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昔の思い出をたどって 「上越マッターホルンと七ツ小屋山」 周回

大源太山&七ツ小屋山( 上信越)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

☀+強風

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 自宅を3:30分出発して
国道17号で月夜野ICへ
関越道で月夜野IC~湯沢ICへ
トイレ休憩に苗場方面に行って「湯沢ロードステーション」へ
セブンイレブン迄戻って「大源太キャニオン」方面へ
キャニオン手前より標識に従って「大源太山登山口」への細い道に入ります、そのまま終点(登山口駐車場)まで

この登山記録の行程

【車移動】
            自宅      3:35
  5:28    登山口駐車場
【山歩き】
          登山口駐車場    5:45
  6:00    第一渡渉点     6:00
  6:03  謙信ゆかりの道入口
  6:17    第二渡渉点     6:18
  7:51    大源太山      8:08
  9:03   馬蹄稜線分岐
  9:07    七ツ小屋山     9:36
 10:03  謙信ゆかりの道分岐
 10:38    シンゴヤノ頭   10:53
 11:42    水場       11:45
 12:03  謙信ゆかりの道入口
 12:05    第一渡渉点
 12:15   登山口駐車場
【車移動】
         登山口駐車場    12:35
 12:58   越後湯沢駅     13:35
 13:39  湯沢温泉共同浴場   14:40
        江神温泉共同浴場
  入浴料金    400円
 登山口からの距離   12.2km
   〃   時間   20分
 16:25    自宅

コース

総距離
約9.8km
累積標高差
上り約1,212m
下り約1,209m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

(コース概要)
 大源太山~七ツ小屋間の鞍部まで気の抜けない鎖場の下降(本日は強風で降られないように注意)。
その後は笹で登山路が見えませんので笹を押しのけて朝い元の踏み跡をたどります、違った方向へ進む倒れた笹有ります。
シンゴヤノ頭からはなにしろ荒れた登山路を下ります、木の根っこによるスライディング注意ともう二つ
そのⅠ トラバース道が崩壊しているところ、細すぎて斜面を横切る所多数あり、
そのⅡ 道が草で覆われていて沢を横切る時真っすぐ沢へ下らない事(上を見るとリボン有り)
 
【山歩き】
 登山口に着いた時には2台目、出発時には5台となりそこそこいる登山者を後にゆるい登りでロープのある第一渡渉点(本日はこちらの方が水没します)を水の中の飛び石でクリア、そしてすぐ下山で降ってくる分岐に、さらに沢を越す時壊れかけた宙ぶらりんの梯子を登ってヒロクボ沢渡渉点へここもロープはありますので大きな岩の飛び石で全く問題ありませんでした、

 これからが本日の急登登りです、補助ロープ等もありますが昔の記憶から平らなブナ林はまだかと思いながら急登を登り切ります後は普通の登山路となり大源太山稜線に取り付きます、ガレ場や岩盤の所には鎖がありますが使用しなくも大丈夫ですね、ただ風の勢いが激しくなっているので振られないように気を付けます(先が心配になってきました)山頂では追い抜いていった登山者が地図を広げて休息中でした(速いです)、360度の展望早い時間帯だときれいに見えますが谷川方面は雲が張り出し中でした、先に単独者が七つ小屋山へ向かって鎖場へしかしすぐに強風で断念して戻ってきました、

 俺達は進撃です、想像以上に風の怖さを身に受けて、四つん這いで鎖場を降り切り鞍部でほっとします、この後はじわじわとした登路でしかも刈払されていない登山路の笹をかき分け道を見失わないようにして(朝露はなかった)分岐の平らな所かと思ったピークを越して馬蹄稜線分岐に、ここまで来ると七つ小屋山山頂へは1~2分位で到着、ここも風が強く休むには不向きで登山路側で休息(馬蹄トレラン登山者に3人会いました)、
ここでノンアルを2本空けてゆったりと休息でした。

 風で揺れる笹原を気持ちよく下山して山上のオアシス歩きもシンゴヤノ頭分岐(謙信ゆかりの道)で終わります、下山稜線に入り朝露が残っていてシンゴヤノ頭までズボンの裾は濡れました、デザートタイムを摂ってから激急降りの始まりです、

 激下りの登山路は非常に悪くなっていて、トラバース道は崩れて細い、それと刈払いされていないので足元は見えず木の根っこを踏んでのスリップもあり又道間違いもあり(すぐに気づいたので修正できましたが・・・一ヶ所真っ直ぐ沢の方へ入っていってしまった)全体を通して、七つ小屋山の登りから謙信ゆかりの稜線、急下りは6割かた笹と草花の生い茂った足元が不安定な道ですので景色を見るより笹などを両手でかき分けながら登山路が隠れている道ですので注意が必要ですそれゆえ、上を見た時の大源太山の景色は素晴らしいものを感じました。

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フォトギャラリー:71枚

最初の渡渉
飛び石はかろうじて水面より上にありました
水しぶきを上げて渡渉中

二つ目の大きな渡渉点は
大きな岩を飛び越えて難なくクリア

渡渉後は
本日の急登の始まりです
風が気持ちよく吹いているので暑さ知らず?

ブナの稜線道に出ると
展望が次々現れます
まだ茂倉岳の上も真っ青な空

振り返ると
足拍子山稜線の裏側は岩山だな~
その上には苗場山もくっきりと見えています

薄暗い足もとには
ツルリンドウの花がぽつんと咲いていました

展望稜線を進むと
まだ咲き残っていた
アカモノが所々に

展望稜線より
大源太山のシルエット

薄紫色の大きな花がありました
オニシオガマ

そして稜線に咲く
イワショウブとアキノキリンソウも迎えてくれます

ミヤマコゴメグサや小さく、それと強い風によりあっちへこっちへと揺れ動いています

ガレ場を過ぎ
鎖りのある岩場に着き
もう山頂間際です

ぽっかりと開けた大源太山山頂よりの眺めです
堂々とした三角形の万太郎山

仙ノ倉、平標山には雲がかかりその横の
苗場山
岩峰は足拍子山稜線です

奥には頸城山
火打山と妙高山

反対側には
どっしりと腰を下ろしている巻機山
山頂付近草紅葉かな

あれ?どこに山を写したのかな忘れてしまいました
米山か??

山頂での記念写真(万太郎と仙ノ倉、平標)
先客は単独者がいます

帽子は飛ばされそうなので脱いでいます
薄い髪の毛が風でなびいています

下を覗いて見ました
高度観ありますネ

これから歩く稜線と
谷川連峰(雲が気がかりです)

アップで武濃岳と谷川連峰
蓬からの登山路が武濃岳へ向かっているのが見えます

これから向かう七ツ小屋山

今日は重くも
ノンアルを4本持参
まずは大源太山で谷川へ一回目の乾杯

風で体感温度が奪われ冷えてきたので強風の中進撃開始
ズボンが風で膨らんでいます

一つ鎖を降りては一休み
風で怖さが倍増(10倍返しです)
振り返って大源太山山頂を見上げる

安全地帯
鞍部まで降りて
大源太山を振り返ります

もう安全地帯に入りました
安堵から目をつぶっていますね・・・シャッタータタイミングが悪かっただけ(妻からお仕置きをもらうでしょう)

三角形がカッコいい
大源太山

幾つかピークを越して行きますよ
風で笹が裏返しになっています

なびく笹と
巻機山

チョット禿げた所には
ウメバチソウが咲いています

もう
七ツ小屋山の山頂標識が見えてきました

馬蹄稜線分岐に着きました
谷川連峰は残念な結果です

静かな馬蹄稜線のひとピーク
七ツ小屋山山頂登頂

大源太山山頂をアップで後続者をとらえます
山頂には見えますが稜線にはいませんね

同じ場所より
標準倍率で

ジャンクションピークへ続く馬蹄コースを見ます

山頂は風が強く
登山路側で休息開始

風で仮面ライダー風のマフラーのなびき
雲がかかった谷川岳

頭が涼しいので
帽子をかぶる

風のこない登山路を占拠・・・誰も来ないと思っていました
トレラン者3名来てしまい慌ててお店を縮小
トレラン者を見送る妻

茂倉岳のアップで
避難小屋を確認

大分冷えてしまったので歩行開始
これからの数分間は山上の楽園歩きです

冷えた体には
この風は寒いです
山上の楽園を歩く

振り返って
女性的な山容の七ツ小屋山を見ます
青空と緑綺麗ですね

尚も続く安心して歩ける山上の楽園
妻はトレランの真似して走っています

楽園から本日の最終稜線(謙信ゆかりの道)を見ます
記憶から悪路とは思っていませんでした

湿原の所では
イワショウブが赤くなっています

湿原の池塘と木道

木道から七ツ小屋山を振り返ります

本日二番目に多く咲いていた
ウメバチソウ

三兄弟のウメバチソウ

こちらは大家族のウメバチソウ

そうこうしている間に
妻は緑の草原を楽しんで歩いていました

時たま振り返って
大源太山の余韻を感じています

大源太山と七ツ小屋山
奥には巻機山

シンゴヤノ頭分岐近くに
二つ目のハクサンフウロを発見
こちらの方が瑞々し

先を歩いていた妻立ち止まり笑顔で
「先頭を交代」と言って待っています
朝露に濡れるのが嫌だったようで、露払いで先頭に立たされました

この稜線は
オヤマボクチが多く咲いていましたね

稜線より走破した峰ピークを見ます

大源太山と巻機山をアップでだいぶ遠くなりましたね

シンゴヤノ頭までは降りながらもいくつかのピークのアップダウンがあります
山頂より茂倉岳

最後の展望ピークで
万太郎山を眺めます

謙信ゆかりの道稜線に入った瞬間から風がピタリと止まってしまい暑い

この帽子をかぶっている時上から目線で頭が禿げたと妻は思ってしまったようです(てっぺんが地肌色なので)

大源太山の最後の眺め。
名残り惜しいですが下ります

再悪路の下山路に咲いていた
ダイモンジソウ

シンゴヤノ頭から歩きだして1時間で
冷たい水があります

そして花調べでだいぶ手こずった花
ジャコウソウです
細いトラバース登山路の両脇にありました

最後の難関
水量が増していた渡渉です
水没した小石の上を行きますが
くるぶし以上の所もあり(水没です)速足で逃げる

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス 腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール ライター

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登った山

大源太山

大源太山

1,598m

七ツ小屋山

七ツ小屋山

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