行程・コース
天候
3日とも濃霧時々雨
登山口へのアクセス
タクシー
この登山記録の行程
8/28:札内ヒュツテ先ゲート(12:15)七ノ沢出合経由八ノ沢出合(16:25)休憩を含む歩行時間:4時間10分
8/29:八ノ沢出合(5:05)1000m三俣・八ノ沢カール底経由カムイエクウチカウシ山(11:20/25)八ノ沢カール底・1000m三俣経由八ノ沢出合(17:45)休憩を含む歩行時間:12時間10分
8/30:八ノ沢出合(6:10)七ノ沢出合経由札内ヒュツテ先ゲート(11:15)休憩を含む歩行時間:5時間5分
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
七ノ沢出合まで約2時間の林道歩き。それから、札内川を八ノ沢出合まで渡渉を繰り返した。八ノ沢出合から八ノ沢を渡渉しながら1000m三股に到着。ここから、急登が続き、草付きトラバース、ガレたルンゼや岩登り、滑床の涸れ沢をクリアしてようやく八ノ沢カール底に至った。この場所では多くのヒグマの糞を発見。ここでの幕営はすすめられない。事実、昭和45年7月福岡大学生3名がヒグマの犠牲となり(碑あり)、また先月(7月)単独行の登山者がこの場所で幕営し、早朝襲われ片方の耳を食いちぎられた。稜線にででからもハイマツが登山コースをふさぎ、かき分けるのも一苦労。
約6時間かけてようやく一等三角点である山頂に到着。あいにく期待した日高山地の山々を見ることはできなかったが、達成感は格別でした。下山は往路をたどり、また約6時間かけて日の暮れる前に八ノ沢出合の幕営地着きました、ここでは、流木が豊富なので、焚火を楽しみ、ガイドが提供したジンギスカンに舌鼓をうちました。
最後にこの山の登山の成否は、札内川の水量次第です。今回最高でも膝上10cmで済みました。
カムイエクウチカウシ山は、まさに二百名山の中で熟達者向けの最強の山(無雪期)に間違いありません。
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