登山記録詳細

無雪期登山
参考になった 2
はじめての南アルプス「仙丈ケ岳」(北沢峠こもれび山荘前泊) 仙丈ケ岳(南アルプス)
img

記録したユーザー

Virginia さん
  • 日程

    2019年9月30日(月)

  • 利用した登山口

    北沢峠  

  • パーティ

    2人 (Virginia さん 、ほか1名)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:9月29日(日)
    自宅発8:20⇒所沢IC 関越道⇒鶴ヶ島JCT 圏央道⇒八王子JCT 中央道⇒(途中八ヶ岳PAで昼食)諏訪IC⇒R20⇒R152⇒南アルプススーパー林道(伊那市営林道アルプス線)⇒仙流荘駐車場着13:10
    【南アルプス林道バス】仙流荘発14:20⇒北沢峠着15:15
    *自家用車は仙流荘駐車場まで。仙流荘からは乗り入れ不可のため南アルプス林道バスに乗り換え要。
    *仙流荘駐車場は約150台駐車可。林道を挟んで反対側にも駐車スペースあり。協力金200円を入り口の箱に投函する。

  • 天候

    晴れ、午後一時霧

この登山記録の行程

北沢峠(05:38)・・・五合目(大滝ノ頭)(07:25)・・・小仙丈ヶ岳(08:38)[休憩 10分]・・・仙丈ヶ岳(10:15)[休憩 12分]・・・仙丈小屋(10:54)[休憩 37分]・・・馬の背ヒュッテ(12:30)[休憩 10分]・・・大平山荘(15:35)・・・北沢峠(15:53)

総距離 約8.9km 累積標高差 上り:約1,242m
下り:約1,242m
コースタイム 標準:7時間25分
自己:9時間6分
コースタイム倍率 1.23
南アルプスデビューは『女王』仙丈ケ岳に挑戦することにしました。仙流荘から北沢峠まで南アルプス林道をバスで約55分、一気に標高約2000m地点まで上がります。
 こもれび山荘は北沢峠バス停前、仙丈ケ岳や甲斐駒ヶ岳の登山口にあります。
ここで前泊し、翌朝いよいよ登頂開始。登山道はほぼ急登の連続ですが、六合目で森林限界を越え、見晴らしが良くなります。ここから仙丈ケ岳までは絶景で久し振りに好天の登山となり、北岳の向こうに富士山もきれいに見えました。
仙丈ケ岳山頂では、北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳などが一望でき、達成感もひとしおでした。
仙丈小屋で昼食を食べようと思ったら、ランチ営業はしていなくて、カップラーメンになってしまったのが残念でした。水も枯れていて、丁度予約の電話対応をしていて洗顔や歯磨きのうがいの水も持参するように話していました。
下山道についてスタッフに尋ねたところ、藪沢ルートが淡々とした下りで一番楽だということで、そちらに変更しました。ところが沢沿いの道も勾配は一定ながらも結構急降で、石が多くて歩きにくくて思っていたより距離感がありました。
大平山荘の前で初老の男性がベンチに座っていて(山荘の御主人?!)、林道ではなく林間の道を上って行った方が近道だと教えてもらいました。最後に頑張って上りきり、林道に出て、北沢峠に戻って来た時は、最終バスの7分前!何とトータル9時間超の山行は今までで一番の長時間歩行となりました。

詳細は以下の通り。

【仙流荘バス停】
仙流荘と駐車場の間にバス待合所の建物があり、バスチケットはこの中にある券売機で購入します。往復券の購入もできます。待合所の中で仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳のピンバッジ、お土産類、お菓子、おやき、うどん・そばを販売しています。

南アルプス林道バスHP
http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html

【こもれび山荘】
玄関を入って左側に受付があります。宿帳カードに記入して、宿泊費を前払いします。
1泊2日二食付き9,500円/人。
その奥に食堂(横長に木のテーブルとベンチ椅子)と図書スペースがあり、食堂の先右奥にカイコ棚形式の二段ベッド、突き当りのドアを入ると正面に洗面台(蛇口2個)、右手に男子トイレ、左手に更衣室(元シャワー室)と女子トイレがあります。
日曜日で宿泊客は12名。夕食は17:00~、消灯20:00、朝食は4:00~5:30で30分毎に希望の時間帯で食べられます。私たちは4:30~でした。6:00チェックアウト。
夕食メニュー:スープ、ロールパン、野菜サラダ、ペンネトマトソース、塩鮭のフライ・タルタルソースかけ、ご飯(お替り自由)、チーズヨーグルト、お茶
朝食メニュー(ビュッフェ形式):鮭の塩焼き、卵焼き(鮭と卵は一切れずつ)、きんぴらごぼう、青菜の漬物、昆布の佃煮、椎茸の煮物、梅干し、ご飯、味噌汁、お茶

こもれび山荘 HP
https://www.ina-city-kankou.co.jp/yamagoya/kitazawa/

【登山口~五合目(大滝の頭)】
 バス待合所横の登山口の他に、少し坂を下った所にも登山口があります(二合目方面標識あり)。
私たちはバス待合所横から登り始めました。出発時点で既に外は明るかったのでヘッドライトは使用せずに済みました。山に朝日が当たって綺麗でしたが、森林に邪魔されて山だけの写真は撮れずに残念でした。写真では斜面が急な様子が伝わって来ないのですが、林間コースの急登です。

【五合目~小仙丈ケ岳(標高2864m)】
六合目が近づくと森林限界を越えて周囲の山々が見え、六合目からは正面に小仙丈ケ岳が見えてきます。少し紅葉が始まっています。小仙丈ケ岳の山頂からは、目指す仙丈ケ岳と小仙丈カール・仙丈藪沢カールが見え、とても美しい山容に心が弾みます。

【小仙丈ケ岳~仙丈ケ岳(標高3033m)】
小仙丈ケ岳からは急なガレ場を一旦下り、尾根を登り返します。一つ目のピークからは山の裏側を巻いて二つ目・三つ目のピークを越えて、四つ目のピークがようやく仙丈ケ岳山頂です。南側には北岳と富士山、東側には甲斐駒ヶ岳、そして日本アルプスと360度の眺望がとても素晴らしく、疲れも吹き飛びました。

【仙丈ケ岳~仙丈小屋】
山頂からは下に仙丈小屋が見えます。仙丈藪沢カールを周りながら急な下り坂で、既に足の指や爪先に痛みが出ていたこともあり、時間がかかってしまいました。
仙丈小屋では、ビール・ジュース・コーヒー・カップヌードルしかなかったのが想定外でした。外には木のテーブル&ベンチがありましたが、日差しが強かったので、階段で2階に上がり小屋の中でカップヌードルを食べました。トイレは1階の奥に男女別にありました(200円)。

【仙丈小屋~馬の背ヒュッテ】
仙丈ケ岳とはおさらばとなり、林間コースに入ると馬の背ヒュッテがあります。こちらもメニューは仙丈小屋とほぼ同じですが、正面を右に折れると先に流し台と木のテーブル&ベンチがあります。流し台では飲料水を汲むことがことができました。私たちはここで魚肉ソーセージでたんぱく質補給をしました。

【馬の背ヒュッテ~大平小屋】
 馬の背ヒュッテから10分位下ると、大滝の頭(五合目)方面と藪沢 重幸新道方面への分岐があり、私たちは藪沢ルートを下りました。沢沿いの岩がゴロゴロした道を延々下って行きます。分岐から30分位下った辺りに右手に小さな滝があり、ここで小休止。ゼリー飲料で栄養補給しました。さらに30分位下った所で、沢に丸太橋が架かっていて渡って反対側へ出ます。この後は沢の崩落地帯を避けるように登山道を登って行きます(伊那市の看板あり)。その後は下りとなり、最近設置されたばかりと思われる金属製の階段があります。足先を痛めていたのでコースタイムを大分オーバーしてしまい、
標高差がなくなった地点からは最終バス(16:00発)の時間が迫っていたのでスピードアップして必死で歩きました。

【大平小屋~北沢峠】
 大平小屋の先の林道(バス通り)の脇に北沢峠への近道の標識があり、そちらを進みましたが、つづら折りの上りで疲れ果てた身体にはとても急に感じました。10分位で林道に出てカーブを曲がると正面奥にこもれび山荘が見え、北沢峠にやーっとの思いで戻ってくることが出来ました。

藪沢ルートと藪沢小屋経由の大滝の頭ルートとどちらを選択すれば良かったのか・・・
疑問が残りましたが、久し振りに雄大な景色が見られた南アルプスデビューを無事に終えられたことに達成感のある山行でした。
 
 仙流荘までバスで戻った後は、自家用車で「信州高遠温泉 さくらの湯(仙流荘のバス待合所に割引券あり)」へ向かい入浴後、伊那市街のファミレスで夕食を摂り、帰路につきました。

 さくらの湯 HP
 https://www.ina-city-kankou.co.jp/sakuranoyu/information/

登山中の画像
登山画像
仙流荘バス停。正面奥が待合所
登山画像
仙流荘駐車場
登山画像
待合所内のバス券売機
登山画像
バスで北沢峠到着
登山画像
南アルプス林道バス
登山画像
北沢峠標識
登山画像
北沢峠バス待合所
登山画像
こもれび山荘内寝床。一人ずつカーテン仕切り・…
登山画像
ベッド前から食堂。
登山画像
こもれび山荘内見取り図
登山画像
夕食メニュー
登山画像
北沢峠の仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳の登山口
登山画像
一合目標識
登山画像
林間コースの登山道
登山画像
二合目標識
登山画像
整備された登山道
登山画像
三合目
登山画像
写真だと急に見えないですね
登山画像
五合目 大滝の頭
登山画像
六合目 森林限界を越える
登山画像
小仙丈ケ岳へ続く道
登山画像
小仙丈ケ岳山頂 奥が仙丈ケ岳
登山画像
仙丈藪沢カールが美しい
登山画像
東方に富士山と北岳のシンクロ
登山画像
仙丈ケ岳と仙丈小屋との分岐
登山画像
一つ目のピークを巻いて山頂に続く尾根道
登山画像
山頂直下の最期の上り
登山画像
仙丈ケ岳山頂到着~!
登山画像
仙丈小屋。右下にメニューあり
登山画像
仙丈小屋のトイレ入り口
登山画像
仙丈小屋からの下り道
登山画像
馬の背ヒュッテ 右に進むと
登山画像
水場あり
登山画像
藪沢ルートと大滝の頭ルートとの分岐
登山画像
藪沢ルートの下り道
登山画像
滝に癒される
登山画像
丸太橋を渡って沢の反対側へ
登山画像
崩落地帯を避けて上り
登山画像
金属製の階段を下りる
登山画像
大平山荘前を通過 この先を右に登る
登山画像
林道に出た所にある標識
登山画像
信州高遠温泉さくらの湯
登山画像
さくらの湯入り口
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、サブザック、防水スタッフバック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、サングラス、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、登山計画書(控え)、健康保険証、ホイッスル、ファーストエイド・医療品、虫除け・防虫薬品類、熊鈴・熊除けスプレー、行動食、テーピングテープ、トレッキングポール、マット(個人用)、カップ
【その他】 スマートフォン、活動量計、眼鏡、機能性タイツ、敷シート、携帯ティッシュ、ウェットティッシュ、日焼け止め、目薬、クレンジングシート、ボディシート、水のいらないシャンプー、洗口液、歯ブラシ、スキンケア用品、アイブロウ、リップペンシル、色付き日焼け止めリップクリーム
参考になった 2

※この登山記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください

関連する現地最新情報

  • 甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
    甲斐駒ヶ岳 七丈小屋
    登山口から積雪あり。五合目から前爪アイゼン。冬期営業中(宿泊要予約、売店は日帰り利用不可)
    21年01月21日(木)

登った山

類似するモデルコース

関連する登山記録

もっと見る

Virginia さんの他の登山記録

もっと見る

参考になった 2

※この山行記録が、あなたの登山計画の参考になった場合
感謝の気持ちを込めて、右のボタンを押してください

[このページのトップに戻る]

こんにちは、ゲストさん
◆東京の天気予報[山域を変更]
明日

晴時々曇
明後日

晴時々曇
(日本気象協会提供:2021年1月28日 11時00分発表)
[ログイン]
ユーザ登録・ログインすることで、山頂天気予報を見たり、登山履歴を登録・整理・分析して、確認できます。
NEW 冬の必携装備! チェーンスパイクの新モデル
冬の必携装備! チェーンスパイクの新モデル ブラックダイヤモンドから新登場の3つのチェーンスパイク。元ガイドの保科雅則さんと、12月下旬の八ヶ岳でチェックしました。
NEW パタゴニアの新しいテクニカルフリース
パタゴニアの新しいテクニカルフリース パタゴニアのRシリーズに、寒冷下での活動に適したジグザグ織りの新モデルが登場。アンバサダー3人の使い方にも注目! 
NEW 山と溪谷社90周年記念シェラカップ
山と溪谷社90周年記念シェラカップ 山と溪谷社は創業90周年を迎えました。オリジナルシェラカップを作成しましたので、数量限定で販売いたします。
NEW 悠久の大自然を体験 秋田白神山地レポート
悠久の大自然を体験 秋田白神山地レポート 小林千穂さんと、公募で選ばれた6名が秋田白神山地へ。ベテランガイドと五感で楽しんだモニターツアーをレポートします!
NEW 六甲山に登ろう。六甲山ナビOPEN!
六甲山に登ろう。六甲山ナビOPEN! 神戸のシンボル、六甲山。初心者向けの六甲山登山情報を掲載するWEBサイト「六甲山ナビ」が12月18日にオープン!
NEW スノーシューで 雪山を楽しもう!
スノーシューで 雪山を楽しもう! この冬は真っ白でふかふかの雪の上を歩くスノーシューハイキング! おすすめエリアや楽しみ方を紹介します。
NEW 晩秋の蒜山で最新保温ウェアを試す【山MONO語り】
晩秋の蒜山で最新保温ウェアを試す【山MONO語り】 山岳ライター高橋庄太郎さんの連載。今回は新素材を使ったノローナのアクティブインサレーションをチェック!
【山の麓に住む】北アルプス山麓 移住者座談会
【山の麓に住む】北アルプス山麓 移住者座談会 北アルプスの山麓、小谷・白馬・大町・松川・池田の5市町村で暮らす。5人の移住者に仕事、遊び、暮らしについて聞きました。
NEW 山で見つけた「巨岩」「奇岩」フォトコン開催中
山で見つけた「巨岩」「奇岩」フォトコン開催中 なぜ、ここにこんな岩が? スマホの中に、そんな巨岩・奇岩の写真がありましたら、ぜひご投稿ください!
NEW 初心者から楽しめる、関西の日帰り登山コース
初心者から楽しめる、関西の日帰り登山コース 3~4時間で気軽に登れる、滋賀・京都・奈良・大阪・兵庫にある人気・定番コース6選
紅葉フォトコンテスト、開催中!
紅葉フォトコンテスト、開催中! 紅葉シーズンも終盤、街の街路樹の木々も色づいてきました。今は標高1000m以下の山が、紅葉の見頃です!
登山は「下山」してからが楽しい!?
登山は「下山」してからが楽しい!? 登山後、すなわち下山後の楽しみの1つが山麓グルメ。ご当地名物料理から、鄙びた食堂の普通の料理まで、その楽しみ方を指南!