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御荷鉾山

東御荷鉾山→西御荷鉾山( 上信越)

パーティ: 1人 (ジョーロ さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路:新町6:50→法久7:55
復路:万場16:30→新町17:53

この登山記録の行程

法久橋8:00→大鳥屋山9:45(10)→妹ヶ谷不動尊下降点10:45(15)→東御荷鉾山11:55(5)→投石峠12:25→西御荷鉾山13:20(20)→桐ノ城山14:00→石尊山14:15→若御子山北峰14:30→若御子山南峰14:40(10)→万場15:25 合計7時間25分(標準タイム8時間55分)

コース

総距離
約14.4km
累積標高差
上り約1,729m
下り約1,698m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

初投稿です。
過去年に数回、マイカー登山を無雪期におこなってました。
最近は家族で車が取り合いとなり、昨年から電車バスでの登山をしてます。
前の週は奥武蔵の山々を縦走。
そしてこの日、上州御荷鉾山へと行きました。

電車で高崎線新町駅へ。
始発のバスに乗り1時間ほど揺られ法久で下車。
電車バス登山のメリットを生かしワンウェイのルートです。
今回の登山にあたり「目黒駅は品川区」さんの記録を参考とさせていただきました。
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=128202

地図のルートは林道を辿りますが、「目黒区は品川区」さんの書き込みによると法久橋のわきに旧道がありそこから入れるとのことでそちらのルートを取りました。

天気は快晴無風、誰もいない寂しい道を一人で登る。
最高です!

順調に歩みを進め「神流工房」と書かれた表札のある方へ右折。
そこからすぐ「至みかぼ山」のピンクの表札がありそこを左折。
私はGPSを持ち合わせておらず地図で現在位置を確認。
東御荷鉾山へ登る尾根の入り口と判断しました。

さて、登りは続くものの尾根道ではなく、これは東御荷鉾山の南斜面に迷い込んだと思い、進行方向右手に広がる急な斜面を登ることにしました。

枯葉に覆われ踏み跡のない斜面を暫く上るとやっとこさピークに到達。
ここが東御荷鉾山?
ずいぶんと寂しい頂上です。
標識もありません。
まあこんなものだろうと思い、更に西に見える大きな山塊「西御荷鉾山(実は違う)」を目指すべく尾根らしきところを探し下ります。

地図を見ると途中に「釜伏山」というピークがあるようで、周りを見渡すとそれらしき小山があり立ち寄ったのち、さらに尾根上のルートを下ります。
ところが段々と谷に入ってゆきます。
地図ではありえない状況です。
完全に自分の位置を見失いました。
とりあえず隣の尾根をめざし急斜面を両手両足でよじ登る。
やっと尾根上にでて、尾根伝いに西を目指します。
そしたら林道に出ました。

やれやれやっと投石峠と思いきや、なっ、なんと、表札には「妹ヶ谷不動尊」を示す文字が。
暫くの間混乱が収まりません。
地図でこの分岐点を探すと、ここが東御荷鉾山の取りつきであることが判明。
では、さっき登った山は何? どうしてこんな状態になったの?
どうやら、「神流工房」の表札があった場所を東御荷鉾山の取りつきであると勘違いしたところから迷走が始まったようです。
さっきのピークは「大鳥屋山」で、その後かなり険しい谷に入っていたことが地図から読み取れました。
標準コースタイムよりはるかに速いペースで進んでいるつもりでしたが、この迷走のお陰でコースタイムをオーバー。
このままだと予定していた帰りのバス、14:50発はおろか16:30発も間に合いません。
急ぎ出発します。

きつい尾根を登ることしばし、東御荷鉾山山頂へ到着。
さっきの大鳥屋山とちがい立派な山頂でした。
しばし南側の眺望を堪能した後、大した休憩も取らず本日の最高到達点、西御荷鉾山を目指します。

下りは半分駆け降りる勢い。
バスに乗り遅れたら帰れなくなる!
下りでタイムを稼ぎ、登りは我慢のイーブンペース。
そしてなんとか西御荷鉾山山頂に到達。
北斜面のルートには、いつ降ったのかわかりませんが雪がほんの少し残ってました。
西御荷鉾山の山頂は南側だけでなく、北側の眺望も楽しめます。
浅間山、榛名山、赤城山をはじめ、更にその向こうにある雪をかぶった山々がきれいに見えました。
冬の澄んだ空気だからこそ堪能できる景色ですね。
ここはちょっと時間を取って20分ほど滞在し、良い眺めを見ながらエネルギー補給をしました。

さて、あとは下りです。
なんとか16:30のバスには間に合いそうですが、せめて着替えはしたいし、16時までにはゴールしたい。
一気に駆け下りようかと思ったら、若御子尾根は思いのほか険しく、慎重に降りないと危険です。
またこの尾根はアップダウンがあり途中にいくつもピークがあります。
多少の登りでも、私のなよった両足にはきつく、直ぐに息が上がります。

最後のピーク、若御子山南峰に到着、あとは登りは無いようです。
竹林を過ぎ、若御子尾根入口から林道に出て、そして舗装路を辿り家々の間を通り抜け、何とか万場バス停へ到着。15:25でした。

バス停は待合所がありトイレもきれいで快適でした。
汗ビッショの服を着替え、重い靴も履き替え、快適な身なりで16:30のバスに乗り岐路へつきました。

これまで雪山はもちろん、冬に登山はしてませんでした。
でも、1,000m前後の山でもそれなりに登りごたえはあるし、葉が落ちていて視界を遮るものは少なく思いのほか景色が堪能できるし、何といっても空気が澄んでいて低山でも遠くの山々まで見渡すことができる。
正直、侮っていました。。
もうすぐ花粉の季節ですが、それまでにもう何回か近くの低山ハイクに挑戦しようと思います。

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御荷鉾山

御荷鉾山

1,287m

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