行程・コース
この登山記録の行程
鉾立(05:40)・・・六合目賽ノ河原(06:50)[休憩 10分]・・・鳥ノ海御浜神社(07:20)[休憩 14分]・・・御田ヶ原(07:50)[休憩 5分]・・・七五三掛(08:20)[休憩 15分]・・・伏拝岳(09:30)[休憩 15分]・・・七高山(10:25)[休憩 15分]・・・頂上参篭所(御室小屋)・・・新山(11:10)[休憩 20分]・・・頂上参篭所(御室小屋)(11:50)[休憩 50分]・・・七五三掛(14:00)[休憩 10分]・・・御田ヶ原(14:20)[休憩 10分]・・・鳥ノ海御浜神社(15:00)[休憩 10分]・・・六合目賽ノ河原(15:45)[休憩 20分]・・・鉾立(16:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
明け方までの雨が上がり、鉾立の駐車場からは、新山がきれいに見えていた。2年越しの鳥海山へ気持ちよくスタート。展望台までは舗装された道。そこからもよく整備された道が緩やかな勾配で続く。賽の河原は、湿地気味の草原の中に石が点在する絵になる景色。ここから少し高度を上げると御浜小につく。小屋の裏手から鳥海湖を見渡す。そばに立つ溶岩ドームが印象的だった。鳥海山頂はガスがかかってきた。礫岩の尾根を進むとほどなく七五三掛。目の前の崖を急登し外輪山へ分岐する。新山へはせっかく登ったのに一気に谷間で下り向かいの崖を登り返すコース。もったいなかったので外輪山コースへ進む。細い岩場の登山道となるが、面白い。文殊岳までは対岸の新山へ連なる登山者の列が見えていたが、山全体にガスがかかり始めすっかり真っ白になった。外輪山から湯の台方面の景色を楽しみにしていたが、少しがっかり。鳥海山は大体お昼には晴れるという、地元の方のお話を信じ、伏拝岳、行者岳と時間稼ぎ的にゆっくり歩き高度感をあまり感じず、苦もなく七高山へ到着した感じ。七高山で休んでいると、さっとガスが晴れ、目の前に新山が晴れ晴れと表れた。今だといわんばかりに、新山に向けて急斜面(崖)を下る。御室小屋手前の雪渓を登り、コース短縮して、新山の岩場に取り掛かる。結構な岩登りだ。新山山頂へはいくつかのコースがあるらしいが、ひたすら矢印に従って急登。胎内くぐりをして裏からアプローチ。山頂で他のコースと合流するので渋滞。山頂は5人もたてば満杯なので、写真を撮ってすぐに明け渡す。岩場は登りはよいが、下りは慎重を要す。ましては大渋滞のところを降りていくので、だいぶ時間がかかった。無事に御室小屋の西に降りてくることができた。御朱印をいただき、昨年来の念願がかなった。コーヒー休憩をしようとしガスを忘れたことに気づきがっかり。すっかり晴れた外輪山を仰ぎながら、向こう側の景色を想像しながらゆっくり休憩。下山はすっかり晴れて日差しがきつくなったところ、ひたすら谷に向けて下り、底の雪渓を渡る。分岐までの急登がきつかった。七五三掛まで降りるとあとはひたすら下りの感じ。日影がない・・汗が半端ない。賽の河原をだいぶ過ぎたあたりにわずかな日陰でたまらず逃げ込む。次から次へとみんな休憩。おかげで無事下山できた。
山荘がはるかに見えてきたころ、数台の消防車のサイレンが近づいてきた。ひょっとしてマイカーが燃えてるのかと不安になる。駐車場につくと消防車が4~5台。単価を用意していた。遭難者救助か?ほどなくヘリの音が・・どうやら遭難者はヘリで収容したらしく、レスキューの方々は撤収していった。こんなにたくさんの人の下支えがあると思うと、感謝とともに、遭難しないように安全にと心引き締める。
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