行程・コース
この登山記録の行程
望岳台(09:30)・・・吹上温泉分岐(10:10)・・・雲ノ平分岐(10:30)・・・十勝岳避難小屋(10:45)・・・十勝岳(13:00)[休憩 10分]・・・十勝岳避難小屋(14:30)・・・雲ノ平分岐(14:40)・・・吹上温泉分岐(14:55)・・・望岳台(15:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
十勝エリアを中心にバイクツーリング時に立ち寄った登山記録です。登山口付近のキャンプ場を文字通りベースキャンプにしました。国設白金野営場をベースとし、テントと登山に不要な荷物はキャンプ場に放置です。
実は前日に一度山頂アタックを試みたのですが、濃いガスに巻かれ安全のため仕方なく途中で下山しました。
二度目のチャレンジになるので、なんとか山頂に立ちたいという思いで登山を開始しました。
途中のぽっかりと開いたスリバチ火口、グラウンド火口の眺めは迫力があります。十勝岳は火山なので周囲に立木がありません。独特の景観です。
最後の頂上まではダメ押しの急坂で砂地なので足を前に進めてもズルズル埋まりながら前に上げた足が下がってきます。思ったほど上に登れず相当体力を消耗しました。
後ろを振り返ると正面の富良野スキー場あたりの上部に雲がかかっていました。おまけに強烈な向かい風です。ということはあの雲がこちらに向かって来ているということ。下山時にガスに囲まれて視界が悪くなるとルートが判別つかず危険な箇所がたくさんあります。引き返すか迷っているうちに、あっという間に一面ガスに包まれてしまいました。
下を見ると既にガスで登山道も何も見えません。もうこうなったらここで引き返すも山頂まで行ってから戻るも同じことです。相変わらず登りにくい砂地の斜面を這うように登り、あたり一面ガスの中、十勝岳山頂になんとかたどりつきました。
下りは望岳台まで戻るという高校生の団体と一緒に、ルートを外さないよう慎重に下山しました。
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バイクは望岳台の駐車場に停めました。テントや登山に不要な荷物はキャンプ場に置いてきたので、バイクが軽くて快適に走ってこれました。
冬にはスキー場になります。なんと雄大な景観なんでしょう。望岳台という響きもいいですね。
登り始めはこんな感じです。
岩がゴロゴロとして、登りにくいです。
所々急斜面があります。
正面が十勝岳です。まだまだ先があります。
左はスリバチ火口越しに見る美瑛岳です。
こちらはグラウンド火口越しに見る十勝岳です。
山頂に到着しました。砂地が登りにくくて疲れました。
下の方にガスがかかってきたので、ルートを見失わないよう注意しながら下山します。
十勝岳にも雪渓があります。
まだ先はありますが、なんとかガスに包まれることなく降りてこれました。
夏バージョンのキタキツネです。逃げるどころか寄ってきます。可愛いですがエキノコックス病を持っているので触らない方がいいんです。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 |
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