登山記録詳細

雪山登山
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北横岳・縞枯山2019冬 北横岳(八ヶ岳周辺)
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記録したユーザー

kim410 さん
  • 日程

    2019年1月4日(金)~2019年1月5日(土)

  • 利用した登山口

    山頂駅  

  • パーティ

    3人 (kim410 さん 、Aki さん 、Sho(小4) さん)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:都内より中央道経由で北八ヶ岳ロープウェイまで2時間半
    諏訪南インターからは30~40分

  • 天候

    初日:快晴、微風、0℃  2日目:曇、風速4~5m、-7℃
    [2019年01月04日(金)の雨雲の位置を確認する]

この登山記録の行程

【1日目】
山頂駅(10:15)・・・北横岳ヒュッテ(11:00)・・・北横岳(11:20)[休憩 15分]・・・北横岳ヒュッテ(11:55)・・・縞枯山荘(12:30)[休憩 55分]・・・雨池峠(13:30)・・・縞枯山(14:00)[休憩 15分]・・・縞枯山(14:40)・・・雨池峠(14:55)・・・縞枯山荘(15:00)

【2日目】
縞枯山荘(08:25)・・・雨池峠(08:30)・・・雨池山(08:45)[休憩 5分]・・・雨池峠(09:00)・・・縞枯山荘(09:05)[休憩 15分]・・・山頂駅(09:30)・・・ロープウェイ駐車場(10:30)

総距離 約7.9km 累積標高差 上り:約572m
下り:約572m
コースタイム 標準:5時間30分
自己:4時間5分
コースタイム倍率 0.74
2019年初登山は、記念すべき初めての雪山。
寒がりの私。登山を始めた頃は、雪山なんて想像すら出来なかったけれど、2年前に残雪期登山を経験してから、少しずつ雪山に興味が・・・。年末、山ショップでずっと八ヶ岳ブルーの話が流れていた事、友人が雪山机上講習会を紹介してくれた事、等々、これはもう行くしかない!

装備は十分ではないはずだけれど、北海道で経験した-15℃の世界をイメージして、出来る限りの準備をした。雪山入門の北横岳は、日帰りも問題なく出来る山。でも、天候次第でチャレンジする日を変えられるよう縞枯山荘に予約を入れた。

登山日の1/4は、久々に現れる高気圧のお陰で広範囲にお天気になる予報。翌日は前線が通過する関係で崩れてくるはずなので、初日に登っちゃった方がいいかも~とワクワクしながら前の晩は眠りについた。

当日、6時半に五反田インターを通過すると、何と!9時に北八ヶ岳ロープウェイに到着。はやっ。10分おきにロープウェイが運行されていて、料金は往復1900円。モンベル会員で確か1700円かな。トイレは山頂駅にもあり、暖房までされています。10分間の空中散歩の間、怪訝そうにこちらを見上げてる鹿を発見。こちらが檻に入れられているようで、何だかおかしな気分。

山頂駅に着くと雲一つない青空全開、気温0℃、ほぼ無風。山頂駅前の坪庭入口で、身支度を整えている登山者が大勢。雪山経験のない私は、横目でチラチラ皆さんの装備具合をチェック。意外に皆さんちゃんとアイゼンを装着している。もう少し軽アイゼンの方も多いかなと考えていたけれど、チェ~ンスパイクの人は、さほど見られなかった。

ただこの日の天候と例年に比べ格段に少ない雪の量を考えると、軽アイゼンで十分登れる感じでした。中には何も付けてない方、スノーブーツやスノボ靴?で登ってる家族とか、ちょっとびっくりするような人もチラホラ。スノーシューで登ってる方もいましたが、坪庭を過ぎると登りも結構急だし、登山道が狭くなるので、ちょっと登りにくそうでしたね。

山頂駅から45分ほどで北横岳ヒュッテに到着。この日は物品販売のみとの看板。ヒュッテの前にテーブルやイスが沢山用意されているので、休憩されている方が大勢いました。トイレは100円。お借りしなかったので、どんな様子かは分かりませんけど。

ヒュッテから山頂まではちょっと急になり、もし凍結していたりしたら少し大変だなと。勿論、この日は雪が柔らかったので、チェ~ンスパイクで問題なし。

山頂付近は樹林帯から抜けるので、流石に吹き付ける風が冷たく、頬が痛くなる。天候が悪かったら、帽子とネックウォーマーだけじゃなくて、あの覆面マスクみたいなのが必要だなと実感。

10分程度で南峰到着。ホントに雲がない。360度全ての山が見渡せる感じです。山座同定の練習にぴったりだなと思いつつ、寒くて地図もコンパスも出す気力なし。いつもこの繰り返しなので、いつまでたっても山の名前が出てこない。。。

凍えない内に北峰に出発。こちらもあっという間に到着。初めてみる浅間山の大きさにびっくり。いつか登ってみたいけど、活火山だしちょっと怖いな。山並みは素晴らしいけど、気温が高いせいか、空の青さは今一つ。色んな気象条件が重ならないと八ヶ岳ブルーは見られないんだろうな~。

ささっと山頂を後にして、縞枯山荘へ。北横を下ってると左手前方に青い三角お屋根が見え、40分ほどで着きます。お腹空いたし、温かいおうどんでも食べたいな~。。。玄関前には、まるで閉まっているかのように鎖がひいてあります。ここで、アイゼン等外して下さいって事なんだけど、いくつかの登山記録でご主人が怖いとの記述を思い出し、少し緊張しながらドアを開ける。

トイレ利用の方は、最初の入口を入って右横に荷物を置いて、更に靴も脱いでからになる模様。トイレのみは300円、小屋利用の方は100円。宿泊者は、無料でした。オロオロしながら、「今晩お世話になるんですけど…」と言うと、更に中に入れてもらえました。土間に薪ストーブがあって、あったか~い!!

が、しかし、メニューを見て愕然。飲み物しかない~~~
カップラーメンぐらいはあるだろうと軽く考えていたので、確認もしなかった私が悪いのですが。食事出来るロープウェイまで戻っても10分。でも、そんな事をすると何だかんだまた時間を取られるので、甘酒400円を皆で注文。後は、行動食で凌ぐ事にする。子どもには、1つだけ持ってきたアルファ化米を水筒のお湯で戻す。ご主人が、別のお客さんに「国定公園なので火器の使用も出来ない」と説明していました。バーナー持ってきていても自炊は難しそう。因みに、お湯も水も有料で分けてもらえます。

初日は移動で疲れてるし、縞枯山は2日目でもいいかな~と思っていたが、小屋のご主人が「こんなに天気がいい日は年に何度もないから、登るなら午後行っちゃった方が良いよ」と声を掛けてくれたので、一休みした後出発する事に。小屋から5分の雨池方面との分岐からは、北横より傾斜がキツイ登りです。北側斜面なので雪の量も増えますが、特に難しい箇所もなく30分ほどで登り切れます。途中、シリセードで滑って下りてくるカップルに遭遇。ホントにいるんだぁ~。羨望の眼差しで見送る息子。確かにすごく楽しそう。いやいや、「登山道でこれをやるのは、やっぱりマナー違反だと思うよ」と言うと、「そっかー、ツルツルに凍っちゃったら後から登る人大変だもんね!」と滑り跡をわざわざキックスッテプしながら登る。いや、そこまでしなくていいんだけど…。子どもにとって、雪山は天候さえ良ければ、登山というより雪遊び。

縞枯山山頂は展望なし。と言う事で、お隣茶臼山との間の展望台まで行ってみる。縞枯山から15分ほどです。尾根道は流石に風が強く、午後になったせいでお日様の力も大分弱くなり寒い。展望台は岩場になってるので、アイゼン等が引っかかりやすいかな。

15時に小屋に戻るとお夕飯まで、コタツでグダグダ。宿泊客は全部で8名。我々以外は既に小屋入りしていて、全員でコタツを囲んだ。寝る部屋は2階(小部屋)3階(大部屋)で、8人全員で2階の小部屋1部屋に入ったのだが、恐ろしく寒い。皆さん上着を脱いでいたが、私は寒くて脱げなかった。300円で豆炭あんかを作ってもらえるので、お夕飯前にお願いして布団に入れておく。豆炭あんかは温かくなるまで2~3時間掛かるので。

夕食後、私は寝てしまったが、皆さんで星空観察をしたらしい。360度写せるカメラをお持ちの方がいらして、息子は三脚を借りてオリオン座が撮れたと喜んでいた。

夜中、トイレに一度起きたが、トイレまで行く通路(渡り廊下?)には雪が積もり、ドアノブは凍っていた。雪山でテントとか雪洞に泊まる人って眠れてるのだろうか・・・?

翌朝は、ご主人の言った通り、小雪舞う空模様で真っ暗。気温もぐっと下がったが、これが正常なんだと思う。まっすぐ帰ろうかとも思ったが、ご主人が「雨池もいいよ」と。他の方も「雨池からの景色は最高だよ」とアドバイスをくれた。雨池まで行っても展望の望めるお天気じゃないし、結局また帰りが遅くなりそうだったので、手前の雨池山に登り、山頂駅からはロープウェイを使わず登山道を歩く事にした。

因みに、ロープウェイ往復チケットは山麓駅で払い戻しがききます。この情報くれたのも小屋のご主人。感謝感謝。

朝食後身支度を整えて、先に外に出た息子は、嬉しそうにワカンを装着。マジックマウンテンのワカン、ベルトタイプで付けやすく足の小さな息子(21cm)でも問題なし。今日は昨日より大分寒そうだったので、私は予備に持参したライトダウンをアウターの中に着た。手袋は薄いオールシーズン対応のインナーとアウターを2枚重ねで付けたが、案の定この日は寒くて指先が凍えた。スキー用のグローブに変えるか悩んだが、そうなると写真が撮りにくくなるので、暫く様子を見る事に。歩き出して15分くらいかな?、嬉しい事に体が温まって血の巡りが良くなるのか、指先も寒くなくなった。足先も同様。良かった~。雪山、色々発見があって楽しい。

雨池分岐から今度は左にすぐに登り。斜度は縞枯山と同じぐらいかな。しかし、夜間に降った雪でふかふか、木々も凍り付いて、空のグレイと雪の白が美しい。これぞ雪山。導入したてのワカンを練習がてら付けた息子は、はしゃぎながら登って行くが、息子の声も雪が吸い取ってしまうような静けさ。朝早いので、他に歩いてる人もおらず、静寂の中の登山。因みに、雨池山も眺望なし。

真っ白な雪山の世界を暫し楽しんで、買い忘れた山バッチを求めに再度小屋に寄る。縞枯山荘には、とてもかわいいオサバグサ(確か)が描かれたオリジナル縞枯山山バッチが置いてあります。このお花、梅雨時に美しく縞枯山に咲くんだそう。「夏山と違って人も少ないからいいよ~」とご主人。ん~、魅力的。

縞枯山荘では、テレマークスキーの講習会なんかも開かれてるらしく、是非また寄らせて頂きたい山小屋です。ロープウェイ山頂駅までは平坦な道ですが、そこから駐車場までは結構な下りで、登りには体力が要りそう。途中、スキー場を横切ったりと楽しみながら歩けます。駐車場付近はあまり雪がなく、岩がゴロゴロなので少し歩きにくい。

無事駐車場に辿り着いた後は、車で10分ほどの蓼科温泉協同浴場へ。大人500円と割安ですが、シャンプー&リンスは置いてないです。ボディシャンプー、ドライヤーはあり。空いていてとてものんびり入れましたが、蛇口がお湯と水別々なので洗うのが大変。汗を流す程度に考えてた方がいいかも。

初雪山、天候が予想以上に良かったお陰かとても楽しかった。残念ながら、八ヶ岳ブルーは今一つだったけど、また次回のお楽しみにしよう。





登山中の画像
  • 北八ヶ岳ロープウェイ
  • 山頂駅
  • 坪庭
  • 坪庭からの登り
  • 北横岳ヒュッテ
  • 北横岳ヒュッテのトイレ
  • 南峰直前の登り
  • 南峰
  • 北峰
  • バックは蓼科山??
  • 南峰からの下り
  • 縞枯山荘
  • 雨池分岐からの登り
  • 縞枯山 眺望なし
  • 縞枯てない??
  • 縞枯山を過ぎた展望台
  • 雪山たのし~!
  • 縞枯山は北横岳より急こう配
  • 縞枯山荘ただいま~
  • お夕飯 17:30
  • 朝食 6:30
  • わかん練習中の息子
  • 雨池山も結構急
  • これぞ雪山?
  • 風が強くなってきた~
  • 雨池山 眺望ゼロ
  • ロープウェイまでの道で一休み
  • 今日は寒そうなキツツキ君 -7℃
  • スキー場脇の登山口
  • だいぶ雪が減ってきた
  • ロープウェイ駐車場
  • 蓼科温泉協同浴場 500円
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、スニーカー・サンダル、ザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、ナイフ、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、ロールペーパー、非常食、行動食、テーピングテープ、軽アイゼン、トレッキングポール、ライター、ローソク・ランタン、アウタージャケット、オーバーパンツ、オーバーグローブ、冬山用登山靴、ワカン
【その他】 エマージェンシーシート
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    19年04月19日(金)
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