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東北のマッターホルン2019

祝瓶山( 東北)

パーティ: 1人 (むなぞー さん )

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行程・コース

天候

晴れ・くもり・途中小雨

利用した登山口

大石橋  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 五味沢の民宿を5時40分に出発し、10分ほどで大石橋の駐車上に到着。5-6台の駐車スペースに既に3台あり。手前にも広い駐車スペースがある。途中の林道はすれ違いのできない道幅で、対応車に注意が必要。すれ違いのスペースは所々にあるがドキドキする。路面は概ね良好。

この登山記録の行程

大石橋(06:00)・・・祝瓶山(09:00)[休憩 30分]・・・大石橋(11:30)

コース

総距離
約8.6km
累積標高差
上り約1,111m
下り約1,111m
コースタイム
標準6時間
自己5時間
倍率0.83

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 吊り橋からスタート。仮設の足場に使用する25センチほどの鉄・木の板が敷いてあるが、かなり不安定。橋も相当揺れるので慎重に。落ちても死にはしない高さではある。
 橋を渡り終えて、大朝日と祝瓶山の分岐点まではなだらかな山道。分岐の手前で、藪をかき分ける音と黒い動く物体が視界に。渓流釣りの人かなと思いながら目を凝らすと、クマと見つめ合ってしまった。木に手をかけて立ち上がっていてソコソコの大きさ。顔も大きい。襲われるという恐怖は感じなかったが、10メートルも離れていない場所にクマがいるという事実に感動。クマ鈴ぶら下げて、スマホで音楽を鳴らしていたからか、クマは川の方へ下って行った。意外に冷静に対処できたと思うが、後から考えたら恐ろしくなった。
 分岐からはひたすら登りで、滝のような汗。左に大朝日岳を望みながら、「前日飯豊山でお会いした長野からの素敵なご夫婦は、順調に大朝日岳を目指しているだろうか」などと余計なことを考えながら、苦しい急登に耐えた。視界が開けたところで山頂方向を見ると、何度もピークっぽいところが見えるが、すっかり騙されて心が折れそうになる。山頂までにすれ違った登山者は1名のみ。
 山頂は、トンボ・蜂等々の虫がブンブン飛んでいた。大パノラマを眺めながら、民宿で作ってもらったおにぎりとカロリーメイトで栄養補給。30分ほど休んで下山開始。ひたすらの下りで、前日痛めた足の小指と、親指のマメが痛い。痛みに耐えながら黙々と歩を進める。下山途中すれ違った登山者は2名。
 朝、クマに出会ったところで、笹の葉をとっていたご婦人にクマの情報を伝えたら、「先週私も見たのよ。」とのこと。同じ個体かどうかはわからないが、結構な頻度で遭遇する地域なんだと思う。
 メジャーな山ではないかもしれないが、いい登山だった。

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フォトギャラリー:9枚

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 地図 腕時計 カメラ ツエルト
健康保険証 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ ストーブ 燃料 ライター カップ
クッカー

みんなのコメント

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登った山

祝瓶山

祝瓶山

1,417m

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