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2019年6月2日 黒岳と釈迦ヶ岳ハイキング

御坂山地の黒岳と釈迦ヶ岳( 関東)

パーティ: 1人 (含鉄 さん )

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 今回のように黒岳と釈迦ヶ岳をセットでハイキングしたい場合、芦川町上芦川にあるすずらん群生地第一駐車場が利用しやすい。
この場所だとタクシーを除く公共交通機関は全く期待出来ず、マイカー利用が現実的となる。
自分のように静岡県から訪れる場合、以前は国道358号線(精進ブルーライン)が最も近道だったが、2010年に若彦トンネルが開通し複数のルート選択肢になった。

この登山記録の行程

すずらん群生地第一駐車場(06:52)…すずらん峠登山口(07:17)…すずらん峠(07:34)…黒岳(07:57)…日向坂峠(08:52)…すずらん群生地への分岐(09:04)…府駒山(09:20)…釈迦ヶ岳(09:49)…府駒山(10:37)…すずらん群生地への分岐(10:47)…釈迦ヶ岳登山口(10:58)…すずらん群生地第一駐車場(11:02)

コース

総距離
約9.4km
累積標高差
上り約1,064m
下り約1,066m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

すずらん群生地第一駐車場からすずらん峠登山口までは舗装路歩きとなるが、車の交通量はそれほど多くは無いのでたまに通る車に注意すればそれほど危険では無いと思う。
すずらん峠登山口から本格的なハイキングコースとなるが、すずらん峠までのコースは良く整備されており急勾配も無いのでかなり歩きやすい。
時期的にトウゴクミツバツツジやヤマツツジが多いはずだが、この辺りではトウゴクミツバツツジが多いようだ。
1箇所だけ小さな沢を横切る場所が唯一の難所ではあるが、他の山の沢と比べればそれほど難易度は高くは無い。
すずらん峠から御坂山地の稜線歩きとなり、富士山方面の眺望が良い。
季節の花もあちこちに見られて楽しい。
コースは歩きやすいが、すずらん峠までの穏やかなコースと比べるとやや岩が多くゴツゴツとしており急勾配も若干増える。
ただし、距離はそれほど長くないので割りと短時間で黒岳の山頂に着く。
黒岳の山頂は木々に囲まれており展望は無いが、南方面に少し歩けば富士山や河口湖が良く見える場所がある。
黒岳山頂よりやや東側に日向坂峠(どんべい峠)へ下るコースがありそちらへ向かう。
日向坂峠へ向かうコースも良く整備されており歩きやすいが、長い下りの後に芦川と書かれた分岐を過ぎると若干登り坂があって少しいやらしい感じがする。
エゾハルゼミの大合唱が聞こえてきて、初夏の陽気を感じながらやがて左手に舗装路が見えてくると日向坂峠はもうすぐ。
日向坂峠(どんべい峠)のある舗装路を横切ると、今度は釈迦ヶ岳へ向かう稜線歩きとなる。
しばらくの間はなだらかな歩きやすいコースが続き、黒岳のトウゴクミツバツツジとは変わり今度はヤマツツジが目立つようになる。
木々が多いため眺望はあまり利かないが、自然林の中を歩くので梅雨や本格的な夏を迎える前だったら爽やかなハイキングを楽しめそう。
徐々に微妙なアップダウンが続くようになり、府駒山周辺にも紛らわしい偽ピークがあり惑わされる。
木々の間から釈迦ヶ岳の尖った山頂が見えてくると、段々と岩の足場が目立つようになり釈迦ヶ岳へのアプローチが近くなったことを実感する。
釈迦ヶ岳の山頂直下に着くと、険しい岩場を登る事になるので気を引き締めたい。
ロープが張られた箇所が幾つかあるのでそれらを上手く活用し高度を上げていくが、同じ御坂山地の十二ヶ岳の難所の区間と比べれば短いと思う。
釈迦ヶ岳の山頂は、遠方から見ても分かるように遮る物が無い360度パノラマの眺望で素晴らしい。
富士山は雲に隠れてしまったが、気温の低い良く晴れた日なら富士山はもちろん南アルプスや北アルプスなども綺麗に見えるだろう。
山頂でお話をした方にイワカガミが咲いている事を教えてもらい、撮影した後に再び府駒山方面へ折り返す事にした。
先程登ったコースを今度は下るので、ロープの張られた岩場は注意して歩く事にする。
地味に体力を削られるアップダウンを繰り返し、府駒山を過ぎた先にある分岐を曲がりすずらん群生地第一駐車場近くへ下りられる登山口へ向かう。
この下山路も比較的歩きやすいほうだが、途中大きな木が倒れており根っこには巨大な岩が絡まっているのが見えた。
石がゴロゴロ転がっている箇所があり転ばないように注意しながら歩き、やがて舗装路のある登山口まで下りてきた。
登山口には釈迦ヶ岳と書かれた看板があり、釈迦ヶ岳登山口という名称で合っていると思われるが、ここより西側にも釈迦ヶ岳登山口と書かれた登山口が存在し紛らわしいので間違えないようにしたい。
登山口からすずらん群生地第一駐車場までは近く、少し歩いて今回のハイキングは終了した。
駐車場の近くでは、すずらん群生地でスズランの花が咲いているのでそれを見学してから帰った。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 地図 コンパス 腕時計 カメラ
ナイフ ツエルト 健康保険証 医療品 虫除け ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール GPS機器
ストーブ ライター クッカー
【その他】 ハイドレーション

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登った山

黒岳

黒岳

1,792m

釈迦ヶ岳

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1,641m

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