行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(06:30)・・・河童橋・・・明神・・・徳沢(07:45)[休憩 20分]・・・横尾(08:45)[休憩 10分]・・・一ノ俣・・・槍沢ロッヂ(09:55)[休憩 30分]・・・ババ平・・・水俣乗越分岐・・・天狗原分岐(11:45)[休憩 50分]・・・グリーンバンド・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ・・・槍ヶ岳山荘(14:45)[休憩 30分]・・・槍ヶ岳(15:50)[休憩 20分]・・・槍ヶ岳山荘(16:30)
【2日目】
槍ヶ岳山荘(06:30)・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ・・・グリーンバンド・・・天狗原分岐(07:30)[休憩 15分]・・・水俣乗越分岐・・・ババ平・・・槍沢ロッヂ(08:45)[休憩 25分]・・・一ノ俣・・・横尾(10:10)[休憩 15分]・・・徳沢・・・明神・・・河童橋・・・上高地バスターミナル(12:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
7月に燕岳を登頂し、次は表銀座コースで槍ヶ岳を8月下旬に行くつもりだった。しかし、10月上旬まで雨模様の日々が続き、アルプスの登山適正日は7月中旬からお盆前までと思い知らされた。ようやく秋晴れの日が続く今回となったが山小屋は閉め初めており休みも多くとれないため槍ヶ岳に絞った。前日は沢渡温泉に宿泊し、装備を整えるため乗って来た車に立ち寄ると窓ガラスに霜が付着していた。山はもう冬なんだと緊張感が走った。沢渡バスターミナルのバスに5時40分に乗車して上高地に6時10分に到着した。上高地は私にとって40年ぶりであるが風景は前と大きく変わっていないが、中国、韓国、欧米人が頂上までこんなに多くいるとは思わなかった。又、猿も多くなっている様子でかつ人間を恐れずに近くまで行っても平気でいた。横尾までは車も通行可能な平坦な道であるがここからは徐々に高度を上げる山道になった。槍沢ロッジで初めて槍ヶ岳を遠望することが出来た。天狗原分岐の標識は岩にペイントしているだけなのでうっかり天狗原に向かってしまいだんだんと槍ヶ岳方面から遠ざかるので疑問を感じ途中で引き返した。グリーンバンドでは、殺生ヒュッテは閉鎖しいるため槍ヶ岳山荘まで行けない人は引き返してくださいとの看板があった。疲れもピークのためもう登りたくないとの弱気の思いもあったが殺生ヒュッテ付近から岩に1500m(槍ヶ岳山荘まで)のペイントがありこれがだんだん少なくなるのを張り合いに登り山荘に到着した。山荘に小休止してから槍ヶ岳に向かい垂直の梯子は下を見ないで3点確保を確実にして慎重に登りきった。山頂から西岳からの東鎌尾根の表銀座コースを見ると痩せ尾根であり初めて行くにはかなりハードルが高かったと思われ今回はパスして良かったと思った。山頂及び山荘で300名山ひと筆登山中の田中陽希さんと遭遇した。食堂で写真をお願いしたら気さくに応じて戴いた。また、大キレットに行く行かないと迷っている若者がいたが田中陽希さんが氷が張っているため滑る危険があり私なら行かないと言われ断念したようだった。
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