• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

天上の楽園、高層湿原の会津駒ヶ岳&中門岳(草紅葉)

会津駒ヶ岳( 関東)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 秘境で有名な桧枝岐へ
滝沢登山口駐車場は満車になります
帰りの時林道は入口付近まで路駐車でせまい林道がさらに狭く(林道入口にグランド駐車場利用の事とゲートが置かれてました)
ラッキなことに駐車場ゲート前に3:50分ごろで残り一台かろうじて止められました

この登山記録の行程

【22日の車移動】
            自宅        13:30
  17:53   桧枝岐道の駅
【車移動】
          桧枝岐道の駅       3:46
  3:55  林道ゲート前駐車スペース
【山歩き】
        林道ゲート前駐車スペース   4:30
  5:40     水場分岐        5:50
  6:57     駒の小屋        7:08
  7:25     会津駒ヶ岳
  7:57     中門大池        7:58
  8:10      中門岳        8:48
  9:30     駒の小屋        9:38
 10:25     水場分岐       10:30
 11:15  林道ゲート前駐車スペース
【車移動】  
        林道ゲート前駐車スペース  11:40
 11:50   桧枝岐温泉        
          燧の湯         13:03
         入浴料金   500円
   林道ゲート前駐車スペースからの距離  3.5km
          〃       時間  10分
  17:45   自宅

コース

総距離
約12.0km
累積標高差
上り約1,209m
下り約1,203m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 9月後半の連休は福島へ、前泊で会津駒ヶ岳へ向かいます、天気予報は晴れ
 距離はありますが、道の駅桧枝岐で前泊(車中泊自宅で使用枕持参)して、翌早朝に登山口へ、下の方から路駐があり心配でしたがラッキーにも車両通行止めゲート前にかろうじて最後の一台で止める事ができました、登山口前の広場まで行けるかと思っていましたがかなり下で車両通行止めゲート、ここより林道を歩いて登山口の階段へ進みます。

ヘッデンを灯して林道歩きに入りすぐに登山口の階段登りとなりました、いきなり急登が続きますが、まわりは真っ暗、これが幸いして順調に高度を稼ぎ、水場分岐の所でご来光を見る予定でしたが、その前に樹間から日が明けてしまい、これもラッキー拝むことができました、分岐からでは何も見えません、水場へ偵察に(2分位かなり降りますがしっかりと出ていました)、急登もここまで

 水場分岐より傾斜はゆるくはなりましたが泥濘と濡れた木道が続き小屋が見えてからは、地味に辛い登りが待っていますが、草紅葉真っ盛りの中を進んで駒の小屋前の大池、もっと大きいと記憶していましたが再訪問の今日は驚くほど小さいく何か損した気分に、

 駒ヶ岳へ登りだしますが木道は濡れていてよく滑ります、巻道分岐より右の駒ヶ岳山頂へ続く道に入ります、
中門岳の草原を歩くとき2回、駒の巻き道歩きで1回、最後は急下りに入って一回、計4回も滑って転がりました・・・怪我はありません、魔の木道歩きが続きましたよ、帰りは乾いていましたが日影は濡れたままで怖いです。

 本日のメーンは中門岳の高層湿原歩きで見る草紅葉と越後三山を眺めながらの天上に楽園歩きですよ、期待を超える素晴らしいまだ静かだった高層湿原漫歩、記憶には無いけど大池からの先の登山路で山頂標識を見に行くが何もなく池塘をぐるりと回っている木道で終了でしたが、風のこない草原に腰を下ろしての休息(踏み跡脇)

 下山は往路を駒ヶ岳巻道分岐まで天上の楽園で、巻き道はまた木道が牙をとがらせていました、魔の木道歩きも小屋まで、そこで目にしたのは、すごい数の登山者の姿、朝はガラガラだったベンチはすっかり隙間が無く小屋前の階段の脇を借りて休息、後は、往路を降りて終了。

 メジャーな山は人もすごい、登りは暗い内の歩きだしで人混みはありませんでしたが、下山時は次から次とスライドがあり時短は難しい状況、駒から中門までの草原木道はビビッてゆっくり、腿と神経だけがマックスになり、中門岳最高峰の草原で休んでいても疲労感が残る。
小屋から長い下りを終え駐車場の車が見えた時にはホッとしました、下山後の楽しみは温泉に、源泉かけ流しの硫黄温泉の「燧の湯」で体をほぐして風呂上がりにノンアルを飲んで生き替えりましたよ。
高速は行きも帰りも渋滞に巻き込まれましたが無事に自宅へ帰還。

続きを読む

フォトギャラリー:57枚

トイレに起きてみたら、星空と月が
道の駅より眺めた月

純白に白い花からは想像できないくらい花と似合わない
タムシバの実・・・気持ち悪い

水場手前にて
樹間よりご来光

朝日に照らされる
水場分岐手前のダケカンバ
濡れて入ベンチで休息中に水場の偵察へ(意外と急下りで沢へ・・・塩ビ管より流れ落ちています)

青空と紅葉
頭上には所々に青空と紅葉が見られました

ダケカンバの黄葉

天気はいいぞ
紅葉は・・・染まり始め

双耳峰の谷川岳が見えてました
谷川からも駒ケ岳が見えるだもの・・・逆もありダヨネ!

これでもかとこれでもかと空ける登山路を登り森林限界を越してやっと草原の中に見える(近いじゃんと思った瞬間)・・・駒の小屋

会津駒ヶ岳はきれいですね
この稜線が駒ヶ岳から中門岳への湿原稜線だとこの時は思っていました(地図で確認すればすぐに違うと解かったのに)

木道が出てきてベンチのところより駒ケ岳を望む

早く大池に着かないかな・・・すごく期待していましたが見えると遠いい小屋までの道のり

新しい階段木道も・・・これは滑らなかった(小細工してありました古い木道もこれに変わってくるようです、ビニールシート下に資材がありました)

階段木道が青空に吸い込まれています
地味にきつい

小屋は見えているのだけど
着かないな・・・なぜだろう?

途中の草原と池塘越しに
俺たち二人の影絵
そして、至仏山
とても良い空間に身を置いています

やっと駒大池のベンチに到着
駐車場で見送った(先に歩きだした)登山者たちがベンチで休んでいました

綺麗だけど・・・記憶違いだったのかな小さい
波が立っていて鏡にはちょっと?でしたが
今はこの景色が最高のご褒美です

記念写真
山頂までは数分の距離に
登り切ったとの安堵感からこの表情

まだ人もまばらな駒大池
この時点では、まさかごった返しになるとは想像できなかったです・・・静かな会津駒ヶ岳です

駒大池に太陽の写し込み
まだ7時だと言うのにお日様はだいぶ上がっています
雲海と大池

周りの草原は草紅葉真っ盛り
湿原に踏み入れるなと注意書きがありますが、木道は斜めっているし濡れて滑り台状態怖くて足を踏みいてれ仕舞います・・・怪我はしたくない(本音)

途中より小屋と池を見ます・・・よく見るアングルです
綺麗ですよね・・・別世界ですよ!

中門岳への巻道トラバース道より分岐で離れ
駒ヶ岳の登りに入ると紅葉と越後三山
素晴らしい展望が目の前に広がってきました

モミジの黄葉

晴れてはいるが展望は樹木にさえぎられてない
記憶通りでした展望は?

誰もいない駒ヶ岳山頂・・・後ろに紅葉アクセントですね
そくさに中門岳へと降りだすと
魔の木道が牙をむきました

滑り台をおっかなびっくり降る先には
越後駒と中の岳・・・風に流されたガスが漂ってきます

巻道分岐に所に着きホッとしますが
まだまだ間の魔の木道は続きます
空荷の登山者姿がちらほらと(小屋泊の方たちでしょうね)

中門岳の稜線は山頂湿原稜線・・・足を延ばすべきですね
池塘と草紅葉がどこまでも続きます
雲上の楽園・・・木道が濡れていなければの話ですが

よそ見をして景色を見ながら歩くと
尻餅の連続
どこまで行くのだろう中門岳大池は?

眺めは良いが木道が怖いもうこけていました

大池に水没している中門岳標柱
ここが最終目的地だとばかり思っていましたが、
1人の方が先に行くので地図をはじめて確認・・・2000M超えピークはこの先と解かり後を追います

ここで記念写真
まさに天上の楽園

皆さんが奥に行くんで
地図で確認
2000Mピークはこの先にあるので行って見ます

中門岳最高点ピーク池塘の木道は周回して戻りますが
下に続く踏み跡での草原より1900M峰を見る
奥には三ツ岩岳と窓明山が・・・三ツ岩岳避難小屋には厄介になったことががあります

たぶん平ヶ岳と思われます

同じ写真ですが
座って休んでいるので目線の高さが違っています

目線の先に
赤いイワショウブと青空

そろそろ下山しますか
会津駒ヶ岳を見ます
草紅葉した高層湿原稜線気持ちいい所ですが・・・濡れた木道が怖い

2000M最高峰(中門岳)一周木道より三ツ岩岳と池塘

ここへ来るまで
2回尻餅付いています・・・それで体が曲がったわけではありませんよ?

草紅葉草原と池塘と燧ヶ岳
この満足そうな妻のドヤ顔表情

草原漫歩と言いたいのですが
まだ濡れている木道を慎重に・・・それでも乾いて来ていたのでルンルンに近い
燧ヶ岳を望みながら高層湿原歩き

余裕の大の字
「見てよこの展望」と両手を広げた妻

振り返って中門岳大池を見降ろしています
登山者も増えてきました

綺麗な紅葉
スライドが多くなってきましたがまだ余裕の高層湿原歩き

池塘に空が映り込んでいます
天上の楽園ですね

越後三山
駒ヶ岳と中の岳

会津駒ヶ岳に向かって草紅葉草原の木道歩き

まだ残っていた
イワショウブ

巻道分岐より振り返って
草紅葉の中門岳と越後三山

(巻道は日影で木道はツルツル状態を下って行きます・・ここでもスッテンコロリと妻に馬鹿にされる)
駒大池に戻ってきました
ベンチには登山者が一杯休んでいます、休むベンチ隙間がありませんので小屋前に移動

駒の小屋前で
小屋前ベンチも休息隙間なし・・・ビックリ

小屋より下山開始
雲がすっかり取れた燧ヶ岳

草原と燧ヶ岳・至仏山
これから、スライド待ち渋滞発生します

水場分岐で靴を縛りなおして
腰を下ろした地面脇(ベンチは登山者でいっぱい)に咲いていた
ツルリンドウ
後は急下りで奈落の底(林道目指してこれでもかと降って行きます・・・疲れも出てきて長く感じますよ)

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス 腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル
医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール
ライター

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

会津駒ヶ岳

会津駒ヶ岳

2,133m

中門岳

中門岳

2,060m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

会津駒ヶ岳 福島県

会津駒ヶ岳往復 日帰り 湿原や池塘を散りばめ、高山植物に彩られた名峰へ

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
6時間25分
難易度
コース定数
29
会津駒ヶ岳 福島県

会津駒ヶ岳からキリンテへ縦走 1泊2日

最適日数
1泊2日
コースタイプ
縦走
歩行時間
9時間45分
難易度
コース定数
39
会津駒ヶ岳 福島県

会津駒ヶ岳から御池へ縦走 1泊2日

最適日数
1泊2日
コースタイプ
縦走
歩行時間
11時間5分
難易度
コース定数
45
登山計画を立てる