• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

室堂~大日岳~称名

大日岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (at Sushi さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

雨、大雨警報が出るほどの雨。

利用した登山口

室堂ターミナル  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 立山駅の駐車場は、そこそこ空いていました。今回は、駅横の駐車場に駐められてラッキー。
でも、始発の30分前で、始発のケーブルカーは満席になりました。悪天候なのに、山へ行く人の多さにびっくり。

この登山記録の行程

【1日目】
室堂ターミナル(08:20)・・・ミクリガ池(08:35)・・・エンマ台(08:40)・・・雷鳥平(09:05)[休憩 5分]・・・新室堂乗越(09:40)・・・奥大日岳(11:40)[休憩 10分]・・・七福園(13:30)・・・大日小屋(13:50)[休憩 10分]・・・大日岳(14:25)[休憩 10分]・・・大日小屋(14:50)

【2日目】
大日小屋(06:40)・・・大日平山荘(09:00)[休憩 20分]・・・牛ノ首(10:00)[休憩 10分]・・・大日岳登山口(11:25)

コース

総距離
約15.1km
累積標高差
上り約1,003m
下り約2,388m
コースタイム
標準10時間20
自己10時間10
倍率0.98

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 よりよって、雨の降り続く日に行ってしまった。
 視界はほぼなく、ごくしばらくの時間を除いて、ずっと雨に降り込められて登山した。
どこかで、ご飯を調理したり、コーヒーを沸かして飲んだりしようと機器の準備をしていったのだが、そんな場所はついになく、全くの無駄になってしまった。
 大日小屋は、アットホームな暖かな感じのよい宿だったが、乾燥室がなく、水たまり状態になった靴を乾かすことができず、びしょびしょに濡れた状態で、2日目の行動をしなくてはならなかったのが残念だった。
 22日、富山市方面に大雨警報が出ているとのことで、称名に下山するのはやめたほうがよい、室堂に引き返すことを薦めると言われたのだが、称名へ行く4時間と、室堂へ行く6時間を天秤にかけて、無謀にも下山してしまった。注意されたとおり、大日平への下りの途中に、5カ所ほど沢が増水しているところがあり、正直言って命の危険を感じた。同宿の2人組が、称名に下るということで、交ぜていただいて下りてきたが、一人ではかなり危なかったと思う。靴の中で水が踊る状態になると、水たまりの中に足を下ろすのが平気になった。
 室堂ターミナルで登山届けを出したときに、大日平の木道が滑るので気をつけるようにと注意されたが、ちゃんと滑り止めの切れ込みの入った木道で、滑ることなくスムーズに歩くことができた。
 最後、牛の首から激しい雨に打たれて、スポーツウォッチの標高表示を頼りに、後何メートル下れば着くと声をかけながら下りていたら、とつぜん目の前に舗装道路が現れて、ほっとした。
 しばらく、3人でベンチにへたり込んで休憩した後、称名の滝を見に行ったが、荒れ狂う猛獣のようなあんな滝を見たのは初めてだった。滝の前にかかる橋は、水煙と風圧で歩くのが怖い感じだった。初夏にだけちょろちょろと流れるハンノキ滝が、襲いかかる豹のように流れ落ちていた。そのほかにも臨時の滝がいくつもできていた。

続きを読む

フォトギャラリー:10枚

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

奥大日岳

奥大日岳

2,611m

大日岳

大日岳

2,501m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

奥大日岳 富山県

剱岳・立山を間近に望む花の稜線歩き

最適日数
1泊2日
コースタイプ
縦走
歩行時間
10時間30分
難易度
★★★
コース定数
33
登山計画を立てる