行程・コース
天候
雨、大雨警報が出るほどの雨。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
立山駅の駐車場は、そこそこ空いていました。今回は、駅横の駐車場に駐められてラッキー。
でも、始発の30分前で、始発のケーブルカーは満席になりました。悪天候なのに、山へ行く人の多さにびっくり。
この登山記録の行程
【1日目】
室堂ターミナル(08:20)・・・ミクリガ池(08:35)・・・エンマ台(08:40)・・・雷鳥平(09:05)[休憩 5分]・・・新室堂乗越(09:40)・・・奥大日岳(11:40)[休憩 10分]・・・七福園(13:30)・・・大日小屋(13:50)[休憩 10分]・・・大日岳(14:25)[休憩 10分]・・・大日小屋(14:50)
【2日目】
大日小屋(06:40)・・・大日平山荘(09:00)[休憩 20分]・・・牛ノ首(10:00)[休憩 10分]・・・大日岳登山口(11:25)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
よりよって、雨の降り続く日に行ってしまった。
視界はほぼなく、ごくしばらくの時間を除いて、ずっと雨に降り込められて登山した。
どこかで、ご飯を調理したり、コーヒーを沸かして飲んだりしようと機器の準備をしていったのだが、そんな場所はついになく、全くの無駄になってしまった。
大日小屋は、アットホームな暖かな感じのよい宿だったが、乾燥室がなく、水たまり状態になった靴を乾かすことができず、びしょびしょに濡れた状態で、2日目の行動をしなくてはならなかったのが残念だった。
22日、富山市方面に大雨警報が出ているとのことで、称名に下山するのはやめたほうがよい、室堂に引き返すことを薦めると言われたのだが、称名へ行く4時間と、室堂へ行く6時間を天秤にかけて、無謀にも下山してしまった。注意されたとおり、大日平への下りの途中に、5カ所ほど沢が増水しているところがあり、正直言って命の危険を感じた。同宿の2人組が、称名に下るということで、交ぜていただいて下りてきたが、一人ではかなり危なかったと思う。靴の中で水が踊る状態になると、水たまりの中に足を下ろすのが平気になった。
室堂ターミナルで登山届けを出したときに、大日平の木道が滑るので気をつけるようにと注意されたが、ちゃんと滑り止めの切れ込みの入った木道で、滑ることなくスムーズに歩くことができた。
最後、牛の首から激しい雨に打たれて、スポーツウォッチの標高表示を頼りに、後何メートル下れば着くと声をかけながら下りていたら、とつぜん目の前に舗装道路が現れて、ほっとした。
しばらく、3人でベンチにへたり込んで休憩した後、称名の滝を見に行ったが、荒れ狂う猛獣のようなあんな滝を見たのは初めてだった。滝の前にかかる橋は、水煙と風圧で歩くのが怖い感じだった。初夏にだけちょろちょろと流れるハンノキ滝が、襲いかかる豹のように流れ落ちていた。そのほかにも臨時の滝がいくつもできていた。
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