行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
朝、大朝日岳の山頂を獲り、雨の中下山後、山形市内で、ガソリン補給と、食事、風呂休憩後、鳥海山へ下道で向かいました。
矢島口は、登るルートではないと聞いたので、鉾立口へ行きました。
この登山記録の行程
鉾立(05:37)・・・六合目賽ノ河原(06:55)・・・鳥ノ海御浜神社(07:35)・・・御田ヶ原(08:15)・・・七五三掛(08:46)・・・頂上参篭所(御室小屋)(10:34)・・・新山(11:12)・・・頂上参篭所(御室小屋)(11:58〜12:38)・・・伏拝岳(13:25)・・・七五三掛(14:34)・・・御田ヶ原(14:53)・・・鳥ノ海御浜神社(15:34)・・・六合目賽ノ河原(16:00)・・・鉾立(16:52)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
朝5時半過ぎに出発し、最初は綺麗に整備された石畳のような道が、小屋まで続きます。鳥居をくぐると手書きの「熊注意」の立看板があり、さすがマタギの県の秋田だなぁと実感。御田ヶ原への下りと七五三掛への登りは、石畳道で、ここまでは、コースタイムよりやや早いペースで登りれました。
外輪山分岐から、雪渓までとんでもない急な下りで、この夏最後であろう雪渓を越え、これを帰りに登るのは嫌だなぁ、と思いつつ、コースタイムだとあと1時間もかからないと言い聞かせながら、登りましたが、まてどくらせど全く到着せず、結局1時間45分かけて、ようやく到着した時には、もうここから新山登頂は無理だなと思うくらい、ヘロヘロでした。
この時は山頂というか新山へ向かう登りが、全く雲の中で、全貌が見えませんでしたが、少し休憩していると、霧が晴れ、異様な山塊が見えて、愕然としました。岩の壁がそそり立ちはだかっている感じでした。10分位休憩後、意を決してその岩壁に取り付き、更にやばいと感じました。この山で一番過酷な登りで、最後にこんな過酷な壁が待っているとは思いませんでした。下から見えている場所を超えた先があると思わず、しかもこれが同じくらい急な下り15mくらい下りてまた登る。最後は頂上で撮影会渋滞。結局そこで20分位待たされた挙句景色も堪能せず往復1時間くらいかけて下へ降りました。想像ですが、これから登るであろう剱岳の岩壁の予行練習している感じで、いい勉強になりました。
雪渓からの登りで、ガスっていた時は、帰りの外輪山歩きは無理だと思っていましたが、午後からは全く雲がない夏の日差しで、綺麗な景色を堪能しながら、暑さと格闘しながら4時間程で鉾立に戻りました。外輪山の縁に上がると蜻蛉の大群がお出迎えしてくださり、それもまた季節の風情を感じさせてくれました。
ここは、このコースがいいかなと思うくらい堪能しました。ただ、登るのは、夏の時期ではないと考えさせられる山でした。
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