行程・コース
天候
曇り後雨、軽風
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
道東自動車道「十勝清水IC」から、道道718号線で十勝川沿いを北上します。屈足ダム・岩松ダム・十勝ダム・上岩松ダムを次々に抜けて、さらに登ると右手にトムラウシ温泉の「東大雪荘」に着きます。「東大雪荘」の先の緑雲橋を右に渡って山に入ります。ダートを登り着いた先に結構な広場があり、その先が短縮コース登山口です。男女別のトイレ小屋が有ります。「十勝清水IC」から約73km・100分です。最後の13kmはダートです。
この登山記録の行程
短縮コース登山口(04:50)・・・温泉コース分岐(05:15)・・・カムイ天上(05:55)・・・コマドリ沢分岐(07:35)・・・前トム平(08:30)・・・トムラウシ公園(09:05)・・・トムラウシ分岐(10:05)・・・トムラウシ山山頂着(10:40)食事・・・トムラウシ山頂発(11:00)・・・トムラウシ公園(12:00)・・・前トム平(12:30)・・・コマドリ沢分岐(13:15)・・・カムイ天上(14:45)・・・温泉コース分岐(15:20)・・・短縮コース登山口(15:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
短縮コース登山口からの入山は、20分程でトムラウシ温泉からの温泉コースに合流します。
「カムイ天上」まではそこそこの勾配を登って行きますが、その先の新道は、10年以上前に
荒天で山の斜面が崩壊して出来た迂回路です。延々とだらだらと登る感じで、逆に疲れます。
出発から約2時間で最高点に達したら、いきなり右下に向きを変え、一気に「コマドリ沢」まで
約100mの急降下です。下り着いて岩場を川沿いに進むと「コマドリ沢分岐」に到着します。
ここからが「トムラウシ山」の本格的な登山開始です。支沢に沿って花の中を登り、樹林帯を
抜けると足元の悪い岩場に出ます。かなりの急勾配を登り続けるのですが、この岩場には
「エゾナキウサギ」はもちろん、絶滅危惧種の「オコジョ」も生息していて、会えるかは運です。
登りにくい岩場を登りきったら「前トム平」です。少しの間、なだらかにハイマツ帯を進みます。
気が緩んだらガレ場が始まります。頭大の岩ですが隙間なく密集していて歩きにくい所です。
次に唯一の平場の登山道を進むと、右手にまさかの感じの大岩の重なりの山が出てきます。
大岩を次々とよじ登って行きますが、岩が大きすぎて間が隙間だらけなので気が抜けません。
登りきると眼下に「トムラウシ公園」、正面には「トムラウシ山」の広大な景色が待っています。
ここまでは大小様々な大きさの岩を乗り越え、表情豊かな岩登りをかなり楽しんできましたが
まだ先が有ります。しかし広大な景色と目指すピークを見渡すと、疲れなど感じられません。
眼下の「トムラウシ公園」へ向かい、またもや巨岩が乱立する斜面を一気に下って行きます。
広大な「トムラウシ公園」は水と緑と花があり、今迄とはまた変わった景色を見せてくれます。
「トムラウシ公園」で一呼吸して最後の登りが始まります。しかし公園内の景色は抜群です。
数々の花と時々のリスの出現、そして「岩の殿堂」の名前通りの岩の登山道は長く続きます。
その巨岩の頭を何度も山頂に間違えながら、「トムラウシ公園」から400m近く登り続けます。
山頂ギリギリまで巨岩を乗り越えて登って行きます。最後の最後まで楽をさせてくれません。
全行程が雨で、山頂はガスでしたが。変化に富んで飽きさせない登り応えのある雄大な山が
「トムラウシ山」です。また登りたいと思わせる山です。
フォトギャラリー:54枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール | ライター |
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