行程・コース
天候
初日:曇り時々晴れ、2日目:晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
須走五合目駐車場は満車で止められず、係員の誘導であざみライン途中の路肩に駐車しました。
この登山記録の行程
【1日目】
駐車ポイント(07:43)・・・1:39・・・須走口五合目(09:27)[0:05]・・・1:36・・・六合目(11:05)[0:02]・・・1:10・・・本六合目(12:45)[0:30]・・・1:19・・・七合目(14:10)[0:06]・・・1:11・・・本七合目(15:25)[0:04]・・・2:15・・・八合目(下山道分岐)(17:40)[0:00]・・・0:40・・・本八合目
【2日目】
本八合目(05:30)・・・1:38・・・九合目(07:08)[0:00]・・・1:08・・・須走口・吉田口頂上(08:26)[0:10]・・・1:04・・・八合目(下山道分岐)(09:35)[0:05]・・・0:25・・・本七合目(10:05)[0:05]・・・0:35・・・七合目(10:45)[0:05]・・・2:25・・・砂払五合目(13:25)[0:15]・・・1:35・・・須走口五合目(15:30)・・・1:10・・・駐車ポイント(16:40)
※コース定数:59(行動時間:19.8h)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
須走あざみライン入口で「五合目駐車場満車」の看板が出ていましたが、今日は日曜日なので下山者が多くて駐車場も順に空きがでる予想して、そのまま車を進めました。しかし馬返しを過ぎて少し進んだところで警備員に止められました。
撮影機材:Nikon D300+28mm f2.8D
フォトギャラリー:40枚
警備員の指示に従い、路肩に駐車しました。停めた位置から上部には延々と路駐の車が続いていました。
登山装備を整えて登っていく人たちがいますが、ここはいったいどの辺りなのでしょうか。腕時計の標高は1620mとなっているので、五合目まで400m近く登らないといけないようです。
用意してきた朝食用お弁当を車の中で食べた後、登山装備を整えます。
1時間半以上かけてようやく須走口五合目。高山病予防のため五合目で軽い運動やゆっくる過ごした方がよいといわれますが、既にかなりの運動量で準備完了。標高1970mです。
始めの舗装された階段を登りきったところにある古御岳神社。
神社から先は本格的な登山道になるのですが、よく整備されていて歩きやすいです。
ガスがかかってきたので視界が悪くなりました。
左手を見ると遠くに下山道が見えます。たくさんの人が下山しています。この付近は登山道と下山道が分かれています。
背の高い立木は減ってきたものの、この付近には、まだ緑が多く残っています。
少し山頂が見えました。雲が多いですが、天気が崩れるという感じではありません。
登っている間に天気回復。ようやく六合目の長田山荘に到着。
過去にはこの場所で滝のような大雨となり、軒下で雨宿りしたことがあります。
六合目付近から上は森林限界。背の高い立木はなくなり、低木や草だけとなります。まもなく本六合目の瀬戸館が見えてきました。
山頂の方を眺めてみました。山頂は、また雲がかかってきました。暑いので曇ってくれたほうがありがたかったりします。
ここでお昼にします。カップヌードルが800円で、びっくりするほど高いですがやむを得ません。
次は七合目を目指して出発です。だんだん傾斜がきつくなってきました。
遠くの方にきざきざの山が見えますが、八ヶ岳だと思われます。
七合目の太陽館に到着しました。
過去にはここで暴風雨となってしまい、登頂を断念したことがありますが、今回は正直暑いです。
どんどん高度を上げていきます。先ほどの太陽館が下の方に小さく見えます。
そして本七合目の見晴館に到着です。
ようやく本八合目の胸突江戸屋に到着しました。今日はここに宿泊します。1泊2食付きで8000円です。朝食はご飯のお弁当かカロリーメイトなどの行動食セットのどちらかを選べます。
この付近は吉田ルートとの合流地点なので大変込み合います。
寝床は布団1枚に2名の割り当てですが、昨年から一人ずつ寝袋が用意されたとのことです。狭いながらも環境改善の努力がなされているようです。
食後、寝るまでにはまだ少し時間があるので小屋前をぶらぶら散歩しました。丁度雲海に影富士が写り、とてもきれいでした。何か水彩画でも見ているようです。
山頂は晴れています。明日も晴れてくれればいいのですが...
さすがに標高3400m付近では空気が薄く、時々頭痛がします。そんな時は、腹式呼吸で深呼吸すると収まります。
まもなく日が沈みます。
ビールでも飲みたいところですが、高山病症状と酒酔いの相乗効果でさらに気分が悪くなるのを防ぐため、あえて飲酒は控えました。多分、缶ビール1本ぐらい大丈夫なのでしょうけどね。
小屋の中では午前2時ごろ山頂ご来光組が出発するのでザワザワします。そして朝になりました。予想通り、夜中に息苦しくて何度か目が覚めたのですが、その度に深呼吸してしのぎました。おかげで、朝起きても軽い頭痛で済み、それも深呼吸で治る程度で済んでいます。
日の出の時刻ですが、雲が多いのでご来光はまだです。
本八合目を出てから30分後ぐらいの午前6時、今日初めての太陽が雲間から現れました。
すると、登山道や下山道のあちこちから歓声起こりました。まあ、これが本日の御来光ということですね。
ときどき頭痛が襲ってきますが、その度に深呼吸で復活させます。
軽い頭痛以外、体力的には問題なく高度を稼いでいきます。
八合五勺の御来光館に到着しました。
御来光館付近から山頂方面を見てみます。
とてもいい天気です。
御来光館が完全に雲よりも高い位置にあるのがわかります。標高3450mです。
それでも、登りはさらに続きます。
はるか下の方、バナナの形に見えるのが五合目駐車場です。
雲の上側をさらに高い位置から眺めるなんて、飛行機の窓から以外日常ではありえない光景です。
九合目の鳥居が近づいてきました。
登山道は徐々に狭く険しくなっていきます。
昨日、七合目付近で見えたギザギザの八ヶ岳らしき山が、今度はもっと低い位置に見えました。
こちらの標高の方がもっと高い位置にあるということが実感できます。
ようやく九合目。ここは神社だけで山小屋がないので、実質通過となります。
九合目付近から見た山頂方面です。山頂鳥居が少し見えてきましたが、なかなかたどり着けず、もどかしいです。
もう少しで頂上。しかし、最後の一区間がとても辛いです。
ここまで来れば山頂に着いたも同然ですが、空気が薄いので一歩一歩がかなり苦しいのです。
山頂手前の狛犬がお出迎えです。
ようやく着きました。富士山頂上浅間大社の奥宮前です。標高は3710mです。
山頂から下界の方を見てみましょう。
しかし雲が多く、いわゆる御殿場やら富士五湖などの下界は望めませんねぇ。
ということは、下界からも富士山頂は見えていないでしょうね。
この付近は須走口・吉田口頂上と言います。山小屋前の通りです。
山小屋通りの裏手から火口の方へ行ってみましょう。
正面のひときわ高い部分が、日本最高地点の剣が峰。本当はあちらが3776mの富士山山頂なのですが、そんな細かいことはどうでもよいでしょう。
左下の斜面に突き出ているのが虎岩と言うそうです。確かにトラが伏せているようにも見えますね。
深さ200mもある山頂火口の底を撮ってみました。赤いマグマや溶岩が見える訳ではありませんが、高低差があるのでとても怖いです。
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
| 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス |
| ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 |
| 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | ||
| 【その他】 マスク | |||||




