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紅葉始まる唐松五竜縦走

唐松岳、五竜岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (VAN さん )

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行程・コース

天候

1日目:午後晴れのち山頂付近ガス。夕方晴れる。静穏。2日目:午前晴れ。午後山頂付近ガス。夕方晴れる。静穏〜冷たい南西の風。3日目:午前晴れ。東の風。

利用した登山口

八方池山荘   アルプス平駅  

登山口へのアクセス

電車
その他: 往路:高速バス、バスタ新宿〜白馬八方バスターミナル
復路:アルピコ交通バス、白馬五竜BS〜長野駅東口BS

この登山記録の行程

【1日目】
八方池山荘(14:02)・・・第三ケルン(14:40)[休憩 52分]・・・八方池山荘(16:05)

【2日目】
八方池山荘(04:38)・・・第三ケルン(05:18)[休憩 50分]・・・丸山(07:18)・・・唐松岳頂上山荘(08:16)[休憩 4分]・・・唐松岳(08:33)[休憩 10分]・・・唐松岳頂上山荘(09:05)[休憩 25分]・・・最低鞍部(11:03)・・・五竜山荘(12:17)

【3日目】
五竜山荘(04:38)・・・五竜岳(05:18)[休憩 18分]・・・五竜山荘(06:39)[休憩 63分]・・・大遠見山(09:04)・・・小遠見山(10:01)・・・地蔵ノ頭(10:49)・・・アルプス平駅(11:03)

コース

総距離
約20.0km
累積標高差
上り約2,124m
下り約2,440m
コースタイム
標準13時間50
自己12時間25
倍率0.90

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

仕事をサボっ… 自主的働き方改革を断行した甲斐があった。全日程にわたって好天。これ以上ない山行となった。

ルート概況
八方尾根:危険箇所なし。よく整備されていて歩きやすい。唐松山荘手前の巻道は崩落のため閉鎖中。
唐松岳頂上山荘〜五竜山荘:牛首から大黒岳にかけてクサリ場、急峻な斜面のトラバースがある。
五竜山荘〜五竜岳:本ルート核心部。険しい岩稜帯のクサリ場。クサリのない箇所もあり、初歩的なクライミングスキルを要求される。ルート上のマーキングを見落とさないよう注意。
遠見尾根:危険箇所なし。小さなクサリ場が何箇所かある。距離は長いが晴れれば後立山連峰を見渡せる。


唐松岳頂上山荘〜五竜山荘間にある大黒岳について、山と高原地図「鹿島槍・五竜岳」(2019年版)では、牛首の南2511mピークを大黒岳としているが、国土地理院地図およびヤマタイム背景地図では、さらに南に位置する2393mピークを大黒岳としている。山と高原地図の方が間違えているものと思われる。

五竜岳登頂時、夜明け前に出発したが、ルートを見失い危険な場所に迷い込んでしまった。途中で気づいて引き返したが、薄暗いなかマーキングを見落とした。

下山後エスカルプラザで入浴しようと思ったところ、週末しかやっていないとのことなので注意。

八方尾根〜五竜山荘携帯水量:水2.5L お湯0.5L
使用水量:水1.5L お湯0.5L

五竜山荘〜遠見尾根携帯水量:水2L お湯0.3L
使用水量:水1.5L

気温
1日目:八方池:17℃
2日目:八方池山荘:7℃、八方池:10℃、唐松岳:9℃、尾根上:14℃
3日目:五竜岳:5℃、五竜山荘:12℃、大遠見山:15℃、白馬五竜BS:25℃

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フォトギャラリー:91枚

バスタ新宿から高速バスで白馬八方バスターミナルまで。

白馬八方に到着。

ゴンドラリフト料金は各種割引あり。帰ってきてから気がついた…。

ゴンドラリフトを乗り継いで八方池山荘に到着。素泊7,000円

宿泊手続きを済ませて八方池へ。

山頂付近にガスがかかってイマイチ。

明朝に期待。

夕方にガスは晴れる。

白馬村の夜景。

2日目、夜明け前に出発。

朝日に染まる白馬三山。

完璧である。

唐松岳を目指す。

扇雪渓はなくなりそうなほど小さくなっていた、

不帰キレット全貌。いつか踏破したい。

唐松岳巻道は通行止め。

主稜線にあがると眼前に立山、剱岳が現れる。

荒々しい山容に圧倒される。

分岐にザックをデポして唐松岳山頂に向かう。

カヤクグリ?

五竜岳の後方に槍、穂高。

黒部川と富山湾。

唐松岳山頂。

唐松岳頂上山荘のテント場はアップダウンが大変そうだ。

ザックを回収して五竜山荘に向かう。いきなり牛首の難所。

標準コースタイムの1.5倍かけて慎重に岩場を抜ける。

これが2511mピーク。

山と高原地図だと「大黒岳」になっている。

国土地理院地図ではその南2393mピークが大黒岳である。山と高原地図だと近いはずの最低鞍部になかなか着かなくて混乱した。

厳しい岩場が続く。

五竜岳が遠く感じる。

大黒岳ピークの南側にあるケルン。この辺りが最低鞍部。

シラタマノキ。

小さな池塘にサンショウウオの幼生。

やっと五竜山荘に到着。

朝のうちに作っておいた昼食を食べてテント設営。幕営料1,200円

水は有料。1L100円。

テント場の夕暮れ。

五竜山荘からの夜景。たぶん大町市方面。

五竜岳と天の川。

3日目。未明にアタックザックで五竜岳へ出発。

五竜岳が赤く染まる。

山頂到着。山頂は広くない。

剱岳と幻想的な空の色。

夜明け。

影五竜。

登りでルートを間違い、ここを直登しようとしていた。明るくなって帰りに見ると大きくバツ印がついてた。暗くて見落としていた。死に近づいた瞬間である。気をつけたい。

テント場に戻り撤収。遠見尾根から下山開始。

白岳山頂。

遠見尾根。長い下りでウンザリしそう。

少しだけクサリ場がある。

ベニテングタケ(毒)?

名残惜しくて、何度も振り返る。

遠見尾根はリンドウ多い。

大遠見山から鹿島槍と八峰キレット。いつか攻略したい。

中遠見山。

鹿島槍ヶ岳とカクネ里氷河。

スタート地点の八方池山荘が見える。

後立山連峰のオールスター。

地蔵ノ頭。ゴールまでもう少し。

リフト乗り場。400円。使わずにこの下のゴンドラ乗り場まで10分歩く。

高山植物園の中を歩く。

ゴンドラ駅ゴール。一気に下界へ。

エスカルプラザで昼食。蕎麦のガレットなんぞ食す。オシャレすぎて死にそう。

閑散としたペンションを見ながらバス停まで30分歩く。

高速バスは満席で予約できなかったので、アルピコバスで長野駅まで行き、新幹線で帰路につく。少々高くついたが大幅に早く家に着いたので良しとしよう。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール GPS機器
ストーブ 燃料 ライター カップ クッカー カトラリー
【その他】 ヘルメット、モバイルバッテリー

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登った山

唐松岳

唐松岳

2,696m

五竜岳

五竜岳

2,814m

小遠見山

小遠見山

2,007m

地蔵の頭

地蔵の頭

1,673m

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