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西上州:法久バス停~御荷鉾山~若獅子尾根〜万場

東御荷鉾山、西御荷鉾山、桐ノ城山、石尊山、若獅子山( 関東)

パーティ: 1人 (目黒駅は品川区 さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

その他: 往路:大崎4:30→山手線→上野4:52〜5:13→高崎線→新町6:44〜50→日本中央バス→法久8:05

復路:万場14:50→日本中央バス→新町16:25〜37→高崎線→赤羽17:54〜18:01→埼京線→恵比寿18:23〜28→山手線→目黒18:31

この登山記録の行程

法久バス停8:05→法久集落8:21→神社8:31→林道(神流工房入口)8:45→石神峠(御荷鉾スーバー林道)9:13→東御荷鉾山1246m9:53~10:02→投石峠10:20→西御荷鉾山1287m10:46~11:00→御荷鉾スーバー林道11:14→若獅子尾根入口11:23→桐ノ城山1047m11:31→石尊山954m11:49→若獅子山北峰895m12:02→〃南峰810m12:09~20→未舗装の林道12:30→舗装道路12:38→万場バス停12:53

合計4時間48分。

コース

総距離
約14.3km
累積標高差
上り約1,580m
下り約1,547m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

5月26日(土)は、西上州の御荷鉾山に行って来ました!

西上州っていうと交通の便が悪いというイメージがあるのですが、御荷鉾山は一番手前ということもあって意外と交通の便が良い山で、上野5時13分始発の高崎線に乗ると、新町駅6時50分の上野村ふれあい館行のバスに乗り継ぎできて、登山口の法久バス停には8時5分に着きます。

でもそこからが問題!

法久バス停からの道は、昔はメインの登山道だったんですが、御荷鉾スーバー林道が出来たせいで登る人がほとんどいなくなり、途中から標識はあるんだけど、結構わかりにくい道になっています。

まずバスを降りたら、登山道入口の標識がありません!バス停横にわずかに残された旧道の法久橋からトイレの横の簡易舗装の道を入ります。

この道はすぐに廃道状態になります。でも行けないことは無いのでそのまま進みます。

すると15~20分ぐらいで法久集落に突き当たるので、最初の分岐は右に行きます。古い小学校の建物を横目で見ながら進むと、郵便ポストのある分岐に出て、ここから「みかぼ山」と書かれたピンク色の標識が出てきます。

標識に従いそのまま直進すると、道はやがて山道に入ります。入ってすぐのところに神社があります。

神社の裏の山道をどんどん進んで行くと、15分ほどで林道に出ます。左折して2~3分進むと、神流工房と書かれたひょうたん型の標識があるので、そこを右折するとすぐのところにみかぼ山のピンクの標識があるので、そこを左折します。

この後、標識に従い山道を乗り換えながら登って行きます。そして最後、山道から離れて、かなり薄い踏み跡を赤テープに従ってひと登りすると、ようやく御荷鉾スーバー林道に飛び出します。ここまで約1時間10分!

御荷鉾スーバー林道を左に進むとすぐ関東ふれあいの道の案内板がある石神峠に着いて、そのまたすぐ先が東御荷鉾山の登山道入口です。ここには御荷鉾山の案内板があります。

東御荷山の登山道は少し林道を行った後、尾根道に入り、後は一直線!でもまだ標高差が400m近くあるので意外と登りでがあります。みんな車で来るわけだわ。

でもなんとか登りきって、9時53分、東御荷鉾山山頂1246m到着!法久バス停から、途中迷うんじゃないかと思って2時間半みてたんだけど、1度も迷わず約1時間50分で着きました!

東御荷山の山頂は、中央に神像のある狭い場所で、でも南側が刈り払われていて、両神山や城峯山が良く見えます。でも季節柄もやがかかっているので、写真には良く写らず。

東御荷山山頂で10時ちょっとまで休憩したら、反対側に下ります。下る道は釜伏山は巻いて、投石峠の少し手前で御荷鉾スーバー林道に降り立ちます。20分弱で到着。

次の西御荷鉾山の登山口は、投石峠の標識の裏側から始まります。こちらの道は東に比べて階段が多くて疲れるのですが、標高差が少ないので割りと楽に登頂出来たように感じます。

10時46分、西御荷鉾山山頂1287m到着!こちらの山頂は神像もあるのですが、ヤマツツジの咲く広場になっていて、大人数で休憩するのに向いています。展望は東と基本的に一緒なんですが、さっきよりもやがとれてきて、両神山のギザギザが写るようになりました。

11時まで休憩して、西御荷鉾山からも反対の西側下ります。山頂からすぐのところに真下に下る道の分岐が出てきますが、そっちに行っても下がつながっていないので行きません。

西側の道は万場から上ってくる林道と御荷鉾スーバー林道の交差点に出ます。この林道を下っても万場に出られるのですが、下りは若獅子尾根を下ると決めてきたので、万場に下る林道から工事中の林道に入り、その入口を目指します。

若獅子尾根の入口は林道脇に鳥居があるのですぐにわかります。でもここでまた問題発生!

若獅子尾根は、登山道というよりトレイルランニング大会のルートとして有名なので、さぞかし走りやすいいい道が下まで続いている
のだろうと思ってたら、岩尾根を左右に巻く感じの、一分ロープや鎖のあるガチな登山道です!

しかも大会があるのは半年後の晩秋なので春はあまり整備されておらず、アチコチ崩れかかってたり、道が踏み跡状態になってたりします。

そんな感じなので、一気に駆け下ろうと思ってもできません。予想外に時間がかかるので、そのつもりで計画をたてておかないとバスに乗り遅れます。

今回ももしかしたら11時50分のバスに間に合うんじゃないかと思って下りたら、全然間に合わなかったし…。

鳥居のところまで戻って説明すると、鳥居から桐ノ城山山頂分岐までは割りと普通の道です。

でも、立派な山頂標識と石祠がある桐ノ城山頂を往復して戻ってくると、ロープや鎖がある急斜面や切り立った岩場をへつる場所に遭遇します。

その後も、若獅子尾根は尾根上に露岩が多く、それをよじ登ったり、迂回するためにローブにつかまりながら、足元が崩れかかった踏み跡をおっかなびっくり進む局面が続きます。

そうしているうちに、目の前に巨大な露岩が現れます。その上が2つ目のピークの石尊山です。露岩を巻いて後ろから斜面をよじ登ります。

石尊山を過ぎても道は同じような感じで、若獅子山北峰に着いた時点でバスの時間を過ぎてしまったので、次の若獅子山南峰で諦めて休憩!

そしたら、若獅子南峰を過ぎたとたんに、今までの難路は何だったんだ!ってぐらいに、トレイルランニング雑誌に紹介されていた通りのフカフカの走りやすいトレイルが表れて、一気に林道まで駆け下りる。

この出口のところに、「一般登山者」と「トレイルランニング大会の試走者」の入山者数を調べるカウンターがあり、大会に出る予定は無いので一般登山者の方に一票入れておきました。

未舗装の林道に出てからも走りやすく、結局、畑を突っ切るコンクリートの農道に入るまで一気に駆け抜け、あとはクールダウンで大幅減速し、万場のメインストリートに下り立ちました。あとはバス停までダラダラ歩き、12時53分、バスターミナルのようになっている万場バス停に、5時間をちょっと切る感じで到着しました。

でも、バスの時間は14時50分でまだ2時間もあるので、浦沢屋という、昭和の岳人の西上州の定宿として有名な今井屋旅館の隣にあるうどん屋へ。

ここは鍋焼きうどんが有名な店で、実際、前一度来た時に食べて美味しかったんだけれど、今回はカレー鍋焼きうどんというのがあったので、そちらを注文してみました。カレーに吉田のうどんみたいな太くて固いうどんが良くマッチしてこれも美味!

ついでにビールも注文したんだけれど、さすがにうどんとビールで2時間もたせるのは無理だったので、神流川の吊り橋を散策し、万場の商店街の外れにある八幡神社まで散歩しても、まだ時間があるので、しょうがないから、バス停の並びにある「まるはちカフェ」という万場にしてはちょっとお洒落な喫茶店で、神流町名物「恐竜パンケーキ」を食べました。ついでにコーヒーも。

これはパンケーキの上に、アイスクリームと、神流町が世界に誇る恐竜の形をしたチョコレートと骨の形をしたクッキーが乗ってるというもんなんだけど、インスタ映えしなくもないので、旅の思い出づくにどうぞ。

これでようやくバスの時間になったので、朝買ったフリー乗車券で新町まで戻りました。戻る途中に日帰り温泉が無くはないんだけれど、途中下車した場合、次のバスの時間が遅すぎるので、今回はパス!

各種パンフレット - 神流町観光サイト
http://town.kanna.gunma.jp/kanko/?page_id=34

奥多野線 通過予定時刻表《鬼石・万場・上野村方面》(新町駅-高山社跡-鬼石郵便局前間)日本中央バス
http://www.ncbbus.co.jp/route/pdf/tano.pdf

浦沢屋 - うどん・そば / 多野郡神流町・上野村 - ぐんラボ!
https://www.gunlabo.net/shop/shop.shtml?s=1329

まるはち
http://0hachi.com/

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  • 参考にさせていただきました。
    ありがとうございました。
    https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=152639

登った山

御荷鉾山

御荷鉾山

1,287m

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