• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

富士山 プリンスルートと大砂走  8.11.12

富士山( 関東)

パーティ: 2人 (サンシマ さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

1日目:曇り時々晴れ、2日目:曇り後大雨

登山口へのアクセス

バス
その他: (アルパインツァーに参加)
自宅から川越へ電車で移動し、川越から富士宮口新五合目へは貸切バス
で移動(途中、水ケ塚駐車場で登山準備)

この登山記録の行程

1日目:川越発08:50⇒圏央道・中央道⇒水ケ塚駐車場着12:20(40分)⇒富士宮口五合目13:30着(35分)

登山開始14:05・・・六合目14:30・・・第一火口縁14:42・・・宝永第一火口14:55(5分)・・・宝永山16:20(10分)・・・馬の背16:40・・・旧六合目小屋跡17:33・・・3000m地点17:57・・・大砂走り分岐18:05・・・七合目8:08)・・・わらじ館18:09・・・砂走館着(宿泊地)18:24(夕食19:25-消灯21:00

2日目:起床00:30-砂走館出発01:30・・・赤岩八合館(7合9勺)02:16・・・八合目02:48・・・銀明水着04:21・・・

お鉢巡り・・・扇屋05:34・・・剣ヶ峰06:28(10分)・・・浅間大社奥宮06:55
(20分)・・・御殿場口07:25・・・赤岩八合館08:43・・・砂走館着09:14-朝食09:45-砂走館発10:40・・・七合目(砂走分岐)10:49・・・途中大雨・・・次郎坊12:06・・・大石茶屋12:36(30分)・・・御殿場口13:20-13:33

⇒御胎内温泉センター着13:55(温泉・昼食)発15:40⇒東名道・圏央道・関越道・川越着19:05⇒川越⇒自宅着20:30

コース

総距離
約16.6km
累積標高差
上り約1,639m
下り約2,583m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

5月から7回の準備登山を経て、本番の富士登山は、石井スポーツ登山学校(川越・大宮)のアルパインツァーに参加しました。

参加者15名(男3名、女12名)に対して、ベテランの登山ガイド2名・店のスタッフが2名とサポートは充実しており、安心して登山ができて大変良かったです。

特に印象に残ったのは、第一火口付近から見る富士山の頂と宝永山の稜線等の壮大さで、山の大きさに圧倒されました。(馬の背付近ではブロッケン現象が見られました。)

砂走館では、夕食のカレーが大変美味しかったです。
21:00消灯で、00:30起床でしたが、気分の高揚とフカフカの羽毛布団が暑く、30分ぐらいの睡眠になりました。(ガイドさん曰く、熟睡は高山病の恐れがあるため、ウトウトぐらいで良いとのこと。)

砂走館到着前後から軽い頭痛を感じ、呼吸を乱すと吐き気を感じました。(妻は、頭痛も吐き気もなく普段と変わらずのこと。)

山頂へは、思ったより息苦しさも足の重さもなく(準備登山の成果と思います。)、あっけなく登頂した感じです。
(ガイドさんの適切なペース配分、適宜の休憩に感謝する次第です。)

また、私としては、息を長く吐く呼吸が良かったと思います。(そうしないと気持ち悪くなりましたが・・・。)

八合目から上での夜間の行動食は、全く喉を通らず食べられませんでした。食べるときに呼吸が浅くなっていたのかも知れません。)
チョコ菓子等、色々準備しましたが重くなっただけで無駄でした。
酸っぱいキャンデーは、良かったです。

ご来光は、積乱雲の合間から時々見られ、幻想的な光景でした。

寒さは、風が通るところ以外は、そうでもありませんでした。
(スキー時に着る上下のアンダーウェアは着用せず。)

お鉢巡りの途中、吉田口頂上付近の人の多さと混雑度は、アメ横と同じくらいで、全く異常な光景です。(入山規制が必要と思いました。)

剣ケ峰の写真は、霧にも関わらず長蛇の列で時間がかかるため、パスしました。

下山は、ポールを使用しため、足に負担がかからず、楽に降りることができました。(下山後の筋肉痛は中程度で、2日間で取れました。)

大砂走りは、マスクとゴーグルを用意しましたが、前日の雨と下山時の大雨で不要でした。
雨具の上は着用しましたが、下半身はスパッツをしていたため着用せず、びしょ濡れとなりました。(最初から下も雨具を着用すべきでした。)
靴は泥だらけになりましたが、スパッツと新調した靴のお陰で、靴中は濡れることもなく、砂が入ることもなく快適な状態で下山出来ました。(靴は、大石茶屋でタライ100円/杯×3を2人で洗いました。)

ツアーでの登山経験を活かして、次は個人で天気の良いときに登ってみたいと思います。













続きを読む

フォトギャラリー:108枚

水ケ塚駐車場で登山準備です。
(トイレの水は飲めません。売店で購入)

位置関係の図

富士宮口五合目でバスから降り、トイレ後に登山開始です。
写真右下は時間です。

2400M地点

振り返ると、もう売店が小さく見えます。

頂上が見えます。

富士宮ルートを列を成して進みます。(先頭はガイドさん)ツアーは、安心して歩けます。

六合目の山小屋が見えてきました。

案内板がわかりやすいです。

小屋の前(右)を進み茂みを分け入り、プリンスルートに入ります。
(小屋を左折すると富士宮ルート)

下界は見えません。

プリンスルートには、所々に黄色の矢印があります。

道標に沿って、宝永山方向へ。

軽い岩場があります。
夜間はルートがわかりずらい場所と思います。

宝永第一火口で休憩

稜線方向の眺めに圧倒されます。道の前方に小さく登山者が見えます。

アップ画像

雲の合間から山頂が見えました。

何の花?

振り返えりの風景

宝永山を目指して進みます。

馬の背の稜線がきれいです。

右側が宝永第一火口

歩いて来た登山道と火口

ザレ場を歩きます。
前日の雨で踏み跡も固めで、それほど
滑らずに歩けます。

富士山の雄大さに感動しながら歩きます。

馬の背に到達後、ブロッケン現象が見られました。(微かな虹の中に人影があります。)

宝永山の頂上

ここで休憩

宝永山付近の道標

プリンスルートは右側へ巻いて進みます。

下山道(左)と上り道(右)の交差場所
(夜間に道を間違うと大変らしいです。)

黄色の矢印方向へ進みます。

振り返りの風景(宝永山と馬の背)

少し岩場を登ります。

御殿場ルート(緑色ルート)の登山道に入りました。

山頂が見えます。

3000m地点

案内板

休業中の山小屋

振り返って宝永山が見えます。

晴れてきて山頂が見えます。

山小屋到着

今日は砂走館にお世話になります。

カレーは、大変美味しいです。
(残したわけではありません。)

21:00消灯、00:30起床、眠られず30分の睡眠で出発です。(01:22)

赤岩八合館前を通過して登ります。
他に登山者はいますが、渋滞はありません。

東方向に積乱雲があり、時々雷光が見えます。

頂上が見えてきます。

御殿場口頂上に到着です。

旭岳でご来光を待つ人

東の方向は積乱雲でご来光が見えません。

雲の間から下界が少し見えます。

ツアーガイドさんが、写真を取ってくれますが後ろが怖い。

積乱雲から一瞬のご来光です。

吉田口方向

下界と雲の色とご来光が幻想的

風景が次々と変化します。

お鉢巡り

雲と光のコントラストが刻々と変化

吉田口ルートの登山者が見えてきました。

下山する人たちも大変多いです。
(頂上に人が多いためと理解しました。)

吉田口頂上付近は大変な混雑です。

店の入り口はSTOPの看板

列から離れると迷子になります。

剣ケ峰付近から影富士が見えました。

影富士の上の雲が雪に見えて、冬の富士山のようです。

剣ケ峰は写真撮影のための列ができてます。

写真を撮らないければ、列に並ばずに上へ行けるとのことですがパスしました。

有料の公衆トイレ、中央に係りの人がいます。

郵便ポスト

御殿場口の道標

霧の中を進みます。

岩場を下ります。

山小屋

下山からここまで1時間30分くらい。(途中休憩含む。)

荷物運搬のブルトーザーが見えます。

宝永山が見えます。

砂走館に到着です。
下山途中で、休憩、着替え等ができるのはうれしいです。

なぜか朝食が口に入らず・・・。

大砂走りの対策は完璧です。
(道路は湿っていてマスク、ゴーグル必要ありませんでした。)

遅い朝食の後、下山開始です。

完全武装の先輩

大砂走りでの歩き方(走り方)の練習
足を伸ばして、盛り上がった砂に踵から着地がコツとの教えです。

この辺の道はまだ狭くて石がゴロゴロあり、危ないです。

左が下り、右が登りです。
夜は間違えやすいと思います。

この辺からは、どこでも走れそうなくらい広い。

大粒の雨が降ってきました。雷も鳴っています。

この下りは、長いけど楽ちんです。

横から見ると完全に後傾です。しかし転ぶときはこの姿勢で尻からの方が安全とのこと。

ずーと先まで、石砂を走ります。

下山道はロープが張られ、高い棒が立っています。(左から右上が下山道)

道標

靴は泥だらけですが、スパッツが汚れを防いでくれます。

大きな富士アザミ

もうすぐ茶屋、でも後何百メートルの数字が消えてます。

強い雨の中、ようやく茶屋へ到着
砂走館から約2時間で下山です。

タライ1杯、100円の水で靴を洗いました。(ビバホームで購入した毛のブラシを持参して正解でした。)

ますます雨が強くなりました。
ここから駐車場まで10分ほど歩きます。

貸切バスに到着
この後、近場の温泉で汗を流し、昼食を
とって帰路

予定より1時間早く川越に到着

運転手さん、ガイドさん、店のスタッフさんお疲れ様でした。
ありがとうございました。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ
修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール カップ

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

富士山

富士山

3,776m

よく似たコース

富士山 山梨県 静岡県

日本一の富士山を体感できる宝永山を往復する

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
4時間
難易度
★★
コース定数
14
富士山 山梨県 静岡県

日本の山の象徴、圧倒的な存在感

最適日数
1泊2日
コースタイプ
周回
歩行時間
8時間50分
難易度
★★★
コース定数
38
富士山 山梨県 静岡県

一度は登りたい富士山。高嶺に挑む若者も多い

最適日数
1泊2日
コースタイプ
周回
歩行時間
9時間10分
難易度
★★★
コース定数
37
登山計画を立てる