行程・コース
天候
晴れ…酷暑
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
登山口に駐車場有
この登山記録の行程
土合橋(03:06)・・・松ノ木沢ノ頭(04:55)・・・白毛門(05:46)・・・笠ヶ岳(06:32)・・・朝日岳(07:42)・・・ジャンクションピーク(08:02)・・・清水峠(09:17)・・・七ツ小屋山(10:17)・・・大源太山(11:13)・・・分岐(12:45)・・・林道終点(12:58)・・・旭原バス停(13:35)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
*ログが取れてなかったので、ヤマケイで作り直した。
それぞれの到着時間が微妙にずれている
ぜーんぜん出掛ける気がなくなってしまって、またまた鬱モード。
家に居られるとまじでうざいから出て行ってくれない?と嫁に追い出される形で出発。
今回は、白毛門〜朝日岳〜清水峠〜大源太山を歩くことにした。
谷川岳〜白毛門を回る馬蹄形が有名だが、今のコンディションでは不可能なので、抜けてバスと電車で帰ろうかと。
最終が16:50らしい。間に合うかな?
土合駅のあたりから、道路脇で火を焚いていた。何かのイベントだろうけど、こんな朝早くからたくさんの人がいると
ドキドキしてしまう。
白毛門の登山者用駐車場に入ると途端に静かになった。
ここは関係なさそうだ。
でもたくさんの車が停まってるし、もう出発している人いると焦ってしまう。
おいらも用意して出発!
駐車場は霧に覆われてジトッとしている。暑くなるらしいが、ジトジトでジリジリはヤバい。
川を渡って少し行くと、ここが一番きついとある急登。
マジで急登。
どこまでも急登。
ヘッドライトに照らされて次々と現れる
岩の壁、土の壁、根っこの壁。
もー、勘弁してくれと何度も言いながらひたすら登る。
そうすると対岸に谷川岳が鋼鉄の鎧を着て現れる。格好いい!
谷川岳を見ながら稜線を遡る。急登と平坦のツンデレ仕様。心を折らない程度な道が辛い。
松の木沢の頭のあたりで右手にデカい岩壁をもった山を認識する。
ああ。あれが白毛門だな。由来は違うだろうが、白くて門のようにそびえる姿は、白毛門!
その左側のザレ場を谷川岳の崖に見とれながら登ると、大きめの岩場、よじ登ると頂上までのプチ稜線。
今日は本当に天気が良く、360度どこまでも山が連なる景色。
富士山まで見えたし。あれがあれかな?あれがこれだろ、あれは、なんだろ?と考えるのが楽しい。
山頂で休んでいた人と少し話すと、土樽まで行くという。大源太山を抜けることを話すと、注目ポイントや、注意点を教えてくださった。
おにぎりタイムをしたら、次の笠ヶ岳へ。
一度緩やかに下り笠ヶ岳本体を一気に登る。
きれいな笹原のおにぎりに真っすぐ伸びる道。
前回の平ヶ岳がよぎる。マジできつそう。
上を見たらまだあんなにあるのかと萎えるので、足元を見てひたすら登る。ふと見るとニッコウキスゲが。咲いてるとネットにあったが、よしよし出てきた出てきた。
元気をもらって山頂。ここも周囲の景色が見渡せる。
今日は本当に天気が良くて気持ちが良い。
ここは一息ついて、前半のハイライト朝日岳へ。地元にも同名の山があり、何度も登っていて、朝日岳という名前には親近感が湧く。
笠ヶ岳から一度降りると、平坦な原っぱでニッコウキスゲのお花畑。
向こうには新潟の街が見える。県境を歩いていることを実感する。
プチ岩場のある、キツめの斜面を登ると、ぎざぎざエリア。その先に高いトンガリがあって、あれが朝日岳だろう。
足元を見ればリンドウや、エーデルワイス(っぽい花)名の知らぬたくさんの花が咲いていた。
右手を見るとスキー場を抱えた山が見えた。あのレイアウト、オグナホタカか?
ならあれは武尊山かな?
なんて楽しく山頂と思しき頂へ…違うのか?なら朝日岳は、あの丘みたいなやつか!?
何人か山頂らしき所に人いるなぁ、朝方抜き去ってったトレランナーかな?
山頂に行きたい気持ちと裏腹に道はゆっくりと下っていく。
そして大きな岩聳える最後の登り。大岩の左側を回り込むと高層湿原な山頂。
ここでおにぎりタイム。
ジャンクションピークまでは緩やかな天空トレイルを楽しむ。
ジャンクションピークって名前格好いいなぁ。ここから巻機山まで行けるらしいが、どんだけ歩かなきゃいけないんだよ!はるか向こうに去年登った巻機山のゆったりとした山容が見えた。
確か朝日岳への分岐見た気がする。
ジャンクションピークからは強烈に降りる。逆ルートだったら最大のピンチだな。新潟側は崩れやすい崖斜面になってて、落ちるとアウト。このあたりから暑さがきつくなってきた。前日比雨が降って湿った地面から蒸気が出てるんしゃないかと思うくらい蒸す。
強烈な下りが終わると、今度は笹薮。
たくさん人歩いてるはずなのにこんなんになるん?ヤベールートだぜ。
笹薮絨毯に覆われた清水峠。
手前には空堀の様な地形が。ここが国道291号線だな。
山さ行かねばで夢中になって読んだなぁ。
実は朝日岳の山頂から対岸の山肌に横一文字の筋が見えていた。あんな所に馬車通れる道通したのかよって。
人間は本当にすごい。
遠くから見えていたシンボリックな三角赤屋根は山小屋ではなかった。そのそばに小さな小屋。ここで泊まるのかー、満室だったらどうなるのか…
日陰がなく休むに休めないので、水分をチャージしたら出発。
このルートは日差しにさらされて休むところがない。
そしてここは峠、ということはここから登る。笠ヶ岳で平ヶ岳のギブアップしそうな登りを思い出したが、
ここがギブアップしたくなる登り。
笹が背たけ程なので中に入るとどこにいるかわからないし、急登。
風がなかなか吹かないので、暑すぎる。
休んでは登りを繰り返す。
景色は素晴らしい、ニッコウキスゲも咲いている。だがしかし、心が死んでいる。
七ツ小屋山への稜線は元気でもう少し涼しかったら気持ちよかったんだろうなあ。
七ツ小屋山山頂手前に大源太山の分岐があった、この先馬蹄形に切り替えるか、大源太山行くか、土樽に降りていくか。
山頂で休憩がてらこの先どうするか悩む。
どのコースもいけそうな気がする。
でも馬蹄形は無理をしないといけないし、どうしてもではないので、ずーっと呼んでいるようにとんがった姿を見せていた大源太山に向かうことに。
コースタイム50分らしいけどマジで?
そんなに早くつかないだろうと、まず鞍部まで下る。見上げると天をつく岩峰。うん、格好いい。流石”上越のマッターホルン”
降りてこられた方に、ここから登ったほうが楽しめるよ!と励まされる。
ただ、熱中症気味で体が動かない。ちょっと登るとすぐ気持ち悪くなる。
谷から噴き上がる風でクールダウンしながら上に押し上げる。鎖場は気がついたら登っていた。
山頂についたけど疲れすぎて感動は無し。今までのルートより一段低いので、景色はもうお腹いっぱい。ここだけ登るなら、とんがってるので新潟方面の景色はいいと感じるだろう。
エネルギーチャージしたら下山開始。もしかしたら早いバス〜電車に乗れるかも!?
尾根を伝う登山道をひたすら下る。下りは重力に任せて行くのでタッタカターと。
ただ暑いし、長い。
木陰が少ないので、道のど真ん中の木陰で「ここしか木陰なかったの」と休んでる人とかいたし。仕方ないよなーと気持はよくわかる。
眼下に沢が見える。あーあそこまで飛んでいって浸かりたい…
樹林帯に入ると激烈な下り。途中リタイアされた方がいらしたが、ここでバテてたらこの先の灼熱地獄でダウンですよ。
転げ落ちるように(実際転びまくったが。)下ると、沢が見えてきた!
もう暑くて我慢できない!渡河点でしばしクールダウンタイム。
水量はそうでもないので濡れずに渡河可能。でも敢えて濡れたが。
二回目の渡河まで微妙なアップダウンがあって、足がもつれて何度かころんだ。登山口まで行けてもバス停まで先あるし。歩けるかな?
二度目の渡河をするとびっくりするほど平坦な道。ずっとこれでいてくれと願う。
願いが叶い、スルスルと登山口に来た。バスの時間は13:35分。ギリ行けるか?
足が死んでるので走れないが、頑張って速歩き。そんな頑張りをあざ笑うように、道は逆方向へ向かったり、登ってみたり、気持ちを折ってくる。
これ逃したら15:40までって地獄すぎでしょ。バス旅の歩き区間な気持ちになりながらバス停を目指す。
ネットが繋がったので、グーグルマップで調べると、おや?もうバスは行ってしまった?次の案内は16:50と言っている。
どういうことなんだ?混乱しながらもとりあえずバス停へ向かおう。
バス停で2時間近くどうやって時間つぶそうかと、バス停のある道路に合流したところで
バスが目の前を通過
越後湯沢行きって書いてあるぞ!
もう歩けないと思っていたけど、バスに向かってダッシュ&手振り
気付いてくれたようで、バスはバス停で待ってくれました。
神様ありがとう!
クーラーがガンガンに効いた天国のようなバスに揺られ、岩原入口バス停で下車。
越後湯沢まで行けば施設がたくさんあって時間つぶしにはよさそうだけど、
汗臭い体で人が多いところをうろうろするのは嫌
神バスにお礼を言って、岩原スキー場前駅へ。
ここで1時間電車を待ちました。
待ってる間にコンビニ行って食ったガリガリ君の美味しかった事。
ウトウトするころ水上行きの上越線がやってきた。
しばし電車の旅。電車やバスに揺られるっていいもんだなぁ
車内はガラガラでしたが、土樽で大量に乗車。ここに降りてくるのがスタンダードだよなぁ。
長いトンネルを抜けて土合に戻ってきました。
駅から駐車場に向かうと、朝登った尾根とその向こうに白毛門が見えた。
あんなに近かったんか!?こりゃ急登なわけだ。
駐車場に戻ったらさくっと着替えて…下着だけ持ってきて上着の替えを忘れた…臭い…
高速でパラっと帰ってきた。
行ってみたいなぁと思っていた馬蹄形は暑くなければ行けたかも。
今日は本当に暑すぎた。よく倒れなかったなと思う。
辛過ぎたけど、その分真っ白になって仕事の事とか考えない時間が取れた。
最近の山登りは辛過ぎて真っ白になりたいのかもしれない。
辛いところばかり行くといつか痛い目に遭いそうだ。
帰ってきたらすぐに現実に押しつぶされそうになってしまうんだよな。はぁ、7月中にあと一回どこか登りたいな。
フォトギャラリー:52枚
装備・携行品
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