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白砂山

白砂山 堂岩山 八間山( 上信越)

パーティ: 1人 (Tatsu さん )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 野反湖駐車場利用(無料 トイレ有)

この登山記録の行程

白砂山登山口(05:10)・・・ハンノキ沢(05:30)・・・地蔵峠(06:00)・・・堂岩山(08:00-08:25)・・・堂岩分岐(08:33)・・・白砂山(09:45-10:20)・・・堂岩分岐(11:25-11:35)・・・八間山(13:20-13:30)・・・白砂山登山口(14:40)

コース

総距離
約14.3km
累積標高差
上り約1,221m
下り約1,223m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

ハンノキ沢先に崩落個所あるが、慎重に行けば問題なし。
堂岩山手前は残雪により夏道は全くわからない。ピンクテープを当てにせず、地図とGPSで行く方がよい。

以前から行って見たかった白砂山。なんと言っても200名山だ。
山行記録を拝読すると、まだまだ雪があるようだったので、1週間あけて行ってみた。

駐車場には登山口の近くに1台。ずいぶん早い。

歩き始めて早々にマイヅルソウやショウジョウバカマ、エイレンソウが目にはいる。
例年であれば、終盤でしか見られない花たちだ。

ハンノキ沢にくると、水量は少なく、怪しげな木橋を渡る。北斜面のためか登山道に残雪のかかる箇所がいくつかあるが、全く問題はない。順調に高度をかせぎ、地蔵山をすぎ、シラビソ尾根に至る。ここから、水場分岐までの間で
1箇所、残雪が多く夏道のわかりにくい箇所がある。私は結局コースからずれてしまい、10m程藪こぎをすることになった。

水場分岐からは野反湖が一望できる。

問題はここからだった。
水場分岐から堂岩山までのおよそ700m、残雪で全く夏道は見えない。遠方まで目を凝らすと、比較的高い位置にピンクテープがある。これを目標に進んだ。その結果、コースとは大きくはずれ、結局、またもや10m程藪こぎをする羽目に。

ここで夏道が見えない場合は、ピンクテープに頼らず、地図とGPS で進むことをお勧めする。

悪戦苦闘しながらも、ようやく堂岩山に到着。一面真っ白。積雪は1m程度。ここにくるまでも同様だったが、足跡がほとんどない。または消えている。往生しました。

山行記録では、降り口に苦労したとの記述もあったが、ここは地図とGPS で難なくクリア。
降りると南斜面。まるで別世界だった。

白砂山までの稜線がくっきり見える。上信越の山々を好きな訳は、標高の割りに森林限界が低く、稜線歩きが楽しいことかな、などとあらためて思ったりもするほど素晴らしい眺め。

進み行くと、ここもまた以外に残雪が多い。アイゼンも準備したが、全行程を通じて使用せず。踏み抜きは要注意だが、稜線の雪上歩行は案外気持ちがいい。ちょっと癖になりそうだ。

直前の急登に喘ぎつつ、無事山頂に。360℃の絶景。いやー、来てよかった。惜しむらくは花には少し早かったこと。

山頂でであった方と言葉を交わす。
BCをやりにきたそうで、今年は雪融けが遅く、北斜面(私が迷ったあたり)は6月一杯雪が残りそうなので、今年は道迷いが増える、とのこと。また、ピンクテープ(特に高い位置についているもの)は、BCや雪山の人向けだそう。

その後は、順調に歩みを重ね、少ないながらも花を楽しみ、無事到着。

帰り際、富士見峠のシラネアオイの保護群生地を見て帰路についた。

不慣れな雪道を行き、久々のロングコース、青空と少ないながら花を堪能。完全燃焼の1日だった。
次こそ花を見に、雪融けを見計らって谷川岳か平標山でも行ってみよう。

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登った山

白砂山

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2,139m

八間山

八間山

1,934m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
9時間15分
難易度
★★★
コース定数
34

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