行程・コース
天候
登山口へのアクセス
この登山記録の行程
焼岳登山口(04:30)・・・中尾峠(06:25)・・・焼岳北峰(07:15)[休憩 15分]・・・中尾峠・・・焼岳小屋(07:55)・・・池・・・上高地・焼岳分岐・・・西穂山荘(10:00)[休憩 20分]・・・西穂独標(11:15)・・・西穂高岳(12:20)[休憩 15分]・・・西穂独標・・・西穂山荘(14:00)・・・西穂高口駅(14:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
180804 焼岳、西穂高へ山行
天気もよさそうだったので、まだ行けてない北アルプスの焼岳方面へ行ってきました。
夜中の1時起床、1:30に名古屋を出発、一宮から高速に乗り焼岳登山入り口へ。
3時頃に運転しながらおにぎり3個を食べ朝食終了、4:15頃に到着。
7台しか止められないところで4番目でセーフ、
他の方はおそらく前日から停めている方ばかりだと思う。
ヘッデンをつけて登山計画書を記入、スタートのころは薄明るくなった。(4:30)
まずは焼岳へ。
今回は焼岳ー西穂高で余裕があれば奥穂高でテント、ただコースタイムが20時間以上なので
無理して危険なジャンダルムに行くのも厳しく、西穂高山荘を11時に出れるか、を目安として
スタートした。
黙々と登り始めるがおそらく一番乗りだったのでくもの巣にかなりひっかかる。
急登が続く中あっという間に森林限界までのぼり、急に開けたらそびえ立つ焼岳とご対面。(6:15)
一人山行の前半戦はどうしてもペースが速くなりコースタイムの半分くらいで進む感じなので
30分ごとに軽く水分+塩タブレットを摂取する。
開けたところからは反対から登ってきた方とすれ違い始め、ピークは結構な人がいた。
笠が岳など反対側の山がきれいに見え、槍ヶ岳もちょとみえた。(7:15)
柿ピーの捕食を食べてすぐに下山し、下りの岩場で突然、頭の半分くらいの大きな石が飛んできて
私の目の前でバウンド、頭の上を越えていった。
自然落石の様で音もなく飛んできて、これが頭に当たったらおそらく、重傷、、と思うと
とても怖いシーンであり、後ろから見ていた人もすごい心配をしてくれた。
西穂高山荘への道は登りきったので稜線を気持ち良く歩くかと思ったら、
景色が急に笹林に戻り上がったり下ったりのきついコースとなる。
かなり続く感じですれ違う人も少なく、コースが合っているかも不安になる。
のぼりが続いていたので久しぶりにストックを使用、結構、足が楽になった。
そんなこんなで西穂高山荘へ到着(10:15)
ここで有名なラーメンを食べても良かったが次に早く行きたいのもあるので
おにぎり3個のお昼ごはん+お茶500ccを摂る。
またここまでの水分がやく1.5Lとったので水をその分購入。
再出発、奥穂高まで行きたいかな、、と思いながらまた急登を進むが思いの他きつい。
しかもロープウェイからきた観光客も混ざりちょっと込み合ってくる。
行きながら気づいたが西穂高のピークまで7峰あるとのこと、
観光客は最後まで行かず峰のたびに減っていく感じ(多くは独標までで帰る様子)
その後のピラミッドピークやチャンピオンピークになると足場も悪く渋滞もあり、
疲れも出てきたのでちょっときつくなる。(11:30)
ひとつひとつのピークが切だっていてきつくも楽しいところあり、ようやく
西穂高ピークへ到着、柿ピーと水分を補給(12:30)
ここから奥穂高までのコースタイムが約7時間、すこし飛ばせば明るいうちに
ぎりぎり到着できるかとも思ったが、あせって行くルートでないこと、
今からそちら方面へ行く人が誰もいない、こちらに来る人が多く渋滞してそう、、
ということで今回は引き返すことに決定。
下山はちょっとペースアップ、途中お会いした早い方に引っ張られ良いペースでおり
西穂高山荘(14:00)でちょっと休憩。
そこからはほぼトレランペースで飛ばしてロープウェイ乗り場まで(14:40)。
もう一人、一緒のペースの方も増え、ちょこちょこお話しながら最後までペースを
落とさず走りきれた。
15時のロープウェイに乗るとあっという間に畳平Pまで降り、文明の力(コストはかかるが)は
楽だな、、と実感。
ここから焼岳Pまで3~4km走るつもりであったが、最後に一緒だった方が
車で送ってくれるとのことで、とても助かった。
車で帰路につく中、高山で軽く観光でもしようかと思ったが、道を間違えそのまま
どこもよらず高速入り口に到着、そのまま帰路へ、ひるがので飛騨牛コロッケを食べたくらい、
名古屋にて温泉に入り天下一品ラーメンを食べて終了。
感じたこと
今回は長時間行動をあえて計画したが最後に危険箇所を持ってきたことは失敗であった。
おそらく行ききれたとは思うが無理はしない、ということで引き返した判断は良かったと思う。
(標準時間が22時間に対して13時間くらいを計画した)
テント道具を持ちとても重かったので軽装のときに西穂~奥穂へは行こうかと思う。
(荷物の2/3は減らせる感じ)
宿泊で寒くなる想定であったので山長ズボンだったが大きく膝を上げるときは
すこし突っ張る感じ、やはり短パン+タイツの方が良い。
UTMFのTシャツを着ているといろいろ話しかけられ情報交換がしやすかった。
このエリアはヘルメットがあった方が良い、と改めて感じた。
結果的に日帰りとなり初めからその予定であればもっと身軽に楽しく行けたと思った。
とても天気が良い中、楽しい山行であり、理解してくれる奥さんに感謝。
次はこのあたりでなく、笠が岳+双六か常念+蝶が岳、、あたりに行きたいと思う。
来月は信越五岳、100Mileにチャレンジです。




