行程・コース
天候
晴れ,山頂ガス,下山後の山頂はガスが抜けていた
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
前日北九州(14:00)発~R10~別府・大分・佐伯~東九州道(無料区間)~道の駅北川はゆま泊(20:30頃着)・・・大分市内はラグビーの影響なし。
当日道の駅はゆま(5:10)~R326~北川町川内名(下赤簡易局のところ)から林道に入って祝子川登山口へ(6:10着)
この登山記録の行程
大崩山登山口(06:30)・・・大崩山荘(06:55)・・・林道分岐(07:33)・・・小積ダキ(08:30)[休憩 5分]・・・三差路・・・大崩山(09:26)[休憩 20分]・・・三差路・・・上ワク塚基部・・・袖ダキ展望所・・・水場・・・ワク塚分岐(11:46)・・・大崩山荘(11:57)・・・大崩山登山口(12:13)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ナビでは登山口まで県道207号を案内していたが,北川の道の駅を出て直ぐに案内標識の通りに行ったら北川町から林道を進んだ。帰りも林道を進み,大分県境のR326のトンネルの直ぐ手前に出たので,北側からアクセスするのであれば,延岡を経由しなくともよいので早いし,狭くてカーブも多いが全舗装なので走るのには問題ない。
さて,大崩山登山口には約20台弱の駐車数。山側に停めているのもあるが,落石が気になったので川側の路肩に駐車。
登山口には三里河原コースの登山道が崩落していて通行止めと立て看板があった。
山を周回しようと思っていたが坊主尾根から登って,ワク塚尾根を下るコースに変更して登山開始。
山荘まで沢に沿って横歩きで梯子やロープの箇所もある。
山荘下で分岐して河原へ,ここを徒渉するはずだが対面のどこに向かったらよいのかが良く判らない。大きな丸い岩がゴロゴロしているなか,ウロウロして赤リボンを見つけて岩飛びで対面へ渡った。
そこから暫くは沢沿いになだらかな斜面を行ったが,次第に急斜面になり梯子,ロープが出てきて面白くなってくる。
巨大な岩の隙間や岩の上を縫うように歩き難しいところには梯子やロープがあって,至れり尽くせりだ。
中腹から上にはガスが掛かり,見晴らしさっぱり。しかし下のほうは良く見えるので○○の穴がムズムズする。
山頂からも何も見えず,先に到着した若者と少し話をした。
ワク塚から上がってきたそうで,三里河原に降りる予定と言ったので,途中の登山道は通行止めと看板表示があった事を話した。
もうひとつ,マーキングが乏しく踏み跡が不明瞭なうえ,あちこちにあるのでどこに行ったら良いのか判らなくなると。私も同じく渡渉点の河原がそうだったことを話して,出来れば岩にペイントマークが欲しいですね,木のリボンも少し短区間で見易いところにあるといいねと意見が一致。ルート上の注意版には国定公園内なのでキャンプ,焚き火,ペイント禁止とあったので敢えてマークをしていないのだろうが,アルプスなどではあるので安全のためにして欲しいと思った。
ワク塚尾根を下ったら,案の定,道迷い数度。幸いにもスマホに“ジオグラフィカ”を入れていたのでその都度ルートに戻って事なきを得たが,斜面の縦横移動は結構疲れる。
こちらのルートもかなり急で,梯子やロープが結構設置されていた。ムズムズする箇所は展望箇所に出た時ぐらいでそれは坊主尾根のほうがある。
祝子川の渡渉点は,坊主尾根の側よりも大きな岩が近くにあって飛び易く問題はなかったが,ここも対面の取り付き箇所が見難く目を凝らしてリボンを見つけた。
その後,斜面を横移動し山荘経由無事に駐車場に到着した。
帰りに,祝子川温泉美人の湯(¥520)に入ってザルそばを食べて帰ってきた。そばの香りが良かった。
その駐車場に祝子川(ホオリ川)の地名の由来があった。
ホオリとは天孫ニニギノミコトの子供で海彦,山彦の物語の山彦であること。
祝子川はホオリノミコトの産湯で使った川なのでホオリ川と呼ばれ,ホオリが田の神なのでこの辺りに雀がいないのだとか。
古事記には出てこないローカルな話もあって,そこに行った事はいい記念になった。