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挑戦!甲斐駒

( 南アルプス)

パーティ: 3人 (マチピチュ さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

晴れ(1日中晴れ。午後に雲が上がってこないのは珍しいかも)

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 仙流荘に0時過ぎに到着。運よくバス停横の駐車場に止められた。
朝4時の時点ですでに切符購入の列が100人程度、あわてて準備して並んでだが、切符購入4時50分頃には、500人ぐらいはいたか。余りの多さにバスは30分前倒しで始発5時に。5時の時点で、続々と乗用車が上がってきていてすでに河原の駐車場は満杯らしく、山肌の道路の奥のほうまで路駐を誘導されていた。7台目に乗れたので、6時前に北沢峠につくことができた。

この登山記録の行程

北沢峠(06:10)・・・双児山(07:50)[休憩 5分]・・・駒津峰(08:45)[休憩 10分]・・・甲斐駒ヶ岳(10:25)[休憩 25分]・・・神社(5分)・・・分岐(11:35)・・・摩利支天(11:50)[休憩 10分]・・・分岐(12:35)・・・駒津峰(13:10)[休憩 10分]・・・仙水峠(14:20)[休憩 15分]・・・仙水小屋(・・・長衛小屋(15:20)[休憩 10分]・・・北沢峠(15:50)

コース

総距離
約8.2km
累積標高差
上り約1,208m
下り約1,208m
コースタイム
標準7時間
自己8時間5
倍率1.15

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

最初の30分は樹林帯を普通に登って行く。視界が開けると仙丈ヶ岳がきれいに見え、昨年向こう側からあこがれていた甲斐駒に挑戦していることを実感。双子山からは、360度の景色が楽しめ駒ヶ岳がかっこいい!。これでもかというくらい下り駒津峰へ登り返し。駒津峰からは目の前に迫る駒ヶ岳の白い雄姿圧倒される。先に行く登山者の直登コースを見挙げて尻込みつつ、出発。いったん下るのも結構な岩場で苦労した。いよいよ直登コースに挑む。通常の手袋をワークマンの手のひら側がゴムの手袋に変えて出発。自分の背の倍はある岩場の前に、まだ乾いていない血しぶきの跡が・・・恐怖を感じながら取りつく。背が低いので、次の足場へあと数センチ足が上がらない。同行者の補助で何とか。そんな場面が2~3か所。腕の力があってよかったと思う箇所が数か所。皆さんの山行き記録を見ると高度差は感じないとあったけど結構下を見ると怖い場所があった!。滑らずに岩を掴むのにワークマンの手袋は最高だった。大きな岩場を抜けると白砂の斜面にさらに足が重くなったが、意外と頂上は近かった。頂上断念を覚悟して挑戦した駒ヶ岳に立っていることは大感動だった。北アルプスはかすんでいたが360度のパノラマに感激。あれ?北岳で見た富士山よりも今日の富士山は大きいぞ。。下山は巻コース。ほぼコースタイムで上がってきたことにびっくりしつつ、余裕ができたので、摩利支天に立ち寄る。往復で1時間。摩利支天の頂上は意外と広く人もあまりいなくゆっくりできる。巻コースで登るのもつらいなと思いながら、白砂に滑らないように慎重に降りる。意外とこれで足が疲れた。槇道の駒津峰への登り返しの岩場は、またまた自分の背よりも高い取りつきのところがあり、隣で足を踏み外して転げた男性をみて、さらに動けなくなった。三点の左足を蹴り右足がようやく届き上るという我ながらびっくりの荒業。下で、右がいい、いや左と指示を出してくれていたおば様方は、その後一向に上がってこなかったけど、どうしただろうか。駒津峰から仙水峠へのコースは、ガレ石で足を取られる。絶対に上りたくないコースだ。すでに足はかなり疲れていて峠ではしばらく動けず長めの休憩。峠からは氷河のあと?的な大きめの岩岩を飛ぶように歩け楽しめる。その後は比較的楽な道ではあるが、足の疲労との戦いだった。仙水小屋からは南アルプスの澄んだ流れに癒されながら黙々と歩いた。長衛荘から北沢峠への緩い登りが以外にきつかった。
今回最終バスに間に合わないことも想定して山小屋を確保したが、朝のバスの30分前倒しのおかげで間に合うことができる時間で到着。16時の最終バス待ちの長蛇の列が長衛荘側へ延びていた。5時の時点でもまだ列はバス小屋からはみ出ていたので、連休などの混雑時は多少帰り時間に余裕があるかもと思いながら、山小屋で無事登頂を祝してビール。自分には無理と思っていた憧れの駒ヶ岳に登れた自分に乾杯”やってやったぜ!”。
翌朝は、6時には山小屋を出発準備完了(6時から清掃のため。清掃が終わったら山小屋でのんびりできる)。下山バスは7時20分が始発なので何をしていようかと・・・そうこうしているうちにバスが上がってきた。始発前に乗れないかと交渉すると、戸台で乗車者がいなければ可能とのこと。要するに登山者を優先してピストンで運行するために急いで帰らなければならないということだ。登山者のための配慮に感銘。5台目ぐらいのバスはすいていたので、もう登山者は待っていないのだろう。おかげで6時半過ぎに下山のバスに乗ることができた。バス停にリュックを置いて順番待ちを早々にしていた方々はどうしたのか、乗ったのは7人ぐらいだった。

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登った山

甲斐駒ヶ岳

甲斐駒ヶ岳

2,966m

駒津峰

駒津峰

2,752m

双児山

双児山

2,649m

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