行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
事前に観光協会に問い合わせを行って、檜枝岐村営野球場駐車場に駐車。駐車可能台数はおそらく十数台分程度です。朝5時半くらいで半分程度埋まっていました。
この登山記録の行程
0630 村営駐車場出発
0635 滝沢登山口
1015 駒ヶ岳山頂
1130 中門岳山頂
1235 駒ヶ岳山頂
1520 滝沢登山口
1525 村営駐車場帰着
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
会津駒ヶ岳と中門岳の雪山登山をしてきました。会津駒ヶ岳は昨年六月に一度登っていますが、積雪期は初めてで、中門岳は今回が初めてでした。積雪期登山と言いつつ、気温は高めで残雪期登山に近い感じでした。
マイカーで村営駐車場に乗り入れて駐車。すでに何台も止まっていて、残り数台分のところに滑り混ませて停めました。準備を整えて国道を少し歩いてすぐ近くの滝沢登山口に移動します。標識があるのですぐにわかります。
登山口からすでにしっかりと雪が積もっていました。夏は車道なのでもう少し奥からスタートなのですが冬場は国道沿いからスタートになります。しばらく林道を歩いていき、適当なところでスノーシューとストックを装備。この山の特徴なのか、登山者よりもBCスキーヤーの方が圧倒的に多かったです。
夏道とは違うルートで序盤は急登も交えつつ、登っていきます。次第に斜度も緩やかになり、樹林帯を抜けるときれいな雪原と稜線がお目見えします。冬期は閉鎖となる駒の小屋の脇を抜け、駒ヶ岳山頂へ直登。無雪期は展望がほとんどないですが、雪が積もれば話は違いました。360度遮るもののない展望。
間近に尾瀬の燧ヶ岳・至仏山、その間に上州武尊山。至仏山から少し右側に離れたところに平ヶ岳。さらに右手側に行くと越後三山や巻機山が。燧ケ岳の左側には日光白根山が存在感を示します。今回は富士山は見えませんでした。。北の方を見ると飯豊山、吾妻連峰、磐梯山など福島の名峰。素晴らしい景色を拝めました。
その後は中門岳へ向かいました。スキーのトレースが途中まであったので、それをたどりました。雪庇が着いていましたのでその上を歩かないようには注意しましたが、断崖絶壁の上につく雪庇ではなかったので慎重になりすぎたかもしれませんが・・・。注意することに越したことはないですね。
斜面を噴き上げてくる風に乗った粉雪でトレースがかき消される個所がありましたが、特に迷うようなことはない視界だったので新雪の上をスノーシューで楽しみつつ中門岳へ向かう超広い稜線を気ままに歩きました。自分の踏み跡以外に何もないきれいな雪原を歩きつつ、砂漠を歩くのってこんな気分なのかな?と思いながら中門岳へ。地形+雪面のうねりによる細かいアップダウンで意外と疲弊しつつも中門岳へ到着。展望的には駒ヶ岳山頂と大差はない感じです。
その後は駒ヶ岳へ戻り、来た道をたどって下山。特に問題ないかと思いきや、半分予想通りだったとはいえ雪の腐り具合が半端ない・・・。スノーシューがしっかりと雪をとらえるのに、その雪ごとズルっと滑って歩きにくいことこの上ありません。なんとかそのまま下山しましたが、意外と時間を食ってしまいました。
夏山の延長線上で考えてしまっていた部分があったのは反省点です。特に暖冬な今年は雪の腐り具合にも注意を払うべきでした。。とはいえなかなかの登りごたえのある行程を踏破でき、抜群の展望を楽しめたのでとても良い山行になりました。
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駐車場
登山口
トイレは使用不可
ストックとスノーシューで通しました
下り時は通りませんでしたが、車道を迂回する形でトラバースする箇所がありました。
登山道の様子
登山道の様子
登山道の様子
登り時には雪の状態は良かったのですが・・・。
標高が上がるにつれ展望が開け始めます。
登山道の様子
山頂も見え始めます。
登山道の様子
樹林帯がなくなると気持ちの良い雪原
最後の登り
山頂。バックカントリーの方たちが準備していました。
山頂。どこが最高点かわかりません・・・w
燧ヶ岳、至仏山、上州武尊山
日光白根山
中門岳方面。斜面をそのまま下っていきます。
雪庇。
稜線はそこそこモフモフできました。
樹氷とシュカブラ
ノートレースのため体力消耗は大きいのですが、誰も踏んでいない雪に足跡を付けて歩き続けるのがとても気持ち良いです。
もうすぐ山頂なのですが、どこが山頂かよくわからない。。GPSで適当にあたりを付けて通過しましたw
自分のGPSによると大体この辺を山頂としていました。雪面は違う場所が最高点だったのでそっちも一応踏んで、と。
樹氷は解け始めてしまい、水がぽたぽた・・・
燧ヶ岳
至仏山
雪面も気温上昇によって溶け始めてました
再び駒ヶ岳山頂
下ります。
天空のお散歩感
標高が下がるにつれて日向部分の雪の腐り具合が酷いことに
一番の問題だったのが林道に出る直前の急登面。ここでかなり時間を食いました。
無事に登山口へ・・・
お疲れさまでした。




