがいいがそれ以上に帰りのコースは非常に長い。。。

ケルンが見えるとそこは・・・

北ノ俣岳

山々の間に見えるのは大天井岳。

木道も始まり・・・

こんな感じを抜け・・・

気づいた頃には・・・

山行最後の太郎山！

太郎平小屋が見えると旅も最終章。

２日前に目にした分岐点。

青空に太郎小屋も気持ちよさそう。

それでは折立に向かいます。

樹木が高くなるころには汗だくです。

あっというまの３日間！

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装備・携行品

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SPECIAL

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登った山

水晶岳

水晶岳

2,986m

祖父岳

祖父岳

2,825m

鷲羽岳

鷲羽岳

2,924m

三俣蓮華岳

三俣蓮華岳

2,841m

北ノ俣岳

北ノ俣岳

2,662m

黒部五郎岳

黒部五郎岳

2,840m

太郎山

太郎山

2,373m

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