行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
称名滝(06:48)・・・大日岳登山口(07:38)・・・牛ノ首(08:36)・・・大日平山荘(09:45)[休憩 30分]・・・大日小屋(13:01)[休憩 45分]・・・大日岳(14:00)[休憩 10分]・・・大日小屋(14:25)
【2日目】
大日小屋(06:05)・・・七福園(06:34)・・・奥大日岳(07:45)[休憩 15分]・・・新室堂乗越(09:32)[休憩 10分]・・・別山乗越(10:40)[休憩 20分]・・・剱澤小屋(11:58)・・・剣山荘(12:22)
【3日目】
剣山荘(04:05)・・・一服剱(04:32)[休憩 5分]・・・前剱(05:23)[休憩 10分]・・・平蔵のコル(06:16)[休憩 15分]・・・剱岳(07:00)[休憩 20分]・・・平蔵のコル(07:39)[休憩 10分]・・・前剱(08:35)[休憩 10分]・・・一服剱(09:30)[休憩 5分]・・・剣山荘(09:50)[休憩 40分]・・・剱澤小屋(11:02)[休憩 18分]・・・別山乗越(12:15)[休憩 30分]・・・南峰(13:20)・・・内蔵助山荘(14:19)
【4日目】
内蔵助山荘(05:45)・・・真砂岳(05:58)・・・大走り分岐(06:12)・・・富士ノ折立(06:38)[休憩 5分]・・・大汝山(06:51)[休憩 10分]・・・雄山神社(07:18)[休憩 35分]・・・一ノ越(08:25)[休憩 10分]・・・南峰(09:04)[休憩 10分]・・・北峰(09:20)・・・立山室堂(10:09)・・・ミクリガ池(10:30)[休憩 60分]・・・室堂ターミナル(11:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
三泊四日で巡った大日三山、剣岳、立山連峰です。通常は逆ルートでしょうけれど、剣岳を登った後に大日小屋まで移動、さらに翌日1,500mの急登を下ることを考えれば、こちらのルートのほうが個人的には余裕をもって歩けたと思います。
※ヤマタイムではルートがありませんでしたが、桂台で降りて称名滝までは約40分の道のりです。アブが多いので長袖、長ズボンと虫よけ必須です(半袖短パンで4か所も刺されました・・・)
剣岳は剣山荘に近づくにつれ「こんな山登れるんかいな」とビビりましたが、ゆっくりかつ落石等させないように慎重に行動してクリアできて感無量です。ただやはり下りは苦手のため、前剣からの下りは非常に苦労しました。
立山連峰も比較的スムースでしたが、特に雄山から一の腰までの下りと浄土山から室堂への下りはやはり苦労しました。これは自分の力量に問題があると思いますけれど。
いずれにしても三泊四日で一連の山をめぐることができる非常によいコースだと思いました。
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最初はなんと弘法で降りて称名滝へ行く予定でしたが、なんとか前日に桂台で降りる方がよいと分かって一人下車しました。
称名滝で滝に打たれて身を清めてから出発です、ニンニン
大日岳登山口。トータル1,500mの山登り開始。
牛の首を越えると大日平。木道をテクテク歩きます。
大日平小屋でこれから上る大日岳を眺めながら休憩。
急登をヒイコラ登って振り返ると大日平小屋が見えます。だいぶ登ってきた。
ようやく大日小屋に到着。
小屋から眺めた大日岳。
大日岳山頂。小さな祠もありました。
大日小屋到着時に見えなかった剱岳。夕方近くで顔を出してくれました! こんなかっこいい山に明後日登れると思うとこの時はワクワクしてました。
翌朝二日目。今日も天気は良さそうです。
朝6時、すでに温かく、半袖で出発しました。
約1時間30強で奥大日岳到着。ここで剱剣岳と一緒。
しばらく進んで振り返って見た奥大日岳。
新室堂乗越を上る途中に後ろを振り返る。
剱御前小舎に到着。
ここからルートでは剣澤小屋としてますが、実は上のルートから剣山荘まで行きました。途中雪渓が3か所あります。ストックなしに私はビビりながら雪を踏みしめて進みました。
近づく剱岳。この時はワクワクではなく、とんでもない山に登ろうとしているのでは…と不安になってます。
到着してしまった。。。
翌朝三日目。いよいよ剱岳に登ります。渋滞を回避するならやはり4時に出ないと、ということでヘッドライトを使いながら登ります。風が強く、半袖の上に雨具を着ました(下は短パンとランニングのゲイター)
一服剣に到着しても山頂は雲の中。
前剱を越えて、いよいよ平蔵の頭。平常心を保って進みます。
カニのたてばいは、大学生のチームが各人カラビナを用いたのでかなり渋滞しました。
約3時間で剱岳山頂に到着!
キレイに晴れてくれました。私の頭みたいに。
絶景です!
帰りのカニのよこばい。前後に人がいたので足を下すことも安心してできました。
帰りの平蔵の頭もこうやってみると怖いですが、実際に登れば意外と問題ないです(でも十分注意です)
一番苦労したのは前剱から一服剱まで下る浮石のおおい急坂。下りは苦手だし、落石させないようにゆーっくり下りました。一服剣に登っている間、ここで2回ほど落石されている人がいました。
一服剣まで戻れば剣山荘が見えてきてようやくホッとできました。
剣山荘から剣澤小屋に移動したら、いつのまにか剱岳は雲の中。
剱御前小舎から別山へ向かいます
別山へ上る途中も青空が気持ちいい。
別山山頂
内蔵助山荘へ向かう途中、振り返って別山を眺めます
真砂岳が近づいてきました。
今日は内蔵助山荘へ向かいます。
内蔵助山荘で三日目の夜を過ごします。
翌朝四日目、後立山の鹿島槍ヶ岳からの朝日が美しかった。
真砂岳を越えて、富士の折立へ向かいます。稜線がカッコイイ(この日は四日間の中で一番風が強くて寒かった!)
富士の折立手前までやってきました。
富士の折立から初日~二日目にかけて登った大日三山が一望できました(少し隠れちゃったけど)
続いて大汝山近くまで。
大汝山からは・・・
昨年登った槍ヶ岳がキレイに見えました!
更にはうっすら八ヶ岳と富士山も!
さらに進むと今度は社が見えてきました。
雄山神社に到着。
お参りもして写真をパチリ。
こんな鈴ももらえますが、風が強いとうるさいだけですのですぐに外してしまいました。
下りが苦手な私は、一ノ腰へ下る坂も急でイヤでした。
続いて最後の山、浄土山へ向かいます。
30分ほどあるくと
山頂に到着。
途中、こんなものがありましたがネットで調べてもよく分からなかったです。
あれあれ?周囲の山に雲が・・・
浄土山登山口を下ったら曇りになりました。
室堂への道のりも下りにくい。少し青空が見えますが、この日はこれが最後だったかな。
室堂に到着です。
霧に包まれるとなんだか死後の世界みたい。
みくりが池温泉で約4日ぶりに身体を洗いました。きもちいいー。
温泉から上がったら、ご褒美。体調も崩さず、けがもせず本当によかったです。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー |
行動食 | テーピングテープ |
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