行程・コース
天候
晴れのち雪
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒4:32→山手線→代々木4:42~56→中央線→立川5:37~44→五日市線→武蔵五日市6:14~22→西東京バス→笹平6:48
復路:温泉センター13:23→西東京バス→武蔵五日市14:21~32→五日市線→拝島14:49~52→青梅線→立川15:04~15→南武線→武蔵小杉15:47~52→東急目黒線→武蔵小山16:02
この登山記録の行程
笹平バス停314m6:50→松生山登山口6:52→701m地点7:35→内蔵ノ助山783m7:48→払沢ノ峰858m8:03→松生山933.7m8:32~41→天領山936m8:46→入沢山930m8:51→浅間嶺890m9:03~15→人里峠9:25→一本松930.2m9:49→猿石9:59→浅間尾根登山口バス停分岐10:04→数馬峠10:14→仲ノ平分岐10:37→御林山1078.4m10:44~11:00→仲ノ平バス停11:25→数馬の湯11:28
合計4時間38分
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
1月26日(土)は、冬の定番の浅間尾根をバリエーションルート扱いになっている松生山から縦走して来ました。
松生山の道は、古いガイド本を見ると必ず「笹藪」と書かれているのですが、現在は笹藪は一切ありません。それどころか全線ほぼ一般道と言っていいぐらい良く踏まれており、迷いやすい箇所には立派な標識も立てられているので、多少山慣れた人なら何の問題もなく登れます。ただ下の方がひたすら急坂なので下りは避けた方が良いかもしれません。
まず、武蔵五日市駅から数馬行のバスで笹平まで行きます。多少日が延びたので始発バスで行って6時50分スタート。
バスの進行方向に2~3分進むと、右手に電波塔の立っている畑があるので、その中の道をを突っ切ります。すると林にぶつかったところに最初の標識が出てきます。あとはほぼ一本道。
急坂をひたすら登って行くと、地図上の498m地点はなんとなく通りすぎて、その後地図に載っていない小ピークを3つほど越えます。次の701m地点も同じような小ピークなのですが、2019年1月現在は割りと新しいピンクのテープがあるのですぐにわかります。いつまであるかは定かではありませんが…。
701m地点を過ぎると、木々の間から今までの小ピークとは違う顕著な山頂のが見えてきます。それが内蔵ノ助山で、山頂は手書きのプレートがあるだけの展望のない場所ですが、ここを越えると傾斜も徐々に穏やかになり、周囲の雰囲気も暗い植林よりも冬枯れの明るい自然林が増えて良くなってきます。
昨夜舞った雪がほんの少し残る道を進んで行くと、払沢ノ峰の先で大きく西に方角を変える尾根の先に、本日の目的地である松生山が見えてきます。
払沢ノ峰山頂は本宿へと下る別のバリエーションルートが分岐する場所で、そちらにの踏み跡に引き込まれないように立派な標識が立てられています。東側がやや開けていて、木々の下から東京方面が望めます。
払沢ノ峰から先は完全に気分の良い尾根歩きになって、まず最初に尾根が西に方角を変える小ピークに着きます。ここにも間違った方向に進まないように標識が立てられています。
次の867mピークは、特に何もない場所なのですが、木の下にお地蔵さんか道祖神のようなただの石が2つあります。これもいつまであるかわからないですが…。
867mピークと松生山の間にあったとされる松生峠は、867mピークから鞍部まで下り、松生山へ上り返す途中にあったはずなのですが、南北に横断する峠道が見つからず、結局どこだかわかりませんでした。
で、そのままズルズルと進み、松生山には8時32分に到着!登山口から1時間40分かかりました。山頂には電波施設があり、そのお陰で伐採されていて、笹尾根の向こうに富士山が良く見えます。反対側には大岳山を中心に鋸尾根と馬頭刈尾根が良く見えます。景色を見ながら休憩!
松生山から軽く下って上り返すと、数馬峠までの浅間尾根の最高峰である天領山336mに着きます。ここは木に手書きのプレートがあるだけの何もないピーク。
でも次の入沢山は伐採地上のピークで、浅間嶺より高く、松生山のように余計な電波施設もないので、本日一番景色の良い山頂でした!富士山はもとより、大岳山と御前山の間に雲取山方面や、先週に引き続き光る東京湾なども見えました。
入沢山からジグザク下ると、払沢ノ滝から時坂峠経由で上ってきた通常の浅間尾根の縦走路と合流し、上り返すといつもの浅間嶺に着きます。富士山が絶景のはずなんだけど、今登ってきた松生山や入沢山の方がより絶景だったので、イマイチ感動が薄いです。でもこの後休憩に適した場所はなくなるのでまた休憩。
浅間嶺から下の東屋のところまで下りて、道が錯綜しているので多少ウロウロした後、いよいよ浅間尾根の縦走路に入ります。しばらく尾根の北側を行くので、道が昨夜の雪で白くなっていました。でもアイゼンやスパッツの必要はなし。
まず人里峠に着いて、その後、道が崩落しているか何かで迂回路に入ります。そこを抜けると、浅間石宮という古い石祠があり、しばらく上りが続きます。上りきったところが一本松の入口で、馬頭観音の裏側に山頂へ行く踏み跡があるので寄って行きます。山頂には三角点がありました。
再び縦走路に戻り、猿石という巨岩を過ぎると、少し前まで伐採地で見晴らしが良かっただったところに出て、ほどなく浅間尾根登山口バス停分岐に着きます。時間は10時4分で、浅間嶺から約50分かかりました。浅間尾根はこの先も三頭山まで続きますが、一般的なハイキングコースとしての浅間尾根はここで終わりです。
でも10時半頃温泉に着くのはさすがに早すぎるので、時間潰しに御林山まで行くことにします。この道が意外と大変でした!
御林山までの道は、次の分岐である林道が通っている数馬峠までは、今までと変わらぬ緩やかなアップダウンの道なのですが、そこから標高差約200mをひたすら上るようになります。たいした標高差じゃないんだけど、おまけとして登ると結構しんどいです。
でもなんとか仲ノ平分岐に越えて、その先もう少し進むと、昔は赤テープと踏み跡しかなかった御林山山頂分岐にも立派な標識が立っていて、急斜面をよじ登ると山頂に着きます。浅間尾根登山口バス停分岐から40分かかりました!
御林山山頂は、ちょっと前まで植林の中の展望のない地味な場所だったのですが、先週の麻生山に続いてここも南側が伐採されて、展望が得られる山頂になっていました!多少雲がわいてきた関係でこの日は見えなかったけれど、笹尾根の上に富士山が見えるんだろうな-。どこもかしこも景色が見えるようにすればいいってもんじゃないと思うけども。
でもお陰で日当たりも良くなったので、11時まで日向ぼっこしながら最後の休憩をとります。
御林山からは、三頭山まで行って行けないことはないんですが、そうすると温泉まで戻るのが大変になるので、先程の仲ノ平分岐に戻って仲ノ平バス停に下山します。この道は下り始めに岩場のような急坂があるので注意!
仲ノ平バス停に着くと、車道の先に数馬の湯が見えるので、そこを目指して歩くと5分かからず数馬の湯に着きます。前に温泉センターという別のバス停もあります。11時半到着。まだ午前中だけどギリキリ許される時間。
数馬の湯は檜原村の日帰り温泉施設で、泉質はアルカリ性単純温泉で料金は土日820円。三頭山の都民の森に近いので、都民の森行の急行バスが運行されている春から秋にかけての週末は混みますが、バスが運休になる冬は空いています。でもこの日は凍結した三頭大滝を見にきた団体がいたので結構混んでいました。
たまにそういうこともあります。
温泉に入った後、バスが13時23分までないので中の食堂に寄って、先週の東京都産の地粉のうどんに続き、東京都産の舞茸の天ぷらがついたうどんを食べました!今回はうどん本体は東京都産じゃないと思いますが、舞茸は北秋川のバスの終点の藤倉の奥にある秘密工場で作られている正真正銘の東京都産です。
椎茸は町田産とか八王子産とか東京でも結構作っていて珍しくはないんですが、舞茸は結構レアです!
舞茸うどんを食べたら、後はバスで武蔵五日市駅まで戻ります。この日は南岸を低気圧が通過ということで、朝は快晴だったのにバスに乗っている途中で雪が降ってきました。五日市に出たらやんでたけど、天気の急変にはご用心!
多摩百山 コースNO.30 笹平から松生山、浅間嶺展望台、上川乗
http://www.jac-tama.or.jp/tama100.jac-tama.or.jp/course/course_30.html
檜原温泉センター数馬の湯 | 東京都西多摩郡檜原村の温泉
http://kazumanoyu.net/
フォトギャラリー:45枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | トレランシューズ | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス |
ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス |
着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
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