釈迦ヶ岳から御坂山地へ

日帰り

釈迦ヶ岳、黒岳、破風山、中藤山、節刀ヶ岳、十二ヶ岳（関東）

2018.12.25（火）

パーティ： 1人 (きーさん )

きーさん

行程・コース

天候

晴れ時々曇り、時々霧。

登山口へのアクセス

バス
その他：バスタ新宿から相模湖行きの高速バスに乗り、
相模湖駅からは芦川線で「すずらんの里入り口」バス停に移動して入山。
帰りは「十二ヶ岳登山口」バス停から西湖周遊バスで相模湖へ、
そして富士急、中央本線と乗り換えて帰宅した、

この登山記録の行程

すずらんの里入り口(10:12)→釈迦ヶ岳登山道入り口(10:37)→
釈迦ヶ岳(11:35)[休憩8分]→どんべい峠(12:15)→
黒岳(13:03)[休憩10分]→すずらん峠(13:25)→破風山(13:36)→
新道峠(13:50)→中藤山(14:14)→不逢山(14:47)→大石峠(14:53)→
金堀山(15:12)→節刀ヶ岳(15:45)→金山(15:56)→十二ヶ岳(16:26)
→十二ヶ岳登山口(17:31)

コース

総距離: 約21.7km

累積標高差: 上り約2,308m; 下り約2,365m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

河口湖、西湖の北側に位置する「御坂山地」の山々を楽しんでみたくて
黒岳から十二ヶ岳までの縦走をコースに選び、
さらにその自分が歩く山々を眺めてみたくて、
少し北側にある釈迦ヶ岳から縦走を開始する事にした。
山梨百名山のうち4座を一度に踏破、
なかなか歩き応えのあるルートで満足感たっぷりの山行となった。

出発前、河口湖駅から御坂山地を眺めると、
黒岳や十二ヶ岳の山頂には雪がのっているように見えて少し心配したが、
思ったほど凍結や積雪に悩まされることはなかった。
(黒岳山頂付近は少し雪が残っていたけどアイゼンの必要はなし)

すずらんの里入り口を出発してしばらくは舗装された林道を歩き、
道はその後そこそこ急な登山道に変わる。
木々に覆われた急な坂道を登り稜線に出ると、
視界が急に開けて細めな岩場の尾根伝いのルートへと変わる。
所々にロープが設置された岩場の崖登りなども楽しめて
釈迦ヶ岳までの道のりは非常に楽しい冒険心をくすぐるルートだった。
そしてその山頂からの眺めも抜群！
御坂山地越しの富士山の眺めはもちろん、
遠く南アルプスや八ヶ岳まで周囲を取り囲む圧倒の景色を堪能してから
次の目的地の黒岳へ。
先ほど眺めていた稜線の縦走を開始する！

黒岳までの道のり、一度標高をかなり下げてからの登り返しなので
けっこう長くて歩き応えがあった。
黒岳山頂手前は北側の斜面で気温が低い事もあり、
霧氷が残っていてきれいだった。

黒岳山頂は展望のない木々に覆われた頂き。
少し河口湖側へ行ったところにある展望台で休憩…
残念ながら富士山は雲隠れしていたので長居はせずに次へ進む。
稜線状を破風山、新道峠と進むと、
中藤山手前で再び富士山が顔を出して空も快晴へと変わった。
樹林帯、クマザサ地帯、岩場と次々表情を変える飽きのこない尾根をひたすら歩き、
大石峠に到着した辺りで先へ進むか下山するか少し悩む。
時間的には余裕があり、体力的にも問題ないと判断して
雪刀ヶ岳へ向かうが、
途中から天候が悪化して霧が出てきてしまった。
雪刀ヶ岳に到着するも、せっかくの360°眺望は真っ白け…
風も強まり早々に次へ進んだ。
最後は十二ヶ岳！
もうこのままの天候かと思っていたら金山を過ぎた辺りで
周囲を包んでいた霧が一気に晴れだして、
素晴らしい夕焼けに照らされる富士山が姿を現した。

鎖場、岩登りを超えて十二ヶ岳山頂に立つ。
西湖越しの富士山。
右手には沈む夕陽…

素晴らしい景色を写真に収めて下山。
ここから桑留尾へ下りる下山道もなかなか険しく、
ロープ等のサポートを使いながら注意して進む。
真っ暗になる山道をヘッドライトの灯りを頼りに無事に下山した。