行程・コース
天候
3日目:曇りのち晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
北沢峠15:05(定員のため定時より早めの出発)→仙流荘15:50
仙流荘からはマイカー
この登山記録の行程
【3日目】
長衛小屋(06:37)・・・仙水小屋(07:06)・・・仙水峠(07:36)休憩5分・・・途中休憩2分・・・駒津峰(08:44)休憩4分・・・途中休憩4分・・・直登分岐(9:15)・・・甲斐駒ヶ岳(09:51)休憩14分・・・摩利支天分岐(10:26)・・・直登分岐(10:31)・・・駒津峰(11:03)休憩6分・・・仙水峠(11:53)休憩3分・・・仙水小屋(12:14)・・・長衛小屋(12:33)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
(1/2より)
朝方5時ごろに眼が覚めると雨が結構降っています。また、昨日少しお酒が過ぎたようで二日酔い気味、さらに前室に置いたトレッキングシューズがテントからはみ出しており、中に水が浸っている悪条件に山歩きはやめておこうと真剣に考えました。しかし、昨日より確実に天候は回復傾向でしたので甲斐駒ケ岳へ臨むことを決め、準備を進めました。
トイレを済ませ出発しようとしたところ、仙丈ケ岳で一緒になったソロの方がおられましたが、朝方の雨にめげて撤収するとのこと。また、どこかの山での再会を願ってのお別れとなりました。
長衛小屋から仙水小屋を経由しての仙水峠までは昨年栗沢山・アサヨ峰に行った時に歩いた道です。歩き始める頃には雨はやんでいましたが一昨日からの雨に川沿いは水が溜まっていました。仙水小屋を超えしばらく樹林帯を行くと岩がごろごろした谷筋に出ます。そこから仙水峠までは斜度のほとんど無い岩場歩きです。仙水峠に到着した頃にはかなり青空が広がってきましたので山歩き中止しなくて本当に良かったと思います。左手には甲斐駒ケ岳・摩利支天がそびえ立ち、右手は栗沢山方面となります。
甲斐駒へ向かい樹林帯に入ると昨日仙丈小屋に後から来た2人組の若者が下山してきました。良く会いますねとご挨拶しましたが、少なくとも3時前には出発した計算になり、かなり雨に降られたようです。ここから駒津峰までは500M程登ることになりますので気合いを入れて登っていきます。途中で振り返ると北岳、間ノ岳、仙丈ケ岳など名山を一望することが出来ます。1時間程で駒津峰に到着、甲斐駒ケ岳と摩利支天の凛々しい姿が素晴らしい。北岳方面も含めて良い展望場所です。
ここから少し標高を下げつつ細かいアップダウンを繰り返しますが、ポールをたたみ両手をフリーにして歩くのが正解です。甲斐駒ケ岳への直登・巻き道分岐に30分程で取付き、登りは直登にチャレンジします。鎖場やハシゴはありませんがよじ登る箇所もあり慎重に進みます。途中イワヒバリとの出会いもあり35分程の苦闘の末、甲斐駒ケ岳山頂に到着。山頂にはかなりの人がいらっしゃいました。甲斐駒ヶ岳の山頂標識はかなり薄くなっていてちょっと読み取れない位の感じでした。下山は巻き道を下ります。ザレた感じの歩きづらい道を歩き、摩利支天には寄らず駒津峰に向かいます。駒津峰からはポールを使い仙水峠方面に下ります。帰りのバスに13時10分発があり、それを一応目指してスピードアップしました。12時半に長衛小屋に戻れましたがテントの撤収が間に合わないため、ゆっくり昼食を摂って15時10分のバスに切り替えました。帰路のバス途中ではカモシカとの出会いがありました。仙丈ケ岳は雨の中しんどかったですが、格好良い甲斐駒ヶ岳歩きや山愛好家達との出会いも含めて色々と楽しい山行でした。
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