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表銀座・常念山脈縦走

燕岳・常念岳・蝶ヶ岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (tam さん )

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行程・コース

天候

初日:晴れ時々曇り、二日目:晴れ

利用した登山口

中房・燕岳登山口   上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

【1日目】
中房・燕岳登山口(05:50)・・・第2ベンチ(06:33)[休憩 3分]・・・合戦小屋(07:39)[休憩 13分]・・・燕山荘(08:29)[休憩 14分]・・・燕岳(09:10)[休憩 2分]・・・燕山荘(09:29)[休憩 7分]・・・大下りの頭(10:13)[休憩 5分]・・・切通岩・・・大天荘(11:35)[休憩 7分]・・・大天井岳(11:51)[休憩 21分]・・・大天荘(12:16)・・・東天井岳分岐(12:47)・・・横通岳南肩・・・常念小屋(13:53)

【2日目】
常念小屋(04:00)・・・常念岳(04:54)[休憩 22分]・・・蝶ヶ岳三角点(07:19)[休憩 14分]・・・横尾分岐(07:43)・・・蝶ヶ岳(08:02)[休憩 8分]・・・妖精ノ池(08:18)・・・長塀山(08:33)・・・2000mの平・・・徳沢(09:55)[休憩 15分]・・・明神(10:48)[休憩 3分]・・・河童橋(11:26)・・・上高地バスターミナル(11:32)

コース

総距離
約33.1km
累積標高差
上り約3,337m
下り約3,284m
コースタイム
標準21時間5
自己13時間21
倍率0.63

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

8月最初の土日。快晴予報とのことで、毎日アルペン号を予約。毎日アルペン号の利用は初めて。結構いいお値段たが、都内から中房温泉へのアクセスの良さ、今回は入山と下山が異なる場所のため、アルペン号一択になる。
【初日】
22時30分、竹橋の毎日新聞本社に到着。居酒屋帰りのサラリーマンと登山客しかいない異様な風景だった。シーズン中は毎週こんな風景なのか、、、。受付を済ませて乗車予定のバスに。中房温泉方面は道が狭いため、小型バスとのこと。座席数は30程度といったところか。4列シートだか、前後間隔が広く快適だった。途中、2ヶ所のSAに立ち寄り、一ノ沢で常念組を下ろして、中房温泉に。登山口までの道は、結構飛ばしてたように思う。
中房温泉に到着後は、朝食や登山届の提出等の準備を済ませる。梅雨明け後の快晴予報のため、朝5時台にも関わらず人の数がすごい。百人以上は居たと思う。これだけ居れば合戦尾根の渋滞は必至なので、すぐに出発。
合戦尾根は北アルプス三大急登に数えられるが、人気コースなので整備が行き届いている。稼ぐ標高差(1,200メートル程)は大きいが、九十九折なのでそこまで急登とは感じない。休憩ポイントの「第一ベンチ」と「第二ベンチ」では団体が居たのでほとんど休憩できずに進む。
7時半過ぎ、合戦小屋に到着。名物のスイカ(500円)を食べることができた!2,000メートル超でスイカ食べられるなんて幸せ!合戦小屋からは視界が開け、燕山荘も目の前に見えてくるので、テンションが上がってきた!
燕山荘からは燕岳へのピストン。スマホやデジカメを準備して出発。途中、燕山荘から15分程の箇所、デジカメのモニターを見ながら歩いてると躓いてコケてしまった。右膝を石にぶつけ、数センチパックリ切ってしまう。ホント大失態!!山でよそ見とか危険に決まっているのに気が緩んでしまった。患部を洗い流し、大きな絆創膏とテーピングで固定。痛みはあんまり無かったものの、これからの行程が不安になってきた。
とりあえず燕岳に向かってみる。右足の可動には制限はあるものの、なんとかなりそうだった。燕岳から燕山荘に戻り、大天井岳への縦走路に入る。大天井岳までは長い縦走路だか、アップダウンが少なくとても気持ち稜線だ。途中、雷鳥の親子にも出会えた!
11時半頃、大天井岳に到着。横尾や涸沢がくっきり見える。けれども、モクモクと湧き上がってくる雲が気になる。「今日の暑さだと、昼過ぎには雷雨になるかもしれない」とベテラン登山者にアドバイスを受け、先を急ぐ。
ちなみに、今日の宿泊は常念小屋である。常念小屋までは東天井岳と横通岳を抜けていく。横通岳は名前のとおり、稜線でなく山腹とトラバースすることから名付けられたそう。そのまんまやん!!
2時前、常念小屋到着。テント場も小屋受付も沢山の人だった。翌日の出発は午前4時のため、夕食後、すぐ寝る予定だったが、暑くてほとんど寝られなかった。
【二日目】
午前4時に常念小屋を出発。常念岳でご来光を見る計画だ。1時間程で常念岳に到着したが、狭い山頂は人だらけだった。けれども、人の多さが納得できるほどの快晴と素晴らしいご来光を拝めることができた。直後、頂上で職場の先輩に遭遇。職場は何百キロも離れているのに、こんな時間にこんな狭い頂上で。世間は狭い。
5時半前には、蝶ヶ岳方面へ出発。常念岳からの下りは思いのほか、ガレガレで歩きにくかった。また、蝶槍までは縦走らしいアップダウンが続くので精神的にも体力的にも辛いと感じた。蝶槍まで来ると稜線はなだらかになるので、以降は楽しく歩けた。
8時に蝶ヶ岳到着。眺望は格別だった。目の前に穂高連峰がドーンと広がる素晴らしい景色だった。これならずっと居られそう。蝶ヶ岳が人気であるのが納得できた。
蝶ヶ岳からは徳沢に下りる。長塀尾根である。この尾根は長塀山までは眺望はあるが以降は樹林帯で眺望は乏しく、しかも急登(急下り)。感想としては辛いの一言。登りは嫌だなあ。
徳沢では徳澤園のソフトクリームを食べて、上高地に向かった。

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フォトギャラリー:27枚

毎日新聞社の様子。登山客がいっぱい。

今回のバス。全長が短い。

中房温泉登山口

合戦小屋

燕山荘から野口五郎岳方面。

燕山荘から燕岳方面。

雲が増えてきた。

大天井岳

こんな稜線。

常念岳が見えてきた

常念岳と常念小屋

常念小屋到着。

お疲れ様の生ビール

常念小屋

常念小屋の夕食

槍にでっかい入道雲が

狭い山頂に人だらけ。でもご来光はバッチリ!

大天井岳と横通岳

左から穂高連峰、大キレット、槍。

蝶槍から、常念岳方面

蝶槍から、蝶ヶ岳方面

槍がデンと構える

蝶槍に到着。

穂高連峰ドーン。ほんと最高。

蝶ヶ岳ヒュッテと稜線。めっちゃ最高。

徳澤園の横。長塀山の登山口に下りてきた。

河童橋から。穂高がよく見える。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ ツエルト 健康保険証
ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食
行動食 テーピングテープ カップ

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登った山

燕岳

燕岳

2,763m

大天井岳

大天井岳

2,922m

東天井岳

東天井岳

2,814m

常念岳

常念岳

2,857m

蝶ヶ岳

蝶ヶ岳

2,677m

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