行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
往)武蔵五日市駅 7:39発 藤倉行きバス→神戸岩入口バス停8:08着
復)つるつる温泉からバスで武蔵五日市駅
この登山記録の行程
神戸岩入口バス停(8:15出発)-(春日神社参拝)-尾根取付き(8:45)-尾根上で休憩(9:55/10:05)-岩峰下(10:20)-馬頭刈尾根の祠(10:50)-大岳山山頂(11:05着/11:30出発)-鍋割山分岐(12:03)-鍋割山(12:17)-奥の院山頂(12:35)-天狗の腰掛け杉(13:00)-武蔵御嶽社(13:10着/13:20発)-日の出山山頂(13:55着/14:00発)-高峰山(14:25)-梅の木峠(14:42)-つるつる温泉(15:10)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
鋸山林道の南口にあたる神戸(かのと)から、バリエーション尾根を伝って大岳山に登り、御岳奥の宮のシロヤシオを訪ねて来ました。 標高1,077mの奥の院のシロヤシオはほぼ咲き終わっていましたが、地面に散り落ちた様さえも美しく見え、もう少し早く来ていれば・・・、と悔やまれます。
≫大岳山と御前山に挟まれた神戸集落は、東京都の天然記念物「神戸岩」でも知られています。 周辺に一般の登山道がありませんので登山者には馴染が薄いと思いますが、愛読のガイド本には、神戸側から大岳山の南西面を辿る何本かのバリエーションルートが紹介されています。
大岳山の南西面と言えば、上部の等高線がギュッと詰まって険峻なイメージが強い上に、向かった先が「スベリ沢右岸尾根」という物々しい名前でもありますので、やや緊張気味に尾根に取り付きます。
緩急の付いた尾根線は、杉の植林帯と自然林が程良く調和していて踏み跡も明瞭です。
やがて正面に核心部の岩場が現れますが、赤テープと薄い踏み跡に沿って岩の基部を右に巻き、落葉の積もった草付きを這い上がれば無難に越えることが出来ます。 一見、中央突破も出来そうでしたが、岩場を抜けた後の急な草付きを考えれば、巻いて越すのが正解でしょう。
岩場を抜けると明るい広葉樹林帯となり、見覚えのある木祠の脇で、馬頭刈尾根の一般道と合流します。 バリエーション尾根で人知れず咲くシロヤシオに邂逅できれば~♪、との淡い期待は、今回も空振りに終わりました。
大賑わいの大岳の山頂から、久しぶりの富士山を堪能してから、鍋割山、そして奥の院に向かいます。
皆さんのレコで知って、今回一番のお目当てにしていた奥の院のシロヤシオでしたが、嫌な予感が当たって、殆どの株が咲き終わりの状態でした。
とは言え、シロヤシオを、シロヤシオとしてじっくり観賞するのは初めてで、縁が赤みを帯びた五輪の葉さえも美しく、散り落ちた花弁が、まるで樹影を模るように地面を白くする様はとても印象的でした。
花の余韻に浸りながら日の出山を一気に駆け抜けると、お久しぶりのつるつる温泉にドボーン!、、、のつもりが、GWの大混雑でまさかの入場制限! 折良く来たバスで、そのまま帰路に付きました。
訪れるのがもう少し早ければ~、と悔やみつつ、来週、そして来年のシロヤシオが今から楽しみです!
本日の総歩数32,843歩、歩行距離22.2km、消費カロリー1,319kcal、脂肪燃焼量94g也。
フォトギャラリー:92枚
神戸岩入口バス停で下車。橋の手前から神戸集落に向います。
神戸川に沿って。
昨日、春日神社のお祭りだったそうで、
氏子の皆さんが、祭りの後片付けの最中でした。
御神輿を解体中。
こちらの狛犬は昭和標準型です。
ぺルトン碑。戦後、横田基地に勤務していたぺルトン曹長夫妻と神戸の部民との交誼を伝えています。
渓流沿いにはバンガローが立ち並んでいて、GWの家族連れで朝から賑わっていました。
青空にお祭りの幟が映えます。
道を進んで行くと、だんだん雰囲気が出てきます。
御前山中尾根取付き口の空き地です。何か建築準備中の様です。
小さな橋で沢を左岸に渡り、廃バンガローに続く道から尾根に取付きます。
使われていないバンガローの廃屋の間の道を登ります。
上部で10m程の藪を漕いで尾根線に乗ります。
尾根線には踏み跡も有ります。
上流に神戸岩が見えますね。
植林帯の縁を登って行きます。
一旦傾斜が緩んで、快適な尾根歩きに。
顔に見えてきますね・・・。
大きなモミの木が立ち並んでいます。
再び傾斜が増して来ました。
バリエーションの醍醐味。ひたすら登ります。
再び傾斜が緩んだ所で一休み。露岩帯の核心部はこの先です。
正面に露岩帯が立ち塞がります。
ここは赤テープに沿って、右に巻いて行きます。
落ち葉に埋もれた急な草付きを登って、露岩帯の上に出ます。
露岩帯を抜けると傾斜は緩やかになってきます。
尾根の左手に大岳の山頂が見えてきました。
馬頭刈尾根の一般道との合流点には、派手なピンクテープが。
すぐ脇の見慣れた木祠に、無事合流の御挨拶。
大岳山山頂の巻き道の分岐近くでも有ります。
大岳山の山頂直下に一本のシロヤシオが!樹高が高くてじっくり堪能出来ませんでした。
お久しぶりの大岳山山頂です。
こちらもお久しぶりの富士山。
山から見るのは今年初めてかもしれません。
何度見てもいい眺めですね~
お馴染の御前山。一昨年の子供の日を思い出します、、、。
そしてお決まりの「日本2トップ!」
賑やかな山頂を後にします。
大岳神社のオオカミ像にも、お久しぶりのご挨拶。
御坂尾根(バリエーションルート)の合流点には、目新しいリボンとロープが張られていました。
賑やかなメインルートを離れて鍋割山へ向います。
地味な鍋割山山頂。
トラロープの先は、鍋割山北尾根(バリエーションルート)ですね。
そのまま奥の院ピークに向います。シロヤシオは咲いているでしょうか・・・?
足元に落ちた白い花びらで、シロヤシオの存在に気付きます。
あ~、見つけました!
僅かに散り残ったシロヤシオ、、、。
葉ザクラならぬ、葉シロヤシロ。葉っぱでさえも美しく思えます。
一週間遅かった様です、、、。
散り残ったシロヤシオ越しの大岳山。
奥の院ピークに到着。
誰が名付けたか「ワンピースギ」(笑)
彼の花を、咲き急かしたか春夏日。(が)
一面に散り落ちたシロヤシオの花。一週間遅かった~!!
残っている花も、触るとほろり、と落ちてしまいそうです。
あたかも樹影を模るように散り落ちた花弁。
散りながら、待っていてくれていた様な光景です。
落ちて尚、咲くや情けのしろやしお(が)
未練を残しつつ先に進みます。
天狗の腰掛け杉。圧倒的な大きさですね。
長尾平も大賑わいです。
武蔵御岳神社も拝殿参拝の行列が出来ていました。
拝殿はパスして、大口真神に参拝。
奥宮遙拝所から皆さん熱心にお山を拝んでいます。・・・ということは、さっきまで拝まれていたかも?!(笑)
遙拝所から奥宮のピーク、「男具那ノ峰」です。信仰を集める理由が分かる様な気がします。
青空と拝殿。
視覚効果を狙っているのだと思いますが、胸部と前肢が極端に大きく造られています。
下から見上げると、なるほど!ですね。
畠山重忠像。これを見たら、次は妻坂峠でしょうか!?(笑)
門前も賑わっています。
神代ケヤキ。内部が空洞の様で、良く見ると、どてっ腹の穴の向うに空が見えます!
日の出山に向います。
快調に飛ばして、30分程で日の出山に到着。
山頂に咲く赤い花は?馬酔木でしょうか?
日の出山から男具那ノ峰。
後ろのハイカーさんが、「ベイブリッジが見えるね~」と言っていましたが、良く分かりません、、、。
今日は、梅ノ木峠経由でつるつる温泉に向います。
前回巻いてしまった高峰山のピークにも立ち寄ります。展望はありません。
梅ノ木峠に到着。
すれ違い・・・。
梅ノ木林道を下ってつるつる温泉へ向かいます。
途中から、三ッ沢の森遊歩道でショートカット。
つるつる温泉の直ぐ脇に飛び出します。
駐車場は満車状態。まさかの入場制限で、二回連続のドボーンレス山行となりました(涙)。
(おまけ)本日、卸したての新相棒、相性は抜群でした!
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ |
みんなのコメント