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のびのびの鳥海山へ・・・やっと行ける日が来ました

鳥海山( 東北)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 11日の朝 高速の夜間割が効く時間帯で関越道、北陸道、日本海東北道、国道7号線と繋ぎ道の駅「あさひ」「あつみ」と寄り道をして「鳥海」で昼飯(浜焼)そして目の前の「あぽん西浜」で温泉入浴後近くのスパーで買い出し
祓川登山口駐車場へ着いたのは約14時
距離にして440km走破

この登山記録の行程

【車移動】11日
            自宅        2:55
  13:58  祓川登山口駐車場
        竜ヶ原湿原&テン場散策
【山歩き】12日
         祓川登山口駐車場    3:30
   4:14    賽の河原
   4:29    御田
   4:48   康ケルン      4:50
   5:01   康新道分岐
   5:39   氷の薬師      5:50
   6:36  七高山(鳥海山)   6:39
         残雪上休息場
   7:15   新山(鳥海山)   7:17
   7:35   山頂小屋後     7:45
   8:05  七高山(鳥海山)   8:50
   9:58  康新道稜線下山口   9:58
  10:04   康新道分岐    10:19
  10:39    御田
  10:52   賽の河原     10:58
  11:25  祓川登山口駐車場
【車移動】
         祓川登山口駐車場  12:15
  13:19   あぽん西浜    14:25
       温泉入浴料金     400円
   登山口からの距離       45.1km             〃   時間       1時間05分
  21:25   自宅


   

コース

総距離
約10.3km
累積標高差
上り約1,262m
下り約1,262m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

11日
 今年の盆高速道路割引が変更になり、夜間割引適用の4時までに高速に飛び込み出発します。高速は大変混んでいますが走ってはいます、サービスエリアは駐車場待ちが発生していました、同様に道の駅も混雑、しかし、天気が悪く温泉は空いていました、スーパーとコンビニで夕飯と明日の食料を仕入れてから駐車場へ、ここも満車です(山の日で清掃登山日とのことでした)、一台出て行ったのでそこに駐車・・・運が良かった、夜中は満天の星を見てカメラに収めようとしましたが真っ暗で何も写っていなかった。

12日
 翌朝は妻が早くいこうと車の中で騒ぎますが、予定通りに3時出発で準備を始め30分で出発し暗い登山路をライト頼りに登っていきます、賽の河原で足元が見えだしますがまだ暗く、御田で朝日を浴びた斜面(箱庭みたい)を見、康ケルンへ登っていきます、ここで思いもよらないご来光を見る事ができテンションが上がります。

 雪渓歩きはできませんでしたが、夏道が出ているので問題なく七ツ釜の脇尾根を歩き康新道分岐に着きます、前回は康新道で登ったので今回は下山で利用しようとのことで大雪路目指して登ります

 大雪路雪渓を期待して登っていきましたが、まったく雪渓歩きはなく、残雪を少々歩く事ができましたが岩のマーキング通りに登っていき、氷の薬師で一休み(ここ迄で休みなし)、

 氷の薬師からは花のトレイルが始まりますがきつい登りの舎利坂へ石畳を登りガレ坂になってやっと稜線に出ます、まずは北峰に足を延ばしてからちょっと戻って七高山山頂へ、ここで休憩を取るつもりでしたが妻の一言で新山へ向かいます、(タフな妻)

 分岐まで稜線小ピークを越して外輪山と別れて山小屋方面に下り、鞍部より残雪も少ない、小屋迄行かないで残雪上をショートカットして行きますが全くアイゼン不要でした、水場を確認して残雪上部で給水タイムをもらってから岩登りに入り山頂岩下の空洞(胎内巡り)をくぐり、山頂へ登り360度の展望が目の前に広がっていますが狭い山頂なので早くも下山開始です、(この展望なら、康新道を登ったら影鳥海が見られたかも)

 登りのコースで戻り山頂小屋の大物忌神社へお参りをして少々の休憩を取り雪渓下で水汲み(冷たい雪融け水を汲み…砂が混じりますがおなかは壊しませんでしたよ)と一気飲みしている間に妻は稜線に登り終えるところです、

 ゆっくり後を追って再び七高山山頂へ大休息です、眼下には雲海と山々、徐々に登山者が増えて、下山開始前にリポDを俺は下山に備えました、下山は康新道で降ります、展望は良く草原尾根に吸い込まれそうな感じですが足元は歩き難いですね、周回なら登りでこのコースをとった方が良いと思う、でもいい景色と花が一杯、康新道分岐まで降ります。

 一休みし康ケルン、御田湿原、雪渓歩きができた賽の河原で最後の休息を取って往路を戻り駐車場に着いてみると昨日と変わらないほど車がいっぱい、花は次期相当の花が咲いていましたが出遅れ感が大きかったですね、そして盆休みの初の土日で登山者が多いですね。

 マイベットルームの片づけが一番の大汗が出ました、(登山靴も水道があるので洗えるし、トイレは水洗完備)の駐車場での車中泊は満天の星を眺められ最高、ただ、夜中アイドリングしたままの車がありチョットマナーのない人がいましたが、登山コース時間の最短も人気なのですね、早朝登山(時間感覚が辺になってしまいました)は涼しかった山歩きもこれで終了。

 帰りは時間調整をするかそのまま高速料金を出すか迷いましたが調整時間が長くそのまま自宅へ、それにしても盆休みの土日は道路も道の駅も、海も、山も、サービスエリアも混んでましたね。

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フォトギャラリー:75枚

後部シートを倒して
一階部分で寝食する(台はトランクルームだけなので全長2Mのスペース確保できます)
2階部分は食料を置いたり荷物置き場)

こんなに混んでいるなんて初めての経験(びっくりしたなもー)・・・山の日は清掃登山で来た人たちの車でした、バスも(バス運転手情報)

時間は早いが(スーパーで仕入れた晩酌セット)
車内宴会開宴です

飲み疲れて散歩です
鳥海山がガスの間より覗きだしました
今日登った人達は皆レインをつけていました(雨だったとのことです)

ヒュッテまでの登山路わきにツリガネニンジンが咲いていました

竜ヶ原湿原に咲いていたサワギキョウ・・・ここまでが散歩でした。

午後9時ごろの星空のきれいだったこと、流れ星も見られました。
しかし、写真は真っ黒・・・コンデジではだめですね

翌朝3時30分出発して
賽の河原で空が焼けてきました

ヘッデンで賽の河原雪渓を登る妻
結果的に、祓川コースで一番残雪があった所かな

木道が出てくると
御田に着きます
空が明るくなってきてますがこの庭園まだ光量不足です

明るい部分には残雪が浮かび上がります
庭園は池塘と岩と残雪

さらに登り詰め康ケルンまで来たら
ご来光が

朝日に染まる康ケルン
残雪下部でトイレ工事資材が一杯

朝日をバックに入れたら
こんな写真に・・・朝日が白とび

しっかりと出たお日様

残雪脇の夏道を登り
七ツ釜を見る

康新道分岐を過ぎると
付近は、ヒナザクラとイワイチョウが目立ちます
所々にアオノツガザクラも咲いていました

大雪道は、今までになく残雪が少ない・・・3週間も遅く訪問したのだもの・・・おかげで夏道マーキングで歩けます

夏道はアップダウンがあるので残雪上のヘツリを歩きます

色付きの花が出てきました
ヨツバシオガマ
氷の薬師近くです

本日初めての休憩
氷の薬師で雲海と真っ黒の妻(朝飯中・・・昨日の道の駅で買った赤飯)

氷の薬師からは、色付きの花が増えてきます
アキノキリンソウとタカネボウフウの並木道です

登山口からズーと白い花が咲いていました、・・・暗くて確認不足ですが下山で解るでしょうね。
カラマツソウとこのタカネボウフウです

シロバナシモツケも咲いています、

アザミの花より大きく黒光りしているアザミが
チョウカイアザミです

日を浴びた花を写すと白く飛んでしまうので
日影のヨツバシオガマを写しました
シオガマもキリンソウ並木に混ざって咲いています

石畳の登山路となると
一気にチョウカイアザミが出てきます

何時しか足もとには
紫色のかわいいイワギキョウが咲いている
ちょっと迷いましたがイワギキョウですね

これから山頂にかけて、イワギキョウとイワベンケイが見られるのだけども・・・弁慶さんは時期が少し遅かったので枯れている。

舎利坂を登りあげて稜線に
左の山頂へ行かないで右の北峰より見た新山
山頂には登山者の姿が見えます

鳥海山山頂・・・七高山2230M

本日、麦わら帽子デビューです
のどが渇いていたので休もうとしていたら妻はさっさと新山へ歩き出す
風があるので麦わら帽子は飛ばされますよ!

新山の山頂岩の下はこの様に穴が開いていて祠もあります胎内くぐりと呼ばれています

新山(鳥海山)山頂2236Mに着きました
先ほど迄混んでいた山頂も俺達を入れて2組だけ
せまい山頂なのでよかった。

記念撮影会・・・何回も来ているので同じ写真ばかり(狭くて動きようがないのです)

風が強いので残雪トップより麦わら帽子はザックへ移動
変わらない移動式山頂標識を掲げて記念写真

山頂より日本海を見る
山も見えますが解かりません
混む前に山頂を譲り下山します

山頂小屋(御室)へ向かって登ってきた道で降ります
御室裏よりの登山路で登り降りした方が楽です。
この道にはイワブクロとチョウカイフスマがたくさん咲きます

イワブクロの威勢が良い花を写しました
この花分布の最南端だそうです

山頂小屋(御室)の神社へ参拝
大物忌神社
小屋の後ろ登山路の所で小休止し残雪下の水場?
で冷たい水を汲み一気飲み・・・今日もお腹は大丈夫です

水汲み中に妻は稜線に上がる所
追いかけて稜線に
そして綺麗に咲いていたチョウカイフスマと出会う

その傍には
イワギキョウも沢山咲いています

上を向いていたイワギキョウの中を覗きます

再び七高山山頂(鳥海山)より
先ほどまでいた新山を見ます
残雪が目に見え変顔の新山です

七高山山頂の岩に
オニヤンマが羽を休めています

俺達下のベンチで雲海を見ながら休んでいるカップル
雲海の上には岩木山かな

真似して妻を立たせました
雲海と妻

この大きな空と雲海に両手で広げても
小さいな・・・人は

山頂小屋と外輪山尾根を見ます
そして日本海

二人組の登山者がこのてっぺんに立って写真を撮っていたので、妻も挑発され行って見たものの絶壁で手前でギブアップ

登りでは歩いた事あるので下りに利用しました康新道に咲くイワギキョウ

イワブクロも健在です

この時期は舎利坂より康新道の方が花はいっぱい見られます

康新道は展望も良く
象潟コースの登山路も一望

康新道の岩と新山

俺達の前を3人組が康新道を降りていきます
綺麗ですね雲海と緑の草原尾根・・・見た目は
しかし降りは歩き難い、登り取った方が良いコースです

青空と雲海に吸い込まれるように稜線かっ歩です

シャジンだかツリガネニンジンだか?
ツリガネニンジンと緑の草原稜線

オヤマリンドウも見ごとに咲き誇っています

康新道稜線の降り口より(慰霊碑がある・・・以前は岩ケルンだけだったような)
鳥海山を見る

ここまでくれば終わったようなものでガッツポーズ・・・油断は行けませんよ、下山(自宅へ帰宅)して登山が終了ですよ

康新道分岐表示柱の所のイワイチョウとアサギマダラ
アサギマダラ蝶がヒヨドリ以外に止まるのは始めた見たような気がします

この分岐にはもう一つ
この時期珍しい花開花していました
イワカガミ・・・つぼみの株もありました

康新道からダイモンジソウが一杯目に付きます
白色のダイモンジソウ、薄ピンク色のダイモンジソウとと見る事ができます

時たま、イワオトギリソウも見つけられました

やっと、イワイチョウの花がまともに写った物がありました

暗いうちに見た白い花は
ヤッパリ、カラマツソウだったのですね

御田の残雪より湧き上がる冷気
この下で朝は雪融け水を飲みました

木道脇にはチングルマの綿毛が見られましたが
花はもう終わっていますね

タチギボウシも残りわずかに咲いています

本日このコースで一番長く歩けた雪渓です
賽の河原

雪渓下部では
ヒナザクラが群生しています

賽の河原に咲くヒナザクラの群生

登山路わきに赤い大きなイチゴを見つけましたけど
食べられるかは不明で手を出さなかったベニバナイチゴの花
調べたら、おいしくはないが食べられるそうです・・・渋みがあるらしい

祓川神社に下山参りしました

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス 腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル
虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 軽アイゼン トレッキングポール
ライター

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登った山

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